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「配信企画の考え方」を配信歴浅い奴がイキって語ってみた。

みなさんこんにちは。
Wachaという音声配信アプリでライバー活動をしています、けいです。

おまじめノート第三弾です。

👇良かったら後で読んでね】
第一弾:配信アプリ"wacha"でネット友達0人から1か月でフォロワー170人まで伸ばした方法書いてみた

第二弾:僕が成長の過程で考えたこと・Wachaへの想い

まずは、まだ僕をよく知らない方に簡単に自己紹介します。
・2023年11月に彼女と失恋
・たまたま広告で見つけた音声配信アプリ「Wacha」に出会う
・いざ中に入ると企業・事務所所属ライバーの群れだったことを知る
・配信経験0・ネット友達0・知名度0の虚無感に襲われる
・配信友達ができ始めてエンジョイ
・アーカイブで僕の悪口を耳にしてしまう(転機)
・悔しさをバネに2ヶ月頑張る
・個人勢のまま先月(2024年3月)イベント1位と3位獲得
・月間ギフト数(2024年3月)2位を勝ち取る
・あとおっぱいが好き

さて。もう半分くらいの人が「うるさ」と離脱したあたりで本題に入ります。

最近ありがたいことに企画内容のご相談をいただく機会が増えました。
そこで今回は、僕が企画を考えるときに意識していることを綴ります。
過去1、長いnoteになります。飽きたら回れ右。

無論、配信経験がなかった僕はビジネス界隈の知見を利用する術しかなく、長年配信をなさってる皆さんにとっては「知ってるわボケ」の塊みたいな記事です。間違いなく。皆さんへの頭はいまだに上がりません。
その点踏まえた上で「まあ....こんなの考えてた時期..俺もあったな。」と見守って読んでいただければ幸いです。
経験談的な話から入ってまいります。

1.大前提、企画なんてしない方がいい。

初手でぶち込みました。
これはずっと思っていることなのであえて書きます。
僕はほぼ毎週のように企画を実行してる製造マシンですが
本来、企画なんて必要ないと思ってます。

理由は明確です。
「特別なことをしないとリスナーが来てくれないライバー」
になり得るからです。
「企画が楽しみだから枠に行く」=「ディズニーランドに出かける」みたいなもんです。

僕が考える【立派なライバー像】は【ディズニーランド】ではありません。
「腹が減ったから吉野家に行く」「なんとなく暇だからカラオケに行く」
この「吉野家」「カラオケ」の感覚で通える安定したライバーこそが真の一流だと考えています。
(※人気か否かは度外視した見解です。)

けい(ディズニーランド)のスタイルは一回の爆発力は高いものの、安定力に欠けます。毎日訪れる人がコロコロ変わります。
このスタイル一本で人気になる頃には過労死してます。

それだけ非効率だと分かっていながらも、僕が企画を続けるのには下記の理由があります。
・配信経験が浅い
・ソロライバーとしての配信スタイルが確立できてない
・歌や声劇、朗読といった特徴的な特技がない

ここ半年間は実力をつけるためにも、ガムシャラに「全部やってみる」が手っ取り早いと考えています。
企画をアウトプットしながら配信界隈の知見をインプットする期間です。
(僕の根底にある行動指針的な思考についてはお真面目ノート第一弾と第二弾にまとめてあります。お時間あれば..。)

まとめると【企画配信をあまりおすすめしない理由】は下記です。
・安定力に欠ける
・過労死する
・僕は【何もない】から【何でもやってる】に過ぎない。

次に、僕が企画を真剣に考え始めたきっかけをお伝えします。

2.初企画グダリまくった

僕がWachaで活動開始して一番はじめに実行した企画は【人狼コラボ】でした。活動開始2週間目。
Wachaの大御所8名に声をかけ、がちがちにルールを決めて日程を調整し、人狼コラボを開催しました。

結果は惨敗。

初企画で緊張のあまりか、進行はグダグダ。
なんならその場でルールを変えてしまう始末。
リスナーに不安がられ、コラボライバーに慰められ。
さらにゲーム開始と同時に鯖落ちなどなど。
地獄の30分で終わってしまいました。
(そのあと皆さんのご厚意でなんとか別の形で再開できました💦)

当時僕は「人気ライバーを集めるだけで凄い企画」くらいの甘い感覚で開催していました。
メンバーも豪華。内容もポピュラー。それでも結果は惨敗
ルールや進行を考えていなかったわけでもありません。むしろガチガチに考えていました。

単純に「企画に対する考え方」が甘かったです。
そこから猛省。特技【高速PDCAサイクル】を実行。

※PDCAサイクルとは…Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという概念

https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/alphabet/pdca

最近は、企画ひとつ考えるときも以前より色々な要素を意識するようになりました。
ここからは僕が企画づくりで意識している要素のうち、2つだけ解説します。

3.まず【捨てるコト】を考える

いよいよ【けい流】企画づくりのスタートです。
(渓流みたい笑)

誰だって最初は「あんな企画したいな。」の思いつきから始まります。
そこはさすがに同じ。
今回は一例で「歌企画をしたいな」と突然目覚めと共に思い立った体で始めます。さっそく「歌企画」からコンセプトや概要を練って...といきたいところですが、逆です。

企画をつくる際、組み立てる前に【捨てるコト】から考えています。

例えば歌企画の場合、下記みたいな感じ。

  • コラボを捨てる➡ソロでライブetc…

  • コラボだけど出場者決めを捨てる➡凸待ちor公募etc…

  • ジャンルを捨てる➡自由なジャンルで曲を歌うor限られたジャンルだけで歌うetc…

  • 進行を捨てる➡リクエストに答えていく・思いつきで進めるetc…

僕はそもそも歌うことが大の苦手(メガトン音痴)のため下記を実行しました。

  • 僕自身が歌うことを捨てる➡歌枠ライバーさん数名にお声がけ

  • ジャンルを捨てる➡弾き語りとアカペラ、カバーもオリソンもごちゃまぜ

  • 進行を捨てる(任せる)➡15分間を各ライバーさんに丸々司会してもらう

そして生まれたのが過去に二度開催済の【Wacha音楽祭】です。

ではなぜ、【捨てるコト】から考えるのか。
これははじめて「人狼コラボ」を企画した際の大きな反省点につながります。
人狼を開催した際、僕は当日の進行や企画概要、人狼自体のルールをガチガチに決めて臨みました。
メンバーに参加してもらったDiscordへ、やたらめったら長文を送り付け、参加者に熱量だけ伝えてしまう荒業。
いましたよね高校時代。一人だけ熱量レべチで文化祭仕切りたがる奴。あれです。

いざ迎えた当日、グダグダ。

このとき反省しました。
「ガチガチに決めすぎる」と2つの支障が発生します。
・とにかく緊張する
・ライバー自身の持ち味・自由度が大幅に削がれる

これらの反省点から、ひとつの結論に結びつきました。
「いっそガチガチに考えるのをやめてしまえ!」
自由奔放で投げやりに聞こえるかもしれませんが、実態は下記です。

【捨てるコト】は【余白を生むコト】。

先ほどの歌企画の例でみればこんな感じ👇
・【僕自身が歌うことを捨てる】
複数の歌枠ライバーさんが歌える余白(時間)を生む
・【ジャンルを捨てる】
歌枠ライバーさんが一番輝ける歌を披露できる余白(自由)を生む
・【進行を捨てる(任せる)】
歌枠ライバーさんが喋りや性格含めてアピールできる余白(持ち味)を生む

人狼コラボの反省点にあった【緊張】を抑え、【自由度や持ち味】を発揮するチャンスをつくることに成功しました。
この方程式に気づいてから、企画づくりの第一歩は必ず【捨てるコト】から考えるようにしています。

ここまで書いたらもう企画は出来上がったも同然です。
ですが、もう一つだけ僕が大切にしていることがあるので書いておきます。

4.【企画の立ち位置】を決める

「企画」といっても、なんでもかんでも「リスナーが喜ぶ」とは限りません。かといって、数打ちゃ当たる戦法で毎日開催を繰り返すのは体力がもちません。死にます。
そこで僕はあらかじめ「この人たちに刺さればいいな」だけ予測して実行しています。
本来はターゲット選定から始めるのが企画づくりの正しいフローだと思います。でも僕は直感で動きがちなのでターゲティングなんて、はなから割愛。
実行前に【ターゲットがいるか確認】と【何か工夫できないか考察】をしています。

細分化すると下記のようになります。

〈おそらく正しい企画づくりフロー〉
【ターゲット選定】➡【企画考案】➡【テスト・確認】➡【実行】

〈直感型ワイ流のフロー〉
【なんか思いつく】➡【捨てるコトを考える】➡【企画考案】➡【ターゲットがいるか確認】➡【何か工夫できないか考察】➡【実行】

長くね?と思われるかもしれません。
はっきり言って長いです。直感とか言う割に長いです。
さらに言うとこの記事では一番大切な【企画考案】部分を一つも解説しません。ずるいです。はっきり言ってずるいです。企業秘密です。

さて【ターゲットがいるか確認】と【何か工夫できないか考察】をどう行っているか。
困った。こんなの文章で書き表せるかい。ということで図にしました。

図をご覧いただくと2つの軸があるのが分かると思います。

・図全体:【企画の立ち位置】
・図の縦軸でターゲットがいるか確認:【成長段階】
・図の横軸で何か工夫できないか考察:【企画の計算式】

ばりかっこいい言い方してますね。今思いつきました。

まず縦軸【成長段階】からはじめます。
先にも書きましたが僕は「この図を埋めてから企画を考える」なんて器用なことはしていません。
あくまで、「出来上がった企画をこの図に落とし込めるか脳内で確認」しています。その点で、縦軸は特に重要です。
【成長段階】って何が成長してるねん。良い質問ありがとうございます。
これは【リスナーの成長】です。
ビジネス用語でいうと【顧客の教育】というのですが、あまりにも愛のない単語なので、和らげてます。

【成長段階】は大きく分けると2つ。
「これからファンになる人」「もうファンの人」。
どっちかの【成長段階】にブッ刺さる企画してますか?って確認です。
もっと細かく分けると「入室だけ欠かさずするリスナー」「30分だけ聞いてるリスナー」「ギフトまでくれるファン」…など分岐しますが今回はザックリ2つで。

①これからファンになる人向けの企画
なるべく大勢の人に伝わる共通言語を利用した企画が主です。
僕の場合は「音楽祭」「雑学王」etc…

②もうファンの人向けの企画
僕のキャラを知ってくれている人だからこそ楽しめる企画です。
僕の場合は「誕生日配信」「対談系コラボ」「声劇」etc…
※声劇は人によって「これからファンになる人」向けに捉えられるかも?

次に横軸です。【企画の計算式】
かっこよく書いてみましたが、つまるところ「工夫」です。
これに関しては手っ取り早く図に起こしたので下記ご覧ください。

+:企画に要素を足して工夫
-:企画から要素を引いて工夫
×:企画に要素をかけて工夫

正直、横軸はトライアンドエラーの中でどうとでもなります。
僕は「×」を多用していますが、人それぞれかと。
また、「オリジナルソングを贈る」は返礼品の話なので枠内で出来ませんね。ごめんなさい。書いてから気づきました。猛省。

何より事故るのは、横軸ではなく縦軸がどっちつかずなこと。
お得意の例えで言うなら
イベント最終日に初見耐久する」くらい何言ってるかわからない事態になります。やってることはそんなかんじ。

僕は毎回「出来上がった企画をこの図に落とし込めるか脳内で確認」しています。

ちなみに「この企画自体、そもそも自分に合っているの?」を明白にする方法は自己分析です。
自己分析は僕も苦手ですが、手っ取り早いのは「一番ストレートに意見言ってくれる大嫌いな人に本音を聞く」だと思います。

5.企画づくり終了です

長文のわりにサラっとした内容で終わりました。
一番大切な根幹の【企画考案】部分をお伝えしていません。
しかし隠す目的は、特にありません。
なぜなら皆さんの方がライバー経験も豊富で、絶対に僕より詳しいからです。これ以上イキれないとも言えますし、十分イキり散らかしてしまったとも言えます。
僕はライバー経験は浅いですが、もともと自分で事業を起こしていたこともあるためビジネス目線の捉え方は(ちょぴっとだけ)自信があります。
※事業は学生時代(すなわち数年前)に失敗に終わっています。なんだったら借金地獄になって夜職はじめました。それでも経験は活かされているハズ…?
他のライバーさんを見ていると尊敬できる部分が多く、僕には真似できない才能に溢れた人ばかりです。「お真面目ノート第一弾」でも書きましたが、いつかそんな煌めくライバーをサポートするチームないしは事務所を立ち上げたいと考えています。そう遠くない未来に。

ただ。一番つたえたいことがあります。
これは僕がずっとこの記事を書き始めてから感じていたことです。

すんごいトイレ行きたい!!!!!!!!!!!!!

はい。ここまでの内容をざっくりまとめます。

  • 企画は爆発力があっても安定力はないので本来しなくていいはず。

  • 余白のある企画ほどライバーが輝ける。

  • 刺さるリスナーがいることをした方がいい。

  • トイレに行きたい。

6.最後に

僕が今まさに【捨てるコト】マシマシで余白生みまくった企画を計画中なのは皆さんも既知の事実でしょうか。

そう、5/11・5/12開催予定【わちゃフェス】でございます。

音声配信アプリ「Wacha」史上最大の文化祭を計画しています。
最近他アプリから引っ越してこられた方・まだ交流が浅い方・これからWachaを始められる方・ちょっとWachaが気になっている方もぜひ僕個人にお声がけください。IRIAMやHAKUNAなど他配信アプリの方も大歓迎です。
みんなが一同に介する夢の企画をぜひ一緒につくりましょう!
ハードルなんてどうでもいい!この記事なんて読まなかったことにしよう!

詳細は下記ポストにて!
沢山の方のご参加お待ちしております!それではまた!


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