今年1番スポットライトを浴びている「西の京」山口県。のんびり巡る旅に出かけよう。
こんにちは、トラベルライターのはるごろうです!
コバルトブルーの海に、青々と茂る山がお出迎えしてくれる「山口県」。
有名観光地である広島県と福岡県に挟まれており、通り道になりがちですが、そこには自然と食と歴史文化の魅力が詰まっています。
わたしも山口市に4年住んでいましたが、人も暖かく食べ物もおいしい素敵なまちでした。今回は、そんなわたしの第二の故郷、山口県のおすすめ観光スポットをご紹介します。
山口県ってどんなところ?
本州最西端に位置する九州と本州を結ぶ、「山口県」。瀬戸内海と日本海のどちらにも面しており、様々な景色を見せてくれます。
2024年1月には、アメリカのニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52ヶ所」に山口市が第3位に選ばれました。山口市は「西の京」と呼ばれ、観光公害が少ないコンパクトな市であることが評価されました。
1.季節と時間によって見せる顔が変わる「秋吉台」
山口市美祢にある、日本最大級のカルスト大地です。1955年には国定公園に、1964年には特別天然記念物に指定されています。
地下100mには大鍾乳洞「秋芳洞」があります。まるで時間が止まったような空間にそびえる鍾乳洞の数々に、思わず感嘆の息を漏らしてしまうほど。
カルスト大地は夏は青々とした草原が広がっていますが、秋になるとススキが生い茂り、1年で2度楽しむことができます。
夜には、満点の星空を眺めることができ、日々の疲れを癒してくれますよ。
2.コバルトブルーの海を横目にドライブができる「角島大橋」
山口県下関市にある、山口の本州と角島を結ぶ海に浮かぶ一本の大きな橋。角島大橋を車で走るその瞬間は、映画の主人公そのものです。
リゾート地のような白い砂浜とコバルトブルーの海はSNSでもドライブスポットとして、大人気。
毎年多くの観光客で賑わいます。ときおり、道路の中心で車を降りて写真を撮っている人を見かけますが、マナー違反なので要注意です。マナーを守って写真撮影は、上の高台から行いましょう。
また、近くにジェラートアイス専門店「POPORO-角島ジェラート」があります。種類は青のり、藻塩、酒粕など味が想像できないものばかり。季節によってフレーバーも変わるので、ぜひ足を運んでみてください。
3.歴史文化を感じる「萩」の街並み
江戸時代の城下町の街並みが残る、維新の志士のゆかりの地。吉田松陰の松下村塾に木戸孝允旧宅など、歴史文化を感じる市でもあります。
萩市は、看板が茶色に彩られているのも特徴です。その理由は、萩市が制定した条例に基づいて「景観を守るため」にあります。歴史と文化を守る素敵な街ですね。
ちなみにわたしは、萩の見るべきオススメポイントとして"ガードレール"をあげます。萩は、夏みかんが有名な地です。そんな萩のガードレールの色は…。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてくださいね。
「西の京」と呼ばれる価値があるまちだった
今ままで紹介したオススメスポットはほんの一部に過ぎません。世界第3位に選ばれた理由の一つ、「瑠璃光寺」や物珍しい「ミカン鍋」を食べられるお店などもあります。
自然と建造物の調和がとれ、歴史文化を尊重する素晴らしいまち「山口県」。次の旅先の候補にいかがでしょうか。
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