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教材の整理整頓&断捨離~すぐに実行可能な自分ルール7選~

今月で上半期が終了!
新年度が始まりバタバタの一学期を乗り越えて、心機一転、二学期に望まれている先生方も多いのではないでしょうか。

そんな中、身の回りに教材があふれかえっていませんか?

実は簡単な自分ルールを設定するだけで、みるみる教材が断捨離でき、整理整頓することができます。

というわけでこのページでは、すぐに実行できる自分ルール(アナログ&デジタル)を通して『教材の整理整頓&断捨離の方法』を解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、断捨離をしたくてしたくてたまらなくなること間違いなしです。


概要

  • 平積みから卒業

  • 教室に置いていいのは未来の教材のみ

  • A4ファイルに入らない教材は処分

  • 職員室に教科書を持って帰らない

  • 単元テストの答えはPDF化

  • データの保管は細分化しすぎない

  • データの断捨離は一ヶ月に一回

基本編

①縦置きでスペースの確保~タグ付けで平積みよりもスマートに~

学校によって大きく異なりますが、教室内で教材を保管しておける場所は少ないと思います。
なので、教室の限られた場所を有効活用するためには、縦置きをぜひ実践してみてください!

その利点は以下の二つです。

  • スペースの有効活用

  • 必要な教材をすぐに見つけられる

さらに、プリントの場合はクリアファイルに入れたり、タグ付けをしたりすることで、必要な教材をすぐに見つけられます。タグは色や形、数字などで分類できます。
例えば、数学の教材には緑のタグ、国語の教材には赤のタグをつけるなど、自分なりのルールを設定しましょう。

②教室は未来の教材のみ~終了した単元の教材は教室から撤去する~

夏休みが終わり、教室に一学期の教材がたまってきていませんか?

「せっかく作った教材だし、今後も同じ単元の時に使うかもしれない」

その考えから卒業しましょう!

単元が終わったら、その単元の教材はすぐに「別室に移す」or「処分」して、未来の教材だけを教室においておきましょう。
こうすることで、子どもたちも次の学習に集中しやすくなりますし、先生も授業の準備がスムーズに進みます。

過去の教材を取り除いて、子どもたちが快適に学べる空間づくりを優先して取り組んでみましょう。

③A4ファイルに入らないのはデータ以外は処分

教材の種類や用途は多岐にわたります。

[種類]普通紙、感熱紙、段ボール、マグネット等
[用途]黒板に貼る用、児童一人一人が使う用、グループで使う用等

これらをすべて保管しておこうとすると、数ヶ月でとてつもない量になります。そのため、ルールを決めておきましょう!

教材を保管しておくファイルはA4のファイル

このように一つでもルールを設定しておくと、それに収まらない場合は処分することができます。
処分がどうしても躊躇される教材は、

  • 印刷前のデータを保管しておく

  • 写真データにしておく

などの工夫をすることによって、物理的なスペースを節約することができたり、他の教員ともデータの共有することができたりします。

④教師用教科書は持ち歩かない

教科書を持ち歩くのは非効率なので、基本的には教室に置きっぱなしにしましょう。

そのためには、以下の3つを心がける必要があります

  • 教師用教科書をPDF化しておく(スキャン等)

  • 職員室と教室の往復用カバンをなくすor小さくする

  • 授業中に授業準備を終わらせる

最後の『授業中に授業準備を終わらせる』においては別の記事に書きましたので、ぜひご覧ください。


ICT編

⑤単元テストの答えはPDFにして学年共有フォルダへ

単元テストの答えはスペースも取らないのであまり重要視されていませんが、教室・職員室の両方で使うのでデータにしておいた方が便利です。

また、PDF化した答えを学年共有フォルダに保存しておくことで、他の教員とも共有することができます。

⑥小分けしすぎないようにしよう~教科ごと~

教材をデータで保管する場合、細かく分けすぎると、管理が煩雑になります。
一見細かく分類した方が後から探しやすいかと思われるかもしれませんが、大事なのは欲しい資料の場所にすぐにいけることです。

教科ごとにまとめるだけで、十分効率的な管理が可能です。

〔例〕2023年度 > 算数 >"【わり算】練習問題①"
〔例〕算数 >"23/24【わり算】練習問題①"

⑦学期末に一回、デジタル断捨離

Q.以下の項目にいくつあてはまりますか?

✔ デスクトップがアイコンで埋まっている
✔ 自分が作ったデータなのに、探すのに5分以上かかったことがある
✔ ファイルの名前に法則性がない
✔ 一年以上使っていないアプリがある
✔ 写真や動画が必要以上にたまっている

2つ以上当てはまった人、要注意です!

デジタル上であっても整理整頓ができていることが、精神的安定性にもつながってきます。

定期的に、デジタル断捨離を行いましょう。

デジタル断捨離を行うことによって以下の効果があると言われています。

  • 時間の節約

  • ストレスの軽減

  • 仕事の生産性の向上

  • パソコンやスマートフォンの動作速度の向上

  • 情報セキュリティの向上

  • 情報過多やマルチタスクからの解放

  • 探しものの際の時間節約

まとめ

  • 平積みから卒業

  • 教室に置いていいのは未来の教材のみ

  • A4ファイルに入らない教材は処分

  • 職員室に教科書を持って帰らない

  • 単元テストの答えはPDF化

  • データの保管は細分化しすぎない

  • データの断捨離は一ヶ月に一回

今回のページでは以上のことを紹介&解説しました。

最後に~CM~

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