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思い込みは危険

今の案件をやっていて、目から鱗なことがあったので、メモ代わりに記載します。

■文字種チェックの盲点

今の案件では上流工程から携わっています。
設計書レビューから始まり、今はテスト設計と言うかケースの作成をしています。

そこで、自分の常識?を覆すことがありました。

自分は今までテキストボックスに入力する際の「文字種チェック」については下記の挙動が普通だと思っていました。

例えばパスワードのテキストボックスの文字種に「英数字」と指定されていて尚且つ「英字と数字の組み合わせであること」と言う条件がある場合、英字+数字の組み合わせ以外を入力するとエラーになる、つまり、英字だけ・数字だけを入力するとエラーになる形です。

しかし、今の案件でのテキストボックスの文字種チェックは「その文字種を入力することを許容する」とのことです。
先程の例で言うと、英字+数字の組み合わせだけでなく、英字単独だけ・数字単独だけ入力してもエラーにならない仕様とのことです。

では「パスワードは英字+数字の組み合わせでなければいけないのに、その確認はどうするのか」と疑問が出ますが、それは組み合わせが仕様通りかのエラーが別途用意されていました。

■学んだこと

文字種チェックの仕様としては下記の2つの可能性がありそうです。

1.指定された文字種及びその組み合わせでないとエラーが出る
2.単独・組み合わせ問わず指定された文字種が入っていればOK、文字種の組み合わせが条件通りかは別のエラーで確認

組み合わせのエラーが別に用意されているならわかり易いですが、用意されていない場合は1と2のどちらなのかを確認をした方がいいなぁと思いました。

所謂「入力可能文字種」の仕様があることは今回初めて知りました。
もしかしたら常識だったのかもしれませんが…。

テスターとして思い込みで判断するのは危険なことだと思いますが、今回文字種チェックの思い込みを持っていたことを知ることが出来たのはよかったです。

反省…。

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