和柴シズカ

下から読んでもカズシバシズカ 自分が何者か理解するためにnoteを書いている

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  • ライフハック集

  • 日記シリーズ

    「存在しない小説の第一話」をコンセプトに、日記形式で書かれたオムニバス掌編小説モキュメンタリー。 ひとつひとつの話は独立していて、内容自体のリンクはありません。また内容も本当の日記ではありません。

  • 自己紹介

    自分のこと

  • 見て見て!あの犬なにか小難しい事を喋ろうとしているよ!かわいいね

最近の記事

食中毒回避法

牡蠣、レバー、鶏肉…リスクがあっても生で食べたい美味しいものはたくさん。美味しい食べ物とお酒のペアリングが大好きな柴ももちろんそういった手合が好物だが、幸いなことに当たったことはなく、周りが当たっている時ですら自分は問題なかった。 私がこれらを食べる時にはいくつか気を付けていることがあるのだが、どうやらこれは一般的なことでは無いようなので、これを紹介しようと思う。 とにかく早く食べる生食の料理が出てきた時には、とにかく早く食べることだ。 菌類が不活性たる冷温にあった生の食

    • 和柴の飼犬

      家人にほとんど懐かなかった飼犬が死んだ時、それを溺愛していた父のことを私は真っ先に心配した。 *** 父は私や妹にとにかく厳格で、生きていくために必要なもの以外───ゲームや漫画、それらを買うための小遣い等───を、何も与えなかった。実家を出るまで私はとにかく人生が退屈で仕方なかった。 と、書いてしまえば一文になるのだが、それはそれはもう途方もない苦痛であった。何しろ物心ついてからの人生の全てがそうなのだ。しかも、同級生たち─────小中学生の男子たちが、ゲームや漫画の

      • 柴チェラー シーズン3(with編)

        フォロワー待望の柴チェラーが1年ぶりに帰ってきた! 前回のTinder編では9人の女の子たちと出会い、しかし交際相手を見付けられなかった和柴。今度は1ヶ月ではなくアプリも3ヶ月プランでボリュームアップ。そして今回この旅を彩るのは、総勢15名の女性たち。 誰を選び、誰に選ばれ、その果てに運命の出会いを掴むことができるのか。 感想前回の「どんなもんだろうな〜やってみるか〜」というライトなノリではなく、"結婚も検討できる交際相手"を求めて全力でやった。 「価値観で出会う」

        • 意識についての仮説と石

          意識魂、霊、ゴースト、主観、意志、意識(現象的意識)─────様々な語で呼ばれるが、本記事の中では以後、単に「意識」と称する。 科学が発達して脳の機能も明らかになってきたのに解明されない、"これはそろそろ科学で取り扱うべきなんじゃないの?観測できないからって誰も手をつけないけどさ"という、こちらの問題を切り口に始めよう。 意識のハード・プロブレム 物質としての脳の情報処理過程に付随する主観的な意識的体験やクオリアというのは、そもそも一体何なのか? 主観的な意識的体験や

        食中毒回避法

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          2本
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        記事

          令和4年6月15日

          珍しく友達から連絡が来たので何事かと思えば、ライブに行かないかというお誘いだった。そういえばこの友達とは、同じアーティストが好きで仲良くなったことを思い出した。近所のハコ(ライブハウス)でやるそうだ。もちろん行くと即答した。 ところで最近どうしてんの? 「メイドカフェで働き始めた」え。 「てか今度おいでよ」え? * 身の回りにはガールズバーのキャストも、コンカフェ(コンテンツorコンセプトカフェ。「メイド喫茶」等 "○○喫茶"の総称)のキャストもいたが、みんな口を揃えて

          令和4年6月15日

          和柴シズカの最強モテ講座#1「仏教に帰依しよう」

          記念すべき第1回目はこちら!いきなり過激ですね。時代や地域によってはすぐに殺害されていたことでしょう。ここもインターネットですから火ダルマにされるかも知れません。 Why should?徹底的な客観視の宗教 この国での仏教の文化的位置づけはやはり皆さん聞き慣れた「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」のフレーズが示す通り、死者を弔うイメージでしょう。しかし仏教も他の宗教と同じように、本来まずは人間が"どう生きるか"のためにあり、また原始においては世界を記述する自然科学でもありま

          和柴シズカの最強モテ講座#1「仏教に帰依しよう」

          平成22年9月11日

          女子大の理学部の実験室、静かなエアコンの稼働音、ガラス越しにも響く蝉の声。女子大生との出会いを期待してやってきたぼくは、それが幻想だと知り、今はただ涼むため、科学展の会場に居た。 * 高専と、女子大、教育大。この県には3つの国立高等教育機関がある───おっと、山奥にある先端ナントカ大学院大学を忘れていた。まぁ忘れていてもいいや。 毎年この県では子供向けの科学展をやっていて、それが先の3校で毎年の持ち回りとなっている。ナントカ大学院は山奥過ぎて会場にできないのかも知れない。

          平成22年9月11日

          和柴の眼鏡

          Zoff × takashi kumagai vol.2 ぼくはカラーレンズの眼鏡を探していた。 絶対ぼくに似合うに決まっている。しかし眼鏡の形というのは流行りに加えて、顔の形とのマッチもあって簡単にはいかないものだ。そんなある日、フォロワのRTで流れてきたZoffのデザイナーコラボモデルの情報を知る。 これは…!控えめな細いメタルフレーム、シンプルなラウンドスタイル。これだ。これに違いない。まさにLove at First Sight. ピンクゴールドのフレーム。実

          和柴の眼鏡

          エナジードリンク

          序文:エナジードリンクを常飲するな 血糖値の高い状態は、脳と筋肉が最高のパフォーマンスを発揮できる状態でもある。最近のスポーツ科学の成果としてカーボローディング(コントロール)の概念は実践されている。 それでもだ。モンスターエナジー355ml缶に含まれる、それも液糖として急速に血中に吸収される150kcal───100mダッシュ×25本の消費に相当するカロリー───を一度に体にブチ込むな。まして毎日やるな。 「エナドリをキメると眠くなる」…? エナドリ常飲者がエナドリ

          エナジードリンク

          平成26年2月23日

          その男がバイオリンの弦───小さなアクリルの透明な抽斗の中にあったものを全て、ごっそり掴んでコートに入れたのを見たあと、ぼくたちは何mも離れていたのにばっちり目が合った。 棚卸しが合わないなと気付き始めた今日この頃、よく見かける怪しい男がいる───とぼくに相談していた同僚に、「アイツです」と耳打ちされたぼくは、少し離れた陳列棚に隠れ、ギターピックを整理しているフリをしながら男を見張っていた。 男の死角になる音楽教室の入り口の方に退がらせた彼女の顔色は少し悪い。管楽器の専門学校

          平成26年2月23日

          平成21年8月1日

          家と違って冷房の効いている私鉄の車両に揺られながら、溜まったメールを確認するのが毎月1日のぼくの習慣であった。 "電車で通学するようになったから、最低限の緊急連絡用に"との事で、中学校を卒業してから親に持たせてもらったFOMA P903iは、パケ・ホーダイではなかったため、月に数MB使った後はデータ通信が停まり、電話の着信ができるだけの木偶になる。大方、ぼくは月の中頃から誰にもメールを送れず、受信もできなくなっていたため、毎月1日に大量のメールを受信していた。 おちおち画像も

          平成21年8月1日

          和柴シズカの最強一人暮らしマニュアル#1「日用品編」

          ここにあるリンクはGoogle AdSenseもAmazonアソシエイトも登録していないため、和柴に1円の収益ももたらさない。しかし全ては可愛い後進と愛する友人たちのために───── 食品冷凍うどん 主食にも間食にも夜食にも。手軽かつ万能。1玉を500Wで3分半チンすればどうやっても食べられる。濃縮だしでかけうどんにしても良いし、玉子と醤油で釜玉うどんにするもよし。パスタソースをかけたって良い。常備して問題ない。風邪などで自宅療養をする際にその手軽さが存分に発揮され、君は

          和柴シズカの最強一人暮らしマニュアル#1「日用品編」

          和柴の欠陥

          ぼくの人間としての欠陥と、親に思うところを書いておきたい。これから親しくなる人への「和柴シズカの取扱説明書」の一部でもあるし、親に抱いている感情の整理や説明でもある。 既知の欠陥共感性 テレビは見せてもらえなかったし、ゲームも漫画も買い与えられることはなかった。「飯食わせてもらって家に住ませてもらってんのにこれ以上何の文句があるんじゃ」とのことだった。ポケモンの話題についていけないことは20年以上経った今でも同世代との会話で困る。 小学生男子の会話なんてお笑いかゲームか

          和柴の欠陥

          柴チェラー シーズン1(Tinder編)

          はじめに始まりは"年始の抱負"からだった。「毎月ひとつ、やったことないものをやってみよう」というゆるい目標の下、さまざまなことに手を付けてはTwitterで報告していた。そして、それが"マッチングアプリ"だったのが4月のこと。 マイカーやマイホームの購入、結婚、出産、育児…旧友の同世代フォロワたちがツイートに綴る人生のステップの中、奇行の数々を書き連ねる狂人、ピエロ、あるいは昨今話題の異常独身男性。もはやそれは、ほとんどのフォロワにとって見飽きたテレビのCMのような日常であ

          柴チェラー シーズン1(Tinder編)