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2023年末のエンペラーの立ち位置の話



前置き

こんにちは欠金虞と申します
普段は秋葉原や高田馬場にてFabの主にBlitz環境で遊んでます。使用デッキはエンペラーというヒーローで基本的に今年の4月からずっとこのヒーローを使い続けています、今回色々な要因でいきなり環境に躍り出たエンペラーに関して今の立ち位置と現在使ってるデッキに関してまとめのnoteを書きたいと思います。(年末年始のくじや福袋でエンペラーで使う胴や脚装備を引く人も多いと思うので興味がある人の助けになればと思います。)

チェインアイラカッサイ無き後のBlitzフォーマット
エンペラーは環境的にノリに乗ってます。
タリシャーは回してないので詳しいことは分かりませんが現在の統計上
勝率順で並べると2023年12月では
ヨージ64%、ブライヤー60%に次いでエンペラー58%となっています
ヨージは試合総数が少なく特殊な立ち位置ですので実際はブライヤーエンペラーがティア1なのかなと思ってます。

赤本後の勝率とブライヤーとの差別化点

私自身の話になりますが10月6日の赤本追加からのアーモリーやバトルハーデント、スカーミッシュの戦績を纏めますと
161戦120勝の勝率75%となりました。
月数で表すと
10月 46戦34勝 勝率74%
11月 53戦36勝 勝率69%
12月 62戦50勝 勝率80%

特に明確にプレイの方針を固めた12月の勝率が良くスカーミッシュ準優勝、優勝賞品が強かったあずまやのクリスマスアーモリー1位、今回の数には含めておりませんがTokyo Fabで開催された福袋争奪Blitzでの優勝と負けが許されない場面でしっかりと勝ててるのではないかと思います。(私のプレイングがまだまだ甘いのでデッキパワーを考えたらもう少し詰められたと思います。)
赤本が来る前の勝率に関しては基本的に2-1製造機で3-0経験は4月から9月の間で3回ほどしかありません。

同じティア1ヒーローのブライヤーとの差別化点を考えますと、ブライヤーの下ブレパターンとして考えられる
・手札にAAが無い
・ラベノスラベルで2点になる
・ソナタで何も拾えない
この3点の内上の2点がエンペラーでは起こりにくく(本当にどうしよもない時は手札3枚がコンカーになります。)
プレイは完璧だったけど運で負けた等の理不尽な負けが少ないという点が挙げられます。

今使ってる構築

今使用しているエンペラーの構築はデッキを52枚として考えた時に常に使用するコアデッキ28枚と相手によって切り替えるサイドデッキを19枚+ほぼ固定枠の装備5枚の構築を使用しています。
また、先手を積極的に取る構築となっていますのでダイスで勝ったら必ず先手を選びます(環境的にブライヤー、ブラーボ、ダッシュ、新プリズム、ヴィンセント、ライナー等先手を取らせたくないヒーローが殆どの為です。)


基本的に固定の28枚
相手によって入れ替える19枚

簡単な解説

コアデッキのカードは基本的に説明不要だとは思いますが2枚だけ解説します。

・Seek Horizon

プレイ時に手札を山札の上にカードを置くことによりgo againを得ることが可能なカード
エンドカードとしてコストを使用せずに使ったり初動として使用して《Blaze Headlong》の使用条件を達成したり《Sigil of Solace》を戻した後に《Snatch》を通して3点回復する等の小テクがあったりもします、その他早い段階で《Emeritus Scolding》引いてしまいゲーム的に短期決着になりそうなヒーローの時にアーセナルには置きたくないが山下には戻したくない時に役立つ時があります。
《Enlightened Strike》のgo againモードの下位互換のように思えますが手札1枚で使えるという点も大きいです。

・Wounding Blow

要はバニラですが自ターンは4点相手ターンは3点の表現価値を持つ優秀なカードです。
足装備が固定されてるため自動的にgo againを付与することが出来ないため《Snatch》より強い場面が多くあります。

次にサイドデッキのカードの採用理由、投入するべきタイミング等を解説します。
・Swell Tidings
・Voltic Bolt

5点アーケンの2種4枚に関しては先手を取ったら必ず採用します。
後手時にはABが弱めなヒーロー(ウォリアー系やガーディアン、ニンジャやイリュージョニスト)の時に採用します
AB3かつ短期決着を望むライナーダッシュでは採用しません。
同じくAB3の可能性が有りますが長期戦になりがちなブライヤーに関しては必ず2点のアーケンダメージを通すことが出来るので採用します。

・Nourishing Emptiness

先手なら基本的に採用その他ポッパーが必要な対面では後手でも採用します。

・Pummel

赤本が絡んだ時にコンカーパメルを決められたら気持ち良いのとゲーム中に見せることにより赤本から打ってくるんじゃないかと錯覚させることが出来るカードではあります、また先手時に採用した《Nourishing Emptiness》を後引きした際にもプレイできる可能性があります。
引いたらアーセナルに置いておいてコンカーや赤本を引いたらそのままにしてなんも引けなければ《Crown of Providence》で5枚目のハンドにしてしまいましょう。
手札4枚を維持することが難しいダッシュ、ブライヤー相手には抜けることが多いです。

・Give and Take

あまり強いカードでは無いですがゲーム後半に引くとダメージが通りやすいカードです、防御値はしっかりと3あるので前半に引いたら防御に回しましょうDRやARが多いヒーロー相手にはデッキから抜けていきます。

・Nimblism

基本的には後手採用になります
0コス3点go againのAAとして運用し後手1のアグレッシブな攻撃札の水増しとして使います。
またDRが採用されないヒーローに関しては後述する《Overload》とのシナジーも形成できます。

・Plunder Run

先手時に採用することが多いカードです。
理想としては1ターン目に5点アーケンor《Nourishing Emptiness》を使いその後にアーセナルに置く候補のカードになりますDRがあればそちらが優先されますがそれ以外の時でも4点go  againが多いこのデッキでは成立する事が比較的多いカードかなと思いますまたDR非採用のヒーロー相手には《Overload》のバフとして使えます。

・Overload

最近しかけたエンペラーデッキの魔法の1枚です
最低限の攻撃性能を得つつ各種バフカードが乗ると凶悪な1枚になります防具の防御が強いブライヤー、ブラーボ、ダッシュ以外のヒーローに採用が見込めファティーグ〇〇を仕掛けてくるような相手に採用することにより、突然の12ドミ9ドミを叩き込むことができ計算を大幅に狂わす事が可能かと思います。DRがないヒーローにはより効果的です。

・Snatch

基本的には強いカードなのですがエンペラーの構築ではgo againを付与することが難しいので採用するなら《Razor Reflex》とセットになります
先手時には《Wounding Blow》と重なり弱いタイミングが多いのと防御値の関係で抜けることがあります。

・Razor Reflex

1点2点のやり取りが大切なエンペラーにとってはARで相手に予想外のダメージを与えられるこのカードは強力です、一応サイド枠としてますが基本的には採用します、但し《Snatch》を抜くマッチで他に抜くカードが無い時等は抜いても良いかもしれません。

・Metacarpus Node

唯一の装備枠のサイドになります
着るタイミングはファティーグブライヤー対面(ほぼ人読みになるので自己責任で)で0コス4点goを下に置きつつ相手の鎌1点のアーケンを防ぐ為。
ヴィンセント相手に後手を取った時
エンペラーミラーで後手を取った時等になります。

採用が検討されるカード達

最後に今回の構築では採用されませんでしたが地域メタや気分によってはここら辺のカードと入れ替えも検討の余地があるカードだと思います。《Pummel》《Give and Take》《Plunder Run》《Overload》《Metacarpus Node》辺りは必ずしも必要なカードでは無いので交換しても良いかもしれません。

ゲームプラン

基本的なゲームプランは1ターン目までは共通2ターン目以降から分岐します。
先手を取りアーケンからのアーセナルセット返しを防具orボディで受け流しハンド4からの全力殴りを行い相手が守るなら長期戦
相手が受けるなら返しも気合いで受け流し赤本を計12枚のドローのどこかで引けることを祈り引けたら受けてくる相手になら物量差でまず勝てます。
相手がしっかりと物理を守り長期戦になる時にはDRをしっかりと生かし相手のライフが13点前後になるあたりから物理の攻撃からアーケンの攻撃に切り替え相手に致死ラインを強く意識させジワジワと削っていきます。

基本的にはこの考えで行いますが何事にも例外はありますので柔軟にやっていきましょう💦(上手く言語化出来ないため逃げる)

まとめ

赤本という強力なカードを得てぶっ壊れ気味なんじゃないかと思いますが少なくともジェネリックのAB2がばら撒かれるまではかなり良い立ち位置になるヒーローだと思いますので興味がありましたら是非握ってみてください(ちょっとお高めなので最初はタリシャーからやるのをオススメします。)







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