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程暁農★大量失業は若者の不安の「圧力鍋」である。2022年5月27日


中国経済は大きく落ち込み、今年4月の工業、サービス業、消費ははっきり衰えている。中央政府は省級、地級、県級、郷級政府の役人10万人を集めて経済安定会議を開き、中南海がいかに経済救済に力を入れているかがわかる。

同時に、中国の都市部の本当の失業率は20%に治下付いているが、政府発表の失業率はずっと真相をおおいかくしたままだ。大規模な失業は中国の未来の長期経済と社会問題となっており、1990年代以後の何代もの人々の生活環境はますます厳しくなっている。

★中国経済の低迷、北京は10万人ネット対策会議

5月25日午後3時、中国は「経済安定化に関する全国テレビ会議」を開催した。経済観察報によれば、省級、地級、県級、郷級レベルの要人を含め、最大10万人が参加した前代未聞の規模だった。

省級、地級、県級、郷級レベルでは、市長、副市長、市政府の秘書長、副秘書長、市政府の当院、市政府や経済関連の責任者、金融機関の責任者などが参加した。

この会議の目的は中央の新経済政策の発表ではなく、各地方がしっかりと経済安定政策を実行せよと督促することだった。一言で言えば、全国の各省では一致団結して経済の衰退を救え、というものだ。

この会議では、国家発展改革委員会の何立峰主任委員、劉峰財政部長、李克強総理が相次いで発言し、一連の経済データを開示した。そのデータは中国経済の低迷の現状が実に深刻さを表していた。

例えば、今年4月の鉱工業生産は2.9%減、社会的電力消費量は1.2%減、消費財小売販売額は11.1%減、サービス業生産指数は6.1%減だった。経済成長どころか、経済の深刻な収縮だ。

経済収縮の直接の原因は当然「ゼロコロナ政策」の推進だが、それ以前に中国経済に衰退の兆しがはっきりあらわれていた。「ゼロコロナ」はそれに拍車をかけただけなのだ。

李克強はまた、経済の将来に関わる2つの情報にも言及した。

まず第一に、4月の税収が5.9%減となったため、地方の財政が逼迫し、いくつかの省が「中央政府から借金ししたい」と国務院に報告していた。

しかし、李克强は、中央財政は軍事費、国防費、義務教育などの負担をしており、残っているのは特別な大災害に対する首相の予備費しかない、と述べた。彼の言いたいことははっきりしている。地方政府は金がないなら自分たちでなんとかせよ、ただし増税はダメ、ということだ。

そして、中央政府から借金するのは諦めろ、と。自分たちにお金がなければしっかり経済を安定させなければ、「コメなしで飯を炊く」(条件が備わっていなければ、どんな有能な人でも事を成し遂げることはできない)になる、と。

第二には、中国の製造業の70%は輸入部品に頼って生産を維持しているが、4月の輸出入の伸びはゼロであった。 つまり、企業は将来の生産拡大のために部品の輸入を増やすことを計画していないため、製造業は新型コロナ流行が終わったとしても、すぐに回復することはないということだ。

一方、昨年末には1億5千万社の企業があったが、今年4月末には、多くの企業が倒産して廃業し、商工局への事業登録を取り消した。昨年同期に比べ13%近く減少している。 企業が15%近く減れば、労働力として20%以上の従業員が失業者の仲間入りをすることになる。

★中国の失業者はどのぐらい?

なぜ15%の企業が倒産すると、20%の従業員が失業するのか? それは倒産企業は全員解雇だが、まだ倒産しない企業も自衛上、リストラに走るからだ。だから元の雇用者数に対する失業者数の割合は倒産企業より多くなるのだ。

公式統計によると、中国の都市・町の就業者数は約4億4千万人であり、仮にその20%が今年解雇されたとすると、8千8百万人が解雇されたことになる。すでに失業している都市部の人口と、就職が困難な今年の新卒者1000万人を加えると、都市部の失業者総数は1億人を超える可能性がある。

都市部の失業率はどういうデータに基づいて計算するのか。失業率とは失業人口が労働年齢の人口のどのぐらいの割合かによる。老人と子供は修行可能人口に数えられない。

2021年の第7次全国人口調査によると、中国の都市部の常住人口は9億人で、全国の16歳から59歳の労働年齢人口は総人口の63%だ。つまり9億の都市人口のうち、労働年齢人口は5.7億人だ。その中の1億人が失業すると、都市部の失業率はだいたい17.5%になる。これは控えめな数字で、実際にはさらに高い可能性がある。

しかし、5月25日の本会議で開示された関連データは、都市部調査失業率の全国平均が6.1%、主要31都市で6.7%、16歳から24歳の若年層の失業率は18.2%だった。

このうち、若年層の失業率だけは、筆者の推計する都市部の失業率17.5%に近い。政府発表の失業率のいみするところは何か?なぜ、こんなに低いのかということは、中国国家統計局の発表数字に隠された事情がある。

★政府発表に失業率が隠す真相

中国政府は経済成長に関するデータは誇張するが、マイナス面は極力隠そうとする。失業率はずっと真相が覆い隠されてきたデータだ。

中国国家統計局は長い間、公式に認められた失業率として都市部の登録失業率を使用してきたが、これは全く信頼できない統計である。

いわゆる都市登録失業率とは、都市部に住む人々が失業手当を得るために社会部門に行き登録した数である。
 しかし、少額の失業手当を支給するための政府の規定は非常に厳しい。

都市部に居住し、失業者の元の雇用主が数年間連続して政府の失業保険に加入していること。元の雇用機関から解雇証明書を取得しなければならない、内職は厳禁など。

多くの中小企業はコスト削減のために、従業員に失業保険加入させていないので、彼らは失業者として登録されない。失業者は登録しなければ、政府にとってはいないと同じことだ。
 
 こうして、政府の統計に現れる都市失業率はずっと良いときも悪いときも常に3%前後で一定している。また、国家統計局は長年、故意に本当の失業率を公表せず、就業者数のみ公表してきた。

5年前に中国の失業率が悪化したことで、それをごまかすために2018年から「都市部調査の失業率」が発表されるようになった。この統計は農村の失業は除外されており、家族が数ムー(1ムー=666.7平方メートル)の土地を持って入れば家族は失業とはされず、都市部の失業率のみ発表される。

農村出身の若い世代の多くは、都市で短期間働くか、中学や大学に通うが、都市で比較的安定した職を得られない以上、生活が成り立たず、田舎に戻ることが多い。しかし、国家統計局では常に田舎で雇用されているとみなされる。

実際には、相当数の農村出身の若者は農業技術も意欲もなく、農村で何もやることがないままでも、失業者とはカウントされない。

第二に、この都市部調査の失業率は、統計局がサンプル調査方式で求めた失業率の範囲が非常に狭く、田舎から都会へ流れる移動人口はほとんどカバーされていないことだ。

また、都市部失業率調査では「フリーター」という概念が使われており、事実上の失業者であってもインターネットで少しでも何かを売っている多くの人は失業率から除外されている。

繰り返しになるが、中国は広いので、都市部の失業調査は、より包括的で正確なものにするためには、できるだけ大きなサンプルをとるべきだ。

しかし、国家統計局のサンプル数は都市部の8万5千世帯でしかない。これは都市部の雇用の1万分の3に過ぎず、サンプル率は米国の失業率調査の半分以下である。

こうした手練手管で、中国は2018年以来、都市部の失業率はずっと5%に「やや高止まり」したままだ。新型コロナの流行で経済が悪化しても、この失業率は0.5ポイント上がっただけだ。政府の都市部失業率調査というのは失業状況というより失業状況を覆い隠すものなのだ。

★何千人もの大卒が「公務員」に殺到

就職難は、中国の都市部の高い失業率に起因する必然的な結果だ。2021年には大学卒業生は1020万人だ。そのうち212万人が公務員試験を受け、462万人が大学院入試を受け、900万人が教員資格試験を受けている。合計すると延べ1574万人になる。

つまり、この中には掛け持ちで二種以上の試験を受けていいる。今年も1076万人が大学を卒業するがおなじことだろう。

大学院の試験を受けるのはキャリアアップのためだとして、残る人々はなぜ皆、公務員や教職試験を受けたがって、企業に就職しようとはしないのか?理由は簡単極まる話で、企業が新人を採用しようとしないからだ。

では、公務員なら、各種の学校なら就職できるのか?中国の現在のホワイトカラーの就業先をみればすぐわかる。過去数年、中国のホワイトカラーはずっと5000万人台で、そのうち公務員が三分の一、教師が三分の一で残りがIT産業や金融業などだ。

では大卒が政府や教育分野で仕事にありつけるのか?5000万台のホワイトカラーの就業者で退職するのは毎年平均150万人にすぎない。それも必ずしも新人を採用するわけではない。だからせいぜい就職できるのは10分の一で、残りはブルーカラーになりたくなければ失業しかないのだ。

大卒は一年以内に仕事を見つけなければ、長期失業者になりかねない。というのはまたあらたに1000万人の新卒大学生が就職市場に投入されてきて、自分たちがおしやられてしまうからだ。つまり、中国の都市部の真の失業率というのは失業する大学生だけで、毎年1.5ポイント増えているのだ。

好景気に沸く中国で生まれた90年代以降、00年代以降の若者たちは、今、自分たちの人生の将来がこれほどまでに暗いものになるとは想像もしていなかっただろう。

中国の文化大革命の時代、経済が低迷し、中卒者を都市部の仕事に就かせることができなかった政府は、大多数の中卒者に「山へ行き、田舎へ行け」という政策を実施し、全員を田舎で農民として働かせることを強要した。

2年前、中国政府は大学生を対象に「山へ行き、田舎へ行く」というスローガンを再導入したが、失敗に終わったが、これをみても当局が失業大卒生に対して打つ手がないことがわかるだろう。

★大規模失業の潜在的脅威

中国の経済状況や失業規模を分析するには、二つの面が必要だ。一つは経済の低迷と長期的な失業動向。二つ目は新型コロナ流行による都市部における停滞という短期的な影響だ。

失業問題は悪化しつつあるという面と、経済の短期的な経済停滞という要素がある。新型コロナ流行以来、大量の中傷製造業企業が倒産し、大量の商業サービス小企業が破産したのは新型コロナの衝撃によるものだが、こうした新たな失業は何千万人という失業者が長期的な失業に陥る可能性がある。

都市部の失業者の激増は、経済の悪化だけでなく、教育を受けた若者の社会や当局に対する不満が高まっていることを表している。

中華民国時期に、大量の青年たちが共産党に身を投じたのは、マルクス主義が反抗的な若者への呼びかけの他に、と王子の学生たちに就職先がなかったことも理由の一つだ。

現在、中国の若者の将来への期待は、より良い未来への希望から恐怖へ、恐怖から絶望へと変化しつつあり、その過程は次第に始まりつつある。

中国共産党は社会の不満を防ぐために社会的監視を強化しているが、監視は表面的な社会の不満を一時的に抑えるだけで、若者の絶望を変えることはできない。

大量失業がバーナーの火で、若者の不満は鍋の中の水のようなものだ。いずれは沸騰しかねない圧力鍋なのである。(終わり)

程晓农:失业:中国的秘密和真相
2022.05.27

中国经济正在下滑,今年4月,工业、服务业、消费都明显下降。各级官员十万人奉命参加中央的稳经济大会,表明中南海挽救经济之心何其迫切。与此同时,中国城镇的真实失业率正向20%挺进,而官方的失业率数据始终在掩盖真相。大规模失业将成为中国未来的长期经济和社会问题,90后的几代人会面临越来越艰难的生存环境。

一、中国经济大滑坡,北京开十万干部视频大会稳经济

5月25日下午3点,中国召开了一次“全国稳住经济大盘电视电话会议”。这个会议算得上是个史无前例的大规模会议,《经济观察报》报道,参加人数高达十万人,包括地级市、区一级以及乡镇一级的主要官员。以地级市为例,市长、副市长,市政府秘书长、副秘书长,市政府党组成员,市政府与经济有关各部门负责人,市里金融机构负责人等。召开这个会议的目的不是为了出台中央新的稳经济政策,而是为了敦促各地落实本地的稳经济政策。一句话,要全国各省市上下一起出力,挽救下滑的经济。

这次会议上,国家发改委主任何立峰、财政部长刘峰、总理李克强先后讲话,披露了一系列经济数据。这些数据表明,中国经济滑坡的现况确实十分严重。仅举几例:今年4月工业生产下降2.9%,全社会用电量减少1.2%,社会消费品零售额跌落11.1%,服务业生产指数下降6.1%。这样的经济形势,当然谈不上经济增长,而是经济严重萎缩。经济萎缩的直接原因当然是“清零”政策的推行,但此前中国经济由盛转衰的迹象已经十分明显,“清零”政策只不过是雪上加霜而已。

李克强还提到了两个事关经济未来走势的资讯。其一,由于4月全国的财政收入扣除退税后减少5.9%,地方财政入不敷出,非常吃紧,有几个省已经向国务院打报告,想从中央财政借钱度日。但李克强表示,中央财政的钱要负担军费、国防开支、义务教育,只剩下一笔用于应对特大灾害的总理预备费算是机动资金。他的意思很明确,地方政府没钱,只能自己想办法,而且不许加税;至于向中央财政借钱,各地就死了这条心吧。地方政府没钱了,要落实稳住经济的政策也就成了“无米之炊”。

其二,中国70%的制造业要靠进口零部件来维持生产,而4月的进出口是零增长。这意味着,企业没打算为今后扩大生产而增加零部件进口,这样,疫情之后制造业企业不会很快复苏。另一方面,去年底全国的企业是1.5亿家,但今年4月底与去年同期相比,企业减少了近13%,因为大批企业破产倒闭,注销了在工商局的企业登记。企业减少将近一成半,就会有相当于两成的在岗员工加入失业大军。

二、现在中国多少人失业?

为什么一成半的企业关闭,会有约两成就业员工失业?因为,关闭的企业会全数裁员,但尚未关闭的企业也会裁员自救,因此,失业员工占原来的就业员工的比例,会多于关闭企业的比例。

按照官方统计,中国的城镇就业人数大约是4.4亿,如果今年被裁员的员工占两成,相当于被裁员工达到8千8百万,这是一个非常庞大的新增失业人口。如果加上城镇人口中原来已经失业的,以及今年新毕业的1千万难以就业的大学生,总的城镇失业人口可能超过1亿。

如何据此来估计城镇失业率呢?失业率是失业人口占劳动年龄人口的比例,因为老人和小孩不属于可就业人口。2021年第七次全国人口普查的数据显示,中国城镇的常住人口是9亿,而全国16岁到59岁的劳动年龄人口占总人口的63%。也就是说,9亿城镇人口当中,劳动年龄人口约为5.7亿,其中1亿人失业,则城镇失业率大约是17.5%。这是一个相当保守的估计,真实的失业率可能更高。

但5月25日的这次会议上披露的相关数据是,全国平均的城镇调查失业率是6.1%,在31个大城市为6.7%,而16到24岁的青年人的待业率是18.2%。其中只有青年人的失业率接近笔者估计的17.5%的城镇失业率。官方的调查失业率是什么含义,为什么似乎偏低?这就涉及到中国国家统计局公布的失业率背后的隐情了。

三、官方如何掩盖失业真相?

中国政府会夸大经济成长方面的数据,但同时也想尽办法压低负面经济数据,失业率就是一个它一直在掩盖真相的统计指标。

中国的国家统计局长期以来使用城镇登记失业率作为官方认可的失业数据,而那是个完全不可靠的统计。所谓的城镇登记失业率,是城镇户口的人为了得到失业补助金去社部门登记的人数。但批准给予少量失业补助的政府规定极为苛刻,要有城镇户口,失业者的原雇主必须连续几年为其购买过政府的失业保险,失业后要取得原就业机构给予的解雇证明,不能有任何小生意等等。很多中小企业为降低成本,不给员工购买失业保险,许多中小企业员工失业后无法领取微薄的失业救济,因此他们不会去登记失业。

失业者只要不去政府部门登记,政府便视若无睹。这样,官方的这个城镇登记失业率曾经变成一个常数,恒久不变,总是3%上下,经济好或者不好,都是这个数据。另一方面,国家统计局多年来都故意不公布真实失业率,只公布就业人数。

随着5年前中国失业现象日益恶化,为了掩人耳目,从2018年开始公布城镇调查失业率。首先,这个统计概念排除了农村人口当中的失业现象,假定农村户口的人家里有几亩承包的土地,不算失业,所以官方只公布城镇调查失业率。尽管很多农村户口的年青一代或进城短期工作,或进入中等专科学校或大专院校念书,只要未能在城市谋得相对稳定的职位,往往因入不敷出而回乡居住,但国家统计局一律视其为农村已就业人口。事实上,相当大数量的农村出身的青年既无务农技能,亦无务农意愿,在农村家中无所事事混日子,却从未被计入失业人口。

其次,这个城镇调查失业率不能反映真实失业率,因为国家统计局用抽样调查方法获得的失业率,其调查范围很小,尽量少覆盖从农村流入城市的流动人口;而在城市失业人口调查时,又用“自由职业者”这个概念,把许多事实上失业、但在网上卖一点东西的人口从失业范围中排除掉。

再次,中国地方大,按道理,调查城镇失业率应该尽量扩大样本才有更全面的代表性。但国家统计局只抽样8.5万城镇住户,仅占城镇就业人数的万分之三,抽样率不到美国失业调查的一半。而且,官方对样本覆盖地区保密,不让研究者了解,究竟这个样本的代表性有多大。

用了这些手法以后,中国从2018年以来公布的城镇调查失业率一直是5%略高;疫情后经济恶化,这个失业率也只不过上升半个百分点而已。与其说官方的城镇调查失业率是为了公布失业状况,不如说,它是为了掩盖真实失业状况。

四、毕业大学生千军万马挤“公”门

毕业大学生就业难,就是中国城镇失业率居高不下的必然结果。2021年全国有1,020万大学毕业生,其中212万人考公务员、462万人考研究生、900万人考教师资格证,加起来是1,574万人次。也就是说,其中有人同时在考两种以上与求职相关的资格考试。今年又有1,076万大学生毕业,依然如此。

考研究生的人是为了提升就业资历,那剩下的人为什么都挤到公务员考试和教师资格考试里面去,为什么没多少人去企业求职?原因很简单,企业都在裁员,而聘用新人的机会少之又少。

那毕业大学生能在政府部门或各种学校里找到工作吗?看一下中国现有的白领工作岗位数量就知道了。过去几年来,中国的白领职位一直是5千多万个,其中公务员占三分之一,教师占三分之一,剩下的是IT行业、金融业等等企业。毕业大学生想挤到政府部门或学校去教书,可能找到工作机会吗?这5千多万白领职位,平均每年只有150万人退休,而且不一定有钱招收新人,所以每年的大学毕业生当中,最多有十分之一可能找到白领职位,剩下的如果不愿意去做蓝领,就会失业。

应届大学毕业生一年内找不到工作,就可能变成长期失业,因为下一年又有1千万新出炉的大学毕业生在就业市场上求职,会把前两年毕业的人挤下去。也就是说,中国城市的真实失业率仅仅因为失业大学生,会每年增加1.5个百分点。

现在中国出生于经济繁荣年代的90后、00后青年人从未想象过,他们的人生前途会如此暗淡。中国的文革时期,因为经济停滞,政府无法安排中学毕业生在城市就业,就实行了中学生大部分“上山下乡”的政策,把他们统统强制赶到乡村去当农民。前两年,中国政府又重新提出了大学生“上山下乡”这个口号,虽然做不到,也可以看出当局对大学生失业问题的无奈。

五、大规模失业的潜在威胁

分析中国经济的表现或中国的失业规模,都需要区分两个方面:其一是经济欲振乏力、失业长期化的趋势;其二是疫情导致部分城市经济停摆的短期影响。显然,失业问题既有趋势性恶化这一面,也有经济短期停摆造成突发性失业潮这个近期因素。疫情以来,大批中小型制造业企业倒闭,大量商业服务业小企业破产,虽然是疫情的短期冲击造成的,但这些新失业的几千万员工可能会转变成长期失业。

城市失业人口大量增加,不仅代表着经济恶化,也意味着受过教育的青年人对社会和当局的不满上升。民国时期,之所以有大批青年人投奔共产党,除了马克思主义在召唤反叛青年之外,当时的中学生缺乏就业机会也是一个原因。如今,中国青年人对未来的期待正在从向往美好变成恐慌,从恐慌再走向绝望,这会需要一个过程,而这个过程正在开始。中共用强化社会监控来防范社会不满,但监控只能暂时压住表面上的社会不满,却无法改变青年人的绝望。那是一个“高压锅”,大规模失业就是锅子地下的火,青年人的不满则是锅子里的水,早晚可能沸腾。

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