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【読書メモ】「技術書」の読書術

前置き

ほぼ自分用に、読書メモを残していこうと思います。
昔に読んだ本ってそのままだと読んだことすら忘れていたりするし、忘れないように適当なテキストファイルにメモを残したりしてみても結局そのファイルを読み返すことなんてないということに気づいたので、noteに公開する形でまとめて残しておけばさすがにもうちょっと印象に残るだろうという。
きれいな全体の要約とかは大変なので、ただ自分の印象に残った内容を箇条書きするくらいになると思われます。

本書について

とりあえず読書モチベ上げたいなと思って手にとってみた。
タイトルに「技術書」とあるけど、必ずしも対象は技術書に限らず、ビジネス書とかに汎用的に使える考え方も含まれている。
とはいえ技術書を読むエンジニアがメインターゲットな書かれ方ではあるので、自分にとっては共感できる記述が多くて読みやすい。

印象に残った内容

くじ引き読書法

本当にランダムに本を選んで読むのもあり、というもの。
「ルーチンワーク化しやすい人生にちょっとした変化を与えてくれます。お金や手間をかけずに、人生における新鮮さを味わえるのです。」……良い。
年一でもいいからやってみて世界広げたい。知らなかった世界の解像度が上がるというのは良い。

電子書籍と紙書籍を使い分ける

これ、自分はどちらがいいのかをずっと悩んでいて、世の人々が電子派だの紙派だのって語っているところに自分はどちらにも決めきれず中途半端に電子で買ったり紙で買ったりしているという謎の引け目を感じていたりしたんだけども、そうか普通に場合によって使い分けるっていうスタンスで良いんだっていうのは、当然ではあるけどなんか目から鱗な感じがした。
どう使い分けるのか、については本書に書かれてること以外にもいろいろある気がするので今後改めて別記事で整理してみよう。

過去の読んだ本をもう一度読んで成長を実感する

ちょうど最近の経験で、ずっと前に新しい分野の知見を得ようと思って分厚い技術書を買ったけど読んでも全然頭に入って来ず挫折したものが、数年の業務経験を経て改めて読んでみると書かれている内容が頭の中で有機的に繋がっていってスラスラ読めた、ということがあった。
まさにこれ。嬉しくなれるいい趣味。
逆にこれをやるために、ちょっとハードル高そうな本でもエイヤで買って積んでおく、ってことをしてもいいかもってくらい。

ページを破って持ち歩く分冊化読書法

確かにでかくて取り回しの悪い本ってあるけどでもバラすのって面倒だし売れなくなるし心理的にも抵抗あるなって思いますよね。私は思った。
それに対する画期的な解決法。最初から裁断された古本を買ってしまえばいい。
はーーすごい。たしかにすぎる。メルカリでいっぱい安く売ってるもんな。アレはこう活用すればよかったのか。
でも本棚にしまえないのが困るっていうのはそう。

1冊90分で読む時間制限読書法

これは実践したいなって思った。
先のくじ引き読書法と組み合わせてみるのも、軽い気持ちでできていいかも。
本質じゃないけどこの章の「本を読みまくると、いつか文字だけの夢を見るようになります。」が、著者の狂気が垣間見えて良い。

どうしても読み通せないときは、要約サイトを使うのもありとのこと。

こんな文化あるのか。
有料なだけあって中身はちゃんとしてそうではある。けどこういうのって権利とか大丈夫なアレなの? ファスト映画的な。
→出版社にちゃんとフィーを払って連携してるらしい。すごい。

マーキング読書法で脳に刻み込む

線引いたりしながら読む方が能動的な読書体験になって頭に残りやすいよねっていうのは実際そうだと思う。
でも物理本を汚すのにはやっぱり抵抗があるので最近は電子書籍で買ってアプリでマーカー引きながら読んだりしてるけど、あんまり電子書籍のマーカー部分って後から見直そうって気にならないし頭に残ってる感じもしない。
やっぱりこういうのは物理的にやったほうがいいのかもしれない。付箋たくさんつけた本眺めるだけで達成感ありそうだし。
……というか、物理本汚したくないのっていつか売るかもっていう気持ちがどこかにあるからだ(と思ってる)けど、よく考えたら電子書籍の場合はそもそも売るっていう選択肢がないんだから、そう考えると物理本汚すのにも抵抗を感じる必要はないんだよな。
いっぱい書き込もう。

DeepL翻訳で英語の技術資料を読む

このあたりの章はかなりマニアック。超具体的なツールの解説までしてくれて助かる。
英語論文pdfから文章をコピペしてDeepLで翻訳しようとするときに改行が邪魔問題にはずっと困っていて、私は本書でも紹介されているShaperにかなりお世話になっている。

Mouse Dictionaryの内部ビューワで開けば改行は除去されるっていうのは知らなかった。
というかMouse Dictionary自体初めて知ったけどこれめちゃくちゃ便利では。

GoodNotesもかなり良さそうかも。
iPadでpdfに手書きでメモしながら、かつ改行問題もクリアして翻訳しながら読めるらしい。
手書きメモのためにこれまでPaperShip使ってたけど、乗り換えようかな……。

3年で成果を出すための一点突破読書法

分野を決めてひたすら読んでオンリーワンになる。
これは実践するのはだいぶハードル高いけど、一つの考え方として。
オマケ的に紹介されてるConnected Papersが便利そうで、使ってみようと思った。

たくさんアウトプットしよう

「アウトプットに遅いということはない」……いい言葉ですね。

ということで、とりあえずアウトプットの一歩目としての読書メモでした。

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