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ビール好きには、たまらない!創建90年のビヤホール「銀座ライオン」で味わう極上ビール。

多くの飲食店がひしめき合い、東京の中でも海外からの観光客が多く訪れる街「銀座」。ここ銀座に、『登録有形文化財』の建物があるのをご存知ですか?

なんと、その建物は今も多くのお客さんで賑わう、日本最古のビヤホール「銀座ライオン」というお店なんです!

80年以上、銀座の歴史を伝える建造物として、長年親しまれてきたことが登録の理由の一つになっていると考えられます。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/

ここまで長く愛されてきた「銀座ライオン」は、一体どんなお店なのか。実際に行った体験談とともにその良さをお伝えしていきます!

銀座ライオンとは

明治32年(1889年)から創業125年。今回ご紹介する銀座七丁目店は、創建から今年でちょうど90年の節目を迎えます。6階建てのこの建物は、1階はビヤホール、6階にはクラシックホールがあり、宴会場として利用することも可能です。

「銀座ライオン」は、伝統技術「一度注ぎ」のこだわりの生ビールを売りにしており、生ビールに合わせた料理を堪能することができます。赤と黒が基調のドイツの民族衣装ディアンドルをイメージした、ライオンオリジナルの制服も見どころの一つです。

1.レトロな雰囲気を見せるレンガづくりの外観

地下鉄銀座線 銀座駅から徒歩3分ほどで、レトロな雰囲気を感じるレンガづくりの建物が見えてきます。

「天下一の建物に。後世まで残る日本を代表するビヤホールに」の想いをこめられてつくられた空間です。外観は、創建以来変わらない佇まいのまま現在まで残っています。

2.伝統技術「一度注ぎ」のこだわりの生ビール

冒頭でも触れましたが、「銀座ライオン」の生ビールは伝統技術の「一度注ぎ」でつくられています。一般的な飲食店は、液体と泡を別々に抽出します。最初に「液体」を注いで、最後に「泡」をのせる方法です。

しかし、「銀座ライオン」のビールサーバーは仕組みが異なり、「注ぎながら泡をつくる」注ぎ方にこだわっています。

テーブルから、ビールをつくるスタッフさんの姿を見ることができますが、グラスを回転させながら注いでいました。実はこの工程も、こだわりのポイントの一つなのです。

グラス内でビールを回転させることにより、余分な炭酸ガスを抜き、雑味を泡に閉じ込めるため、すっきりとしたのど越しと苦味の少ないビールが完成します。

気がつくと、最初のビールを飲み干してしまいました。2杯目は、琥珀ヱビスプレミアムアンバーで乾杯です!

ビールの種類は8種類もあるので、ぜひ色々なビールを飲み比べてみてくださいね。

3.ビールに合わせたご飯も美味しい

LIONあらびきソーセージ
石焼きジャーマンポテト
フェッシュ&チップス
プレッツェル
サーロインステーキのガーリックピラフ

ビールに合わせた、多様なご飯を楽しむことができるのも魅力の一つです。今回は、ビールに合うソーセージから〆のご飯ものまで5つの料理を注文しました。

1番のお気に入りは、石焼きジャーマンポテトです。ホクホクしたじゃがいもの食感が、バターの風味とマッチしていて思わず笑みがこぼれてしまうほどの美味しさです!

ビールが飲めない人にこそ訪れてほしい

ここまで紹介してきましたが、「銀座ライオン」の魅力は伝わりましたでしょうか?苦味がない味わいのビールなので、ぜひビールが飲めない人にも訪れてほしいお店です。

ここ「銀座七丁目店」は土日に関わらず、連日多くの人で賑わうので、早めの時間からお店に行くことをオススメします。皆さんも「銀座ライオン」で至福のひと時を過ごしましょう。

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