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ここから、NOT A HOTELという場所で。

前職を退職しておよそ1年。

このフリーランスの1年間は、20代後半の生き方についてじっくり考えながら活動してきた時間だった。

そしてたどり着いたNOT A HOTELという選択肢に至るまでの旅路をこの記事に記そうと思う。


まず初めに自己紹介

1997年、埼玉県生まれ。
中央大学理工学部都市環境学科を卒業し、株式会社TranSeへ入社。
3年ほど新規事業立ち上げでPdMを担当し、 現在はフリーランスで映像ディレクター兼WEBデザイナーとして活動を行っています。

カリフォルニアにTranSeメンバーと仕事しに行った時のラスベガスで撮った写真

ここからは、少し時を遡り、学生時代の活動からお話しさせてください。

学生時代、フリーランス映像ディレクターとして初めて仕事を開始。

大学3年に初めて、趣味で始めた動画が仕事になり、そこから大学に通いながら映像ディレクターとしての活動を開始。

初めて誰かのために仕事をできるようになった体験は、とても楽しく、直接お礼を言っていただけて尚且つ報酬もいただけることに喜びを感じ、とにかく映像制作にまっしぐらな過ごし方をしていた。

今思えば、撮影した日は楽しすぎて朝の4時まで動画編集してたなぁ..

YouTubeチャンネル「MASHROOM」を立ち上げ、ミリオン再生を記録。

このチャンネルは高校時代の友人を巻き込み、音楽×映像をテーマに、MASHUPという楽曲の手法を用いて話題性を狙ったチャンネル。
当時2021年は、TikTokをはじめとする若者が短尺のコンテンツに興味関心があった時、音楽の楽しみ方も変わってくるのではないかと思い、マッシュアップで楽曲を制作し、映像コンテンツ化。
その結果、SNSで無事バズることに成功。
RADWIMPS×あいみょんマッシュアップでは、200万回再生を超え、総再生回数600万回を達成。
このMASHROOMのマッシュアップは今でも毎月数千回再生されていて、一時的なバズではなく、長期的に愛されるコンテンツになった。

(自分でゼロから何かを作り上げるのってめちゃくちゃ大変だったけどこの時ほど楽しい時間はなかった。笑)

最終的には、学生という中で自分のお金でコンテンツを作ることが厳しい状態になってしまったため、およそ1年ほどの活動期間を経て活動終了しました。

初めての事業立ち上げ。
右も左もわからないところから始まった。

大学卒業後は株式会社TranSe入社し、その会社の動画クリエイターの大川優介や代表の安藤伊織らと共に、クリエイターのスキルを学ぶことができるマーケットプレイス「your school」の立ち上げと運営を開始。

この事業では、2021年2月に1億円の資金調達を実施し、総計50を超えるクリエイターのオンラインクラスを展開。
今まで経験したことがないプロダクトマネージャーとして参画し、コンテンツ制作〜受講までのUI/UXの責任者を務める。
この時間は毎日が一瞬で過ぎてしまうほど忙しく、立ち上げ当初は4名で初め、1年後には30人ほどにまで人数が増えていたような..笑

しかし、2022年末にyour school事業はクローズする運びとなり、2023年頭に退職。

そこから現在はフリーランスとして映像ディレクターとWEBデザイナーとして活動を開始したという流れになります。

新居のベランダに人工芝を敷いて仕事をする須藤。

受託という形での仕事に対する違和感を感じたのは、フリーランスになってすぐだった。

受託という形で仕事をしていて、「人のためにスキルを使うことに楽しみが感じられなくなる。」そんな思いにぶつかることが多々あった。

これまで自分は、自分のスキルやクリエイティブ力を必要とされ、それに応えるという仕事に喜びを持って向き合ってくることができた。

しかし、この1年間は違った。

「今は楽しいしこの仕事のやりがいも感じているが、この仕事を5年後にやっているイメージは湧かない
という思考に定期的に至るようになった。

しかし、フリーランスであるが故に、もちろん仕事は継続の一択。辞めれば生活ができなくなるので、そのような考えはなるべく持たないよう日々仕事をしていた。

このようなマインドでの仕事の向き合い方は自分にとっても一緒に仕事をしている会社さんへも良くないので、2023年末は、今後の目標に対して思考を巡らせる1ヶ月間にしていました。

何もしないのも耐えられなかったので、個人YouTubeを開始。

そこで気づいた、「やはり、自分の好きなプロダクトのためにスキルや時間を使いたい」ということ。

今の自分がもっと仕事に対してポジティブな思考にするために必要なことは、自分自身(あるいは属する)の事業やプロダクトに対してスキルを使い続けることだった。

前職で事業を立ち上げていた2年間を振り返ってみると、あの時ほど自分が持っているスキルだけではなくまだやったことないことまで全てが楽しめた時間はなかったのだと思う。
・一人でも顧客を増やすために作ったメール文章。
・フォロワーを獲得するために作ったTwitterの投稿。
・UXを何度も考え作ったLP。
・既存顧客の数値分析。(少し苦手だったなぁ)
などなど、初めての事業でめちゃくちゃやることも多く忙しい日々でしたが、そんな時間が多くの学びを得ることもできたし、あの時の仲間との時間は振り返ってみれば楽しかったなと。

そんなことを振り返りながら、自分が心の底から好きなこと(事業)を見つけようと決心をしました。

自分にとって心の底から愛せるプロダクトとはなんだろう。

自分のスキルは映像制作とWEBサイト制作。(事業に必要なクリエイティブはなんでも作れる)
それを最大限活かすために、自分の趣味や好きな領域のためにスキルを使おうと決心をしました。

その領域は、「インテリア」「物件」「まちづくり」など、人々の暮らしを豊かにする領域の仕事でした。

大学では都市環境学(いわゆる建設の領域)を学び、災害やインフラに関する勉強を行っていたし、思い返してみると、TranSe時代に作った隈研吾×ASICSの映像は今でもめちゃ好き…

今では物件にこだわりこの2年間で2度引越しをするなど、部屋や土地、家具に対するこだわりは人一倍強い。(TranSe時代はオフィスの机の場所を変える内装ディレクター的なことやってた。笑)

そうして、この春から須藤は、新しい暮らしの領域にチャレンジすることになったというわけです。

そうして見つけたNOT A HOTEL。

ロゴは、HOTELの文字の縁取ったもの。

NOT A HOTELとは

NOT A HOTELは、別荘をひとりで保有するのではなく、複数人でシェア購入することができ、NOT A HOTELが手がける美しい建築に安く住むことができるサービスだ。

別荘の平均滞在数は20日程度と言われており、残りの約340日が使われていない。なら、その20日だけお金を払えばいい。簡単に言えばそんなサービス。

本来数億円もする別荘だが、年間10日や30日だけのシェア購入により、たった数千万円で自分のものに。しかも、その購入した日にち資産価値も当然つくので、その権利を売りに出すことも可能である。

サービス内容も素晴らしながら、建築はワールドクラス

NOT A HOTEL NASU - MASTERPICE
高台で一際存在感を放つ浮遊の家は、SUPPOSE DESIGN OFFICEがデザイン。
建築家の谷尻誠と吉田愛が手掛けた。


NOT A HOTEL - ISHIGAKI (今春着工)
建築は、日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーを務める藤本壮介氏が手掛けている。
CGパース画像だが、これはもう映画の世界かのよう。。

他にも、たくさんあるので、興味ある方はぜひみてみてください。

「世界中にあなたの別荘(いえ)を。」

現在NOT A HOTELの建築は日本国内にとどまっており、これから世界へと広がっていきます。

そのはじめとして、この春にNOT A HOTEL ABROADという国内の拠点だけでなく約200の海外のラグジュアリーホテルが相互利用先に加わり、NOT A HOTELのオーナーは世界中に滞在拠点が広がります。

NOT A HOTEL海外進出

そんなNOT A HOTELで須藤は

これまで培ってきた映像やWEBデザインのスキルを存分に活かし、NOT A HOTELというブランドを作り伝えていくマーケティングチームに入りました。

何千万円もの価格のする一生のうち最も高い買い物と言っても過言ではないNOT A HOTELという別荘を、知る~購入するまでのUI/UXに加え、映像コンテンツや物件資料などなどあらゆるクリエイティブをここで作っていきます。


最後に

長々と書いてしまいましたが、この1年間のフリーランス期間を通じて、自分の進むべき道を見つけ、心を燃やせる場所を見つけられたような気がします。

このNOT A HOTELという建築家やシェフなど様々なプロが集う場所で、日々影響を受けながら他者を尊敬し合えるえるように日々インプットアウトプットし続けることを大切に、10名にも満たないマーケティングチームで須藤ができることを精一杯やっていきたいと思います。

というわけで、これからも須藤をよろしくお願いします👋

左の須藤は2,3年前くらいの写真なのでまた新しいの撮りたい。


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