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【小5秋から受験勉強】「勉強する環境に身を置いてみたい」という娘と、たじろぐ私

この日、なにげない親子の会話から、娘が中学受験に爆発的に興味を持ち始めた。

学校を休んだ日

それは小学5年生の11月のある日。
少し風邪気味で、身体がダルかったのか娘が「今日は休もうかな~」と言い始めた。

私は在宅で仕事をしているのもあり、子どもの「休みたい」には比較的寛容な方。毎日娘が小学校で頑張っていることも知っているし、学校やお友達が大好きなことも知っている。

でも、どうしても休みたい時ってあるやん。大人でもなんとなく。

だから、この日娘は小学校を休んだ。

少し鼻水が続いていたこともあり、せっかく休んだので近所の耳鼻科へ。名前が呼ばれるまで、親子でのんびり話をしていた。

私「中学校になったら、どんな部活入りたいとかあるん~?」
娘「え~♪何にしよ!●●部とかいいかなと思ってる~。」

と話していて、「中学校の部活の様子ってどんな感じなんだろ…」という会話の流れになり、私は「▲▲県 中学 ●●部」ホームページを開けた。

このとき、一番上に表示されたのが、県内でも有数の進学校の●●部。
そのHPにうつっている中学校は校舎がめっちゃキレイで、文化祭も楽しそうで、娘の目がキラキラして輝いていた。

私は「あ、ここは中学受験していく学校やから、公立でもう一回調べてみるわ」と言ったものの、もう娘の目はキラッキラ。

おそらくここから娘の興味が私立にぐらっと傾いた。


検索ミスから始まった


本来は中学校の部活について調べたかったんやけど、私の検索ワードがちょっとずれていたからか、私立中学校のホームページにとんでしまったのだ。

ちなみに、我が家は中学受験が嫌とかではない。ほんまに、どっちでもいい。やりたかったらやればいいし、やりたくなければ高校受験頑張ってスタイル。
でも、中学受験をするなら小4の冬には塾に行き始めるのが一般的だと言うことは知っていた。

だから、娘が小4になると、私立と公立のメリットデメリットを表に書いて伝えて、どちらにするか聞いてみたことも何度もあった。近くの塾の体験冬期講習に連れて行って塾の雰囲気を味わったこともあったが、娘は塾が本当に嫌だった様子。
「授業の終わりに確認テストするけど、あれって私への確認じゃなくて、先生がちゃんと伝えられたかどうかを確認してるんやんね?」と小3の冬に言われたときには、たじろいだ。

地元の小学校では1割くらいは受験するけれど、娘のお友達は公立思考なこともあり、「みんなと公立中学にする」という結論を出していた。


「今からじゃ難しいと思うで…」


なのに、なのに小5の11月に突然興味がわいた。

「今からじゃ難しいと思うで…」という言葉が出そうになるけれど、そして多分出ていたと思うけれど、娘の人生を頭から否定するのも嫌だった。

中学受験は人生のうち1回しかできないことやのに、これ私が決めてしまってええんやろか……と思い直した。
受験勉強してみて、途中で「やっぱりやめとくわ」ってなっても全然いいか。勉強することは悪いことは全くない。

ここまでに登場していないけれど、夫にも逐一相談はしている。
ちなみに私たちの学歴は、

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