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廉価版MacBookって、すでに登場しているのでは?

少し前にApple系のYouTuberの間で取り上げられていた「廉価版MacBook」の姿が、見えたかもしれないという与太話です。


5月のAppleEventでM4搭載iPad ProとM2搭載iPad Airを発表

先日のApple Eventで、M4搭載iPad ProとM2搭載iPad Airが発表されました。これら専用のApple Pencil Proも。

M4のシングルコア・パフォーマンスの高さなどが光りつつも、「iPad OSでは、性能を十分に発揮できないのでは?」「三輪車(iPadOS)にジェットエンジン(M4)を搭載してもねぇ……」という見方をする人が多かったようです。

MacBook SEの噂を掘り起こしてみると……

はるかかなた昔……ちょうど今年に入ってすぐに、廉価版MacBook、MacBook SEの噂が出てきました。

「M4が出てきたタイミングでM2搭載のMacBook SEを製品化」
「MacBook SEは699ドルの廉価版MacBook」

という話です。

M4はすでに登場。あとはM2搭載の廉価版のMacBook SEの登場を待つばかり……と言いたいのですが、それはもうすでに登場しているのではないか、という話です。

iPad Pro/iPad AirにmacOSが搭載されたら?

それは、macOSをインストールしたiPad Airなのではないか? というのが自分の見立てです。

MacBook SEことiPad Air

これらのデバイスの価格設定は、アニメ視聴やマンガを閲覧する「ダメな大人の娯楽端末」であるiPadとしては高価なものですが、廉価版のMacBook SEとして見ると、ギリギリで許せなくもないというレベルだと感じます。

もちろん、この噂の信ぴょう性は計測不可能なレベル(とっても怪しい)ですし、iPadにmacOSをインストールして出荷するという話には、いくつも乗り越えるべきハードルが存在します。

1つは、RAMとSSDの容量の問題。iPad Air(M2)の最小構成はSSDが128GB、RAMは8GB。ギリギリで、macOSを動かせなくもないスペックです。おまけに価格もちょうど10万円前後と、計算も合います。

もう1つが、ポインティングデバイスの問題。これまで、マウスやトラックパッドに合わせて作られてきたmacOSを、iPad Airで利用できるようにするには、屋外にマウスやトラックパッドを持ち歩く必要が出てしまいます。

これをクリアするのが、M2 iPad Proから採用されてきた「ホバー」アクションに対応したApple Pencil。そして、Apple Pencil Proです。このあたりでやりくりして、クリック動作やセカンドボタン(コンテクストメニュー表示など)の操作を割り振れば、できなくもない感じ……かもしれません。

iPad Air+macOS=MacBook SE?

この与太話は海外で誰も言っていないので、自分としても「絶対にこうだ」とは言えない感じです。

むしろ、こんなのが出てきたらAppleのサポート現場が「iPad OSが入っているiPad」「macOSが入っているiPad」をどのように見分けるのかが大変でしょう(電話でiPadの問題を相談されて、実際に見たらmacOS搭載iPadだった、といったら大変)。

なので、自分としても「一応言ってみた」ぐらいの意味しかありません。80%の確率で、こんなことはしないでしょう

ただ、今年はいろいろiPadに関して手を打ってくるようなので、こうした「荒れ球」も投げておこうかというところです。


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