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己の貧しさに凹んだところから、物語は始まる

天下一武道会病に長く、かかっています。

だいぶん症状を抑えられるようになってきましたが、まだまだ完治しません。天下一武道会病とは、「もっと上に!もっと強く!」と思考が上昇しまくって、足がつる(で、溝に落ちて大怪我する)厄介な病気です。

文章力も、日々思考することも、行動していることなんかも、「なんて、自分はちっぽけなんだ」と思うことが、定期的にきます。みなさんのところにも、きてますよね?わたしは大体、不在通知を受け取って、そのままスルーしようとするんですけど、たまにグイッと、心の中に、己の力の貧しさを差し込まれます。

そういう時は、変にあらそわず、無抵抗に受け入れます。そのほうが、後々、取りこぼしなくて済むことを学びました。なので、とことん凹む。で、いま、とことん凹んでいます。凹む必要がないのに。比較対象を変えれば、その現象、前提からなくなるのに。でも、凹みます。比較対象もずらしません。

で、うんうん唸っていると、やがて、心の底から「そこ、比較するとこ?」「力が貧しいって言ってるけど、その力って、周りのサポートも含めた総合得点やで」「貧しいって、『自分』を構成する方程式の変数になってくれてる人にたいして、失礼な態度やで」みたいな声が、ふつふつと湧いてきます。

で、そうした声に向き合って、ひとつひとつに逃げずに回答していくと、不思議と心がスッとして、自然と顔が上を向きます。ええ空やな、と思えるようになります。やがて、しゃがんでいた足をあげて、前に進み出します。ここから、新しい物語がスタートします。


ということで、もうちょっとしたら、新しい物語がスタートするようです。凹んでますけど、ワクワクです。


ごちそうさまです。


(写真は写真ACより、ta2roさん)

まさかお金が振り込まれることはあるまい、と高を括っているので、サポートされたら、とりあえず「ふぁ!」って叫びます。