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【FaB】Emperor目線で見る、各ヒーローに関してPart1

今まではEmperorを使う事ばかりに関しての記事ばかりでしたので、逆に私がEmperorを使う際に対戦相手が使用するヒーローに対して何を意識してるのかをまとめたいと思います。

ヒーローの数が多いのでとりあえず今回は
先日のBHTokyoの分布図に記載のヒーロー中心に書きたいと思います。
https://twitter.com/FABTCG_JP/status/1710544466665521379?t=-G8-s0olmm-iJt3HaAPZRw&s=19


・Chane

いわずと知れた強ヒーロー

まずはBHTOKIYOでも最大勢力かつ、1位に輝いたChaneに関してです
現在の主流なデッキタイプはRG型ですのでそちらを想定します。
前提としてEmperorはルーンブレードが苦手です。
理由としてはついでの様に飛んで来るルーンチャントのアーケインダメージの1点を止める術がほぼ無く、ライフ15というのが重くのしかかるためです。
対策として取れることがあるとすればサイドから《Sigil of Solace》を投入することぐらいです。(サイドに入っている《Metacarpus Node》を使うことは個人的には非推奨です、ルーンブレードは物理攻撃もしっかりと重いので3点分の物理防御を捨てるのは得策ではないです。)

取れる方策としてはアーケインダメージを無視して物理ダメージを全力で止めるというものがあります、そのうえで《Tome of Imperial Flame》を引けることを祈って攻守を奪い返すくらいしかありません、幸い防御面はそこまで硬いヒーローではないので《Tome of Imperial Flame》さえ引ければ勝てる可能性があるヒーローです。

ダイスで勝った場合には大ダメージを覚悟して後手を選択しましょう、長引くとまず勝てないヒーローですので初手ハンドに《Phoenix Flame》などを引いてしまった際などは初ターンから《Crown of Providence》を使うことも辞さないです、正直DR以外をアーセナルにおいて温存なんてする暇がない相手ですので、アーセナルを手札に変換するという使い方がほぼできません、弱めなハンドの場合は積極的に手札交換として使い、願わくば《Tome of Imperial Flame》を引けるように祈りましょう。

本来は《Oasis Respite》対策として入れている《Censor》はヒットした際に
すでにバニッシュされているRGカードを宣言するか複数積まれることの多い
《Vantom Wraith》を宣言しましょう、Chaneの能力で山から捲れたら追加打点になりえます。


・Kassai, Cintari Sellsword

長期戦が得意な強ヒーロー

上位陣ヒーローの中で唯一明確に有利と言えるのがカッサイです、
防具の関係上カッサイ側が有力なABを積むことができないということも起因しています。
戦略としては基本的に手からの防御は極力控え序盤は防具、アーセナルからのDRで守りましょう、カッパーが溜まってしまっても4枚のハンドで攻勢をかけ続ければカッサイ側も大きなアクションと取れず気が付いたらアーケインコンボの射程圏内にまで押し込まれ、本来はもっと大きな動きができるはずのなのにABのためにリソースを確保しなければならない為全力で動けないなどの状態に持ち込めばおそらく勝てます。
しかしABが薄いからと言って序盤からこちらがアーケインカードを使っていくのは得策ではありませんABが薄いヒーローは安全圏までは手札を使わずにABを全通ししてくることが多く、Emperor側はカッサイのハンド4枚からくる攻撃を捌き切るのは至難です、序盤はシッカリと物理の連打を仕掛け
防具、手札を剥がしてアーケンのキルラインが近づいてきてからゆっくりとアーケインコンボを仕掛けていきましょう。
ただ、《Oasis Respite》や《Sigil of Solace》がサイドから採用されることも多いので、キルラインに入ったからと安易にアーケインコンボを行うのは非推奨です。


・Dash

早い強いABも豊富

だいぶ不利なマッチになります、先手を取られアイテムを置かれたら絶望的なので、先手を取り攻勢を仕掛けましょう。体感《Talishar, the Lost Prince》型は9割方無理です。
後だしでこちらのテンパーを破壊してくる《Scramble Pulse》がありますので《Flamescale Furnace》で守るのは最後の最後にしましょう、序盤中盤で壊れでもしたら1割の勝機すら失います。


・Bravo

ハンデスはやめてよね

個人的には五分で戦えるマッチアップだど思っています。
クラッシュテキストに気を付けながらしっかりと3点抜けを意識していきましょう。
《Rouse the Ancients》を使われ2アクションを取られると途端に厳しくなりますので引かれないことを祈りながら戦いましょう。
また、Bravoは公開したカードをアーセナルに置くことがあるヒーローですので《Censor》を使用したりEmperorの能力で《Command and Conquer》を使用しアーセナルのカードが使えない、使いにくいという状態を意識していきましょう。
また長期間アーセナルにカードが置かれていた場合にはほぼ確実に《Oasis Respite》か《Pummel》ですので《Command and Conquer》を無意味なタイミングで使用するのは厳禁です。ABは苦手寄りなヒーローですが《Sigil of Solace》等もしっかりと採用されていることが多いのでこちらも安易なアーケインコンボは禁物です。



・Kano

Emperorの永遠のライバル

ブリッツルールでEmperorと同じくライフが15であるヒーローのKano
一般的には赤のカードしか採用できないEmperorでKanoとまともに戦ったら
下手したら1ターン目に消し炭にされてしまうのでサイドカードから大幅な交換が迫られます《Brush Off》、《Sigil of Solace》を2枚づつDR4枚と交換します、これらのインスタント2種は《Flamescale Furnace》の起動条件を相手ターン中に発動可能にするのでABを水増しすることができる点で重要な意味を持ちます。
また装備も頭と腕はKano相手には役に立たないので《Spell Fray Tiara》、《Metacarpus Node》に切りかえます。
基本的に1,2ターンでの決着となるマッチなのでこちらは通してはいけない攻撃を一回防げればよいという考え方になります。
一般的なKanoは3点アーケンのカードに1点のバフを乗せヒット時効果を出してきます

これらの通してしまうとアーケンコンボが成立してしまうカード達の4点アーケンを止めるために《Brush Off》+《Spell Fray Tiara》を採用しています。ABが3しかないので最悪ハンドを3枚使ってでも《Spell Fray Tiara》と合わせてこの2枚の4点は止めましょう。

こちらもできれば止めたいカードではありますが4点素通りでなければまだ生き残る可能性はあるカードです。

相性的にはKano側が圧倒的有利に見えますが実はEmperorもキルラインが9なので極端な話Kanoはライフが実質6ということもなります。
後手Emperor側の《Ravenous Rabble》ですらKano側は「ここでコンボに走って焼き切るかここは守りに入るか」で大いに悩むことになります。
手札の並びが悪くコンボに走れなかった場合、防御値3のカードを差し出し1点を受けることになり事実上残ライフは5その後に追撃が来ると当然それらも守らなければならなくなります。
そのパターンに持ち込めた場合は体感9割勝てる印象です。
ですので決着はある意味1ターン目と言い換えることもできます。

こちらが先手の場合でも基本的に全力で攻撃を行い相手に手札を切らせることを意識しましょう、ただし中途半端な攻撃になる場合はKano側に赤のカードを防御に回されてしまう可能性があるので大体12点以上が出せるときに殴るイメージです。

また《Tome of Imperial Flame》(以下本と呼称)を引いた際には大分有利な展開に持ち込むことになります
本を使用した時点でKano側には本の解決前にコンボに走るか走らないかの選択を迫られます。本の使用時には手札が3枚あるので3点(実際は《Flamescale Furnace》を絡めて5点)分のABがEmperor側には用意できますKano側がコンボに走った時にはできれば3点分のABで生き残れるように祈りましょう、生き残った場合には手札をすべて使い切ったKano側に6点の《Command and Conquer》を胴装備のテキスト込みで入れることができます。(5点分のABを使用した場合には杖の2点のアーケンダメージになります)その状態でKano側は何もできずにターンをこちらに回してきますのでKano側が足装備などを使ってた際にはペースをつかむことができます。
Kano側が本に対してコンボを行わない場合には多分勝てます。
一定数AA型のKanoも存在しますが一転して大分有利寄りになるので
AA型が主流にならないかな~とも思っています(要はコンカー呼び出せないEmperorじゃない?)AA型は物理をしっかりと防ぎ6点を削って行きましょう、コンボも頻繁には行えないのでしっかり4点を防ぎましょう。


・Ira, Crimson Haze

時間が経つほど小太刀が痛くなる

こちらも基本的には苦手寄りなマッチになります。(ここまでほぼ苦手じゃない?)Ira側は2枚で守り2枚で攻めるを忠実にこなしていき小太刀の2連撃で確実に追い詰めていく戦術の型が一般的になります、その場合Emperor側の攻撃のうち平均8点は毎回防がれ少しずつ削るという方針を取ることになります。
理想としては4点go+4点or5点のアーケンで攻めていくのがIra相手のは効率的なものになるかなと思います。IraのABは厚めにとって3が限界なので2点は抜ける&青を切らせるため場合によっては小太刀を2回振ったのちに強いAAを打てなくなる可能性があるためです。
Iraに限らず防御よりのヒーローが使うカードに《Warmonger's Diplomacy》

という相手の行動を制限してくるものがあります。《Give and Take》で山上に本を置いたときや《Ravenous Rabble》で本が捲れた際の返しに本からの大量打点を嫌い使ってくる可能性があります。但しその際にも実はEmperorは本を使いながら打点を出すことができます。
1つ目の方法はウィザードアクションを使うものになります6点から7点のアーケンダメージを本から繋げられます。2つ目の方法はEmperorの能力を使い
デッキから直接《Command and Conquer》を打ちその後杖を振り2点のアーケンを飛ばす方法です。(Emperorの能力はAAではない為、使用できると解釈してます、できなかったらすみません。)

↑リリースノートを見たところどうやらEmperorの能力も杖も振れなさそうなので上の話は無視してください、自戒のため残しておきます。

つまりEmperorの起動能力はAA扱いとなる為peaceを選んだ際には使うことができません、杖の2アーケンはインスタントなので使う事が出来ます。
裏を返せばEmperorの起動効果がAAとなることはwarを選んだ際にも使うことが出来るという事になります。


分量が多くなってきましたので残りのヒーローに関しては後日パート2という形で行います
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