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わたしがお弁当をつくるわけ

57歳から弁当を作り始め3年めです。
カラーコピー機、印刷機のメーカーの開発部門にいます。
 創造性開発のために、座禅、mindfulness、山伏修行をやってたら、「菜食の弁当をお持ちください」とあり57歳から弁当を作り始めました。
降ってくるイメージを表現するのは、実に楽しいもので、続けています。ま、1番合ってる修行かも。
 そのうち既成品の弁当箱では、表現しきれないものがあり自分で弁当箱を作り、トータルで表現しています。安上がりだし。
 一年ほど前から、お弁当箱の製作を依頼してくださる方、良い木材を直送してくださる会津の木こりさん、木工の達人たちとインスタでご縁が広がってます。
 1番嬉しいのは、自分がユーザーさんと相談して作った弁当箱を使っていただき、ユーザーさんが素晴らしいお弁当に仕上げてくれた時です。
 弁当に上手い下手はなく、その人らしさがあるだけですが、蕾が開花する様なご縁になれたらと思います。
 だからこそ、
弁当箱職人にとどまらず、弁当の表現者として失敗しながらも研鑽している「けんさん!」なんです。気安く呼んでくださいね♪


私が目指すのは #新しい和食 #nouvellecuisine #japanesecuisine それを日常のパッケージとして #bento #lunchbox として開発しています。
#和食 は#世界文化遺産 に登録され、その特徴は、(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 (2)健康的な食生活を支える栄養バランス (3)自然の美しさや季節の移ろいの表現 (4)正月などの年中行事との密接な関わり(農林水産省による) 。
私の理解ですが、獣肉、油を控えるため、サステナブル な生活をもたらします。自分や我が子の空腹を満たすだけでなく、子々孫々の身体までを支える食事です。
 日本は雨が多く、四季の変化により野菜が美味しいので、祖先は菜食料理の無形遺産を残してくれました。不思議なことに色とりどりの食材を取り込めるので、アートとして楽しむことができるのです。ここが大切。創造的な仕事をしていくために!
#worldculturalheritage


自然と起居を共にする修験では
山を母の胎内として、そこから戻り生まれ変わる。という考えがあります。
「自ずと然り」オノズトシカリと読みます。羽黒山伏、大聖坊の星野先達がご著書の扉に書いてくださいました。自然と自分の間に線を引かなかった昔の人の感覚ではないかと感じます。#日本料理 #washoku の原点がそこにあるのかも。



#太巻き風おにぎらず を #会津桐 の#黒箔散らし弁当箱 に納めました。
弁当を作る時間、弁当箱ほか木工する時間が私にとっての「いい時間」、リフレッシュする時間です。「遅々として進まず」で申し訳なく感じるのは、それでも前に進んでいるということ。効率を優先しすぎるよりは、自他ともに人生の時間を楽しんでいきたいと思います。
#いい時間 #ハートフル 


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