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テストやっていると豆知識が身につくよね、え?自分だけですか、そうですか…(追記あり)

実行している時、テストケースを作る時、ふとした疑問をググって調べてみて「そうだったんだ!」って初めて知ることないですか…?

■今週の出来事でしたw

似たようなことを過去にも書いていますが、結構「そう言うもんだ」と思っていたことがそうではないこと・思い込みだったことに気付いたことがついここ数日前に起こったので書いてみます。

完全に雑談ネタwです。

■住所のテキストボックスが分かれていたから疑問に思った

とある画面で、住所を入力する時に幾つかのテキストボックスに分かれていました。
大抵は、都道府県(プルダウンメニューのことも多い)・市区町村・それ以降に分かれている形が多いかと思いますが、その画面では市区町村と番地以外のそれ以降が一つのテキストボックスになっていて、番地がまた別のテキストボックスに入力する形になっていました。

例えると、「東京都」がプルダウンメニュー、「千代田区千代田」で一つのテキストボックス、「○丁目以降の番地部分」で一つのテキストボックス、ビル等の建物名の入力はまた別、と言った分け方です。

普通なら番地と聞けば数値とハイフンで構成されているものだと思いますよね。
実行中に「数値とハイフン以外の番地なんて存在するのだろうか」ふと思ってとググってみました。

検索窓に「番地 数字以外」と入力したら「住所 番地 数字以外」と言う検索候補が表示されたのでそれを選択すると、幾つかの結果が表示されました。

その内の一つである下記の記事を選択して読んでみると面白いことが書かれていました。

なんと、数字以外の番地も存在するとのことです。

まずはアルファベット。
大阪市中央区上町にABCの3つのアルファベットの番地が存在するようです。
Wikipediaにも載っていました

また漢字を使用した番地ですが、同じく大阪市中央区内に久太郎町4丁目渡辺と言う番地も存在するようです。
先ほど挙げた記事では例としてこの「渡辺」と言う番地を挙げていましたが、この記事では埼玉県鴻巣市本町1-宮本町大阪府大阪市西区千代崎3-中2も取り上げられていました。
鴻巣市の「宮本町」と言う番地はかつてあった町の名前で、住民の希望で街区符号の名前として残した、なんて素敵なエピソードもあるそうです。

これらは、該当するところに住んでいた経験があるか、知人でもいない限り知らない人も多いのではないでしょうか。

他にも調べれば出てきそうです。

■バリデーションに気をつけよう

今までは数字とハイフンの組み合わせで番地は表示できる(○丁目×番地となっていてもハイフンで繋ぐことで変換可能)と思っていたので、これから番地のテキストボックスがある場合のバリデーションに気をつけねば、と改めて思いました。

また、珍しい番地ではなくとも「○丁目×番地△号」と入力したいユーザーもいるかもしれないので、番地のテキストボックスの文字種バリデーション=数字とハイフン(全角/半角に関しては一旦置いておく)だけって思い込みを捨てないといけないなぁ、と大反省。

たまたま、すごくフワッとした案件で仕様もないような状態でのアドホックテストだったのと、番地のテキストボックスが別に設けられていたこともあってたまたまググってみようとなったのですが、大抵の場合は入力可能文字種など指定されていることも多いので、もしバリデーションが指定されていたら「数字以外の番地が存在するのか?」と言うことを調べてみようとは思わなかったでしょう。

まさかテストの仕事をしていてこんな豆知識を仕入れることになるとは思ってもみなかった、と言うお話でしたw

■追記

Markさんが翻訳した「LEADING QUALITY」を現在読んでいるところです。

序章で「姓を入力必須項目にしたため、姓を持たない人が40%弱のインドネシアでその問題に回避できないユーザーが先に進むのをやめていた」と言うエピソードを読んだ時にここに書いたネタを思い出しました。

もし番地を入力するテキストボックスの使用可能文字種が数字とハイフンのみだったら同じことが発生するだろうな、って。

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