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ルイス・レンヒフォ(2022年 ロサンゼルス・エンゼルス)【パワプロ2022 パワナンバー】

ルイス・ホセ・レンヒフォ
Luis Jose Rengifo

LAA(2019 - )

ユーティリティの理想形

 2014年にマリナーズと契約したものの、その後は苦しいシーズンが続いた。マイナーでは長打をそれなりに打つものの、打率は決して高くない数字だった。
 しかし2017年のオフにエンゼルスへトレードされると、ここで頭角を現し始めた。マイナーでハイアベレージを記録し、40人枠入りを果たす。2019年にはメジャーリーグを経験、108試合に出場したものの、メジャーレベルの投手相手にはなかなか結果が出なかった。
 2020年は不振に終わり、2021年も相変わらずの不振でマイナーとメジャーを行き来するシーズンに終わった。
 だが2022年はレンヒフォにとっての飛躍のシーズンとなった。デビッド・フレッチャーの代わりにメジャー昇格を果たすと、ユーティリティとしてチームにフィットした。ショートやセカンド、サードを守り、打撃面でも二桁本塁打を記録。初の規定打席到達を果たしたほか、ユーティリティ性が評価されてゴールドグラブ賞やシルバースラッガー賞の候補にも選ばれる活躍だった。
 WBCベネズエラ代表にも選出され、外野を守るなどしてやはりユーティリティとして活躍。
 2023年は活躍が期待されるシーズンだったが、打率が2割台前半と不振に苦しんでいる。エンゼルスのプレーオフ進出のためにも復活が待たれる。

2022年成績 .264 17HR 52打点 6盗塁

パワナンバー : 10000 61748 25596
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査定について

 内野を全ポジションハイレベルに守ってくれる安心感、レンヒフォの存在は確実にチーム力をアップしてくれます。
 守備能力はめちゃくちゃ高いというわけではなく、最も守備の評価が高いのは三塁。とはいえ二遊間も指標が滅茶苦茶悪いというわけでもなく、普通。ようやっとる。基本的に肩が強いタイプでダブルプレーなどで強みを見せる。

対左A

 対右OPS.628と正直これだけ見るとかなり微妙。でも対左だとOPS.909となり、左相手には打率も長打力もすべての面で圧倒。スイッチヒッターのメリットとは。

チャンスF

 得点圏OPS.572、なーにやってだ。

カット打ち

 規定打席に到達したうえで三振は79個、三振の少なさに定評あり。

エラー、送球E

 セカンドを693イニング守ってエラーが8つ。サード250イニングでもエラー5つ。ショート99イニングでエラー2つ。特に三遊間の守備になった瞬間に送球エラーが爆増していて、送球面の怪しさが気になるところ。

ひとこと

 スイッチヒッターでここまで左右の打席内容が乖離してるとこう……ね。めちゃくちゃ面白い選手だなと思います。

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