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超優柔不断な私の就活体験記(大学3年10月)

今回は大学3年10月の話だ。文章がだらだらとして、まとまりがなくなってしまった。。。

この月は自身の将来に対して、大きく考えが変わり、23卒としての就職に舵をきり始めた月だった。
きっかけは研究室への配属だった。
配属は結構楽しみだった。第一希望の研究室に配属出来、興味のあるテーマについて研究できるからだ。
でも、研究室に配属して数週間たった頃、気づいてしまった。

「自分、研究興味ないかも」

研究が想像以上に面白くなかった。(個人の話)
私の行っている研究は、フラスコ振って、試薬混ぜて、THE研究みたいな感じ。
操作はイメージ通りだったが、自身の感覚はイメージと真逆だった。
継続的に研究して初めて分かったが、思った以上に泥臭い。
結果を得られても、再現性を確認するために、何度も同じ実験をするし、
待ち時間は長いし(笑)、
得たい結果に対しての実験方法を、自分で論文探して模索しないといけないし。(頑張れ)

十分分かってる。
研究を楽しめる領域にまだ到達してないだけってこと。
自分がそこに到達するまでに何の努力もしてないこと。

続ければ研究の面白み分かってくるかなと思ったが、何日続けても分からなかった。
そして、感覚として「研究嫌だな、やりたくないな」と思ってしまった。

これが、23卒としての就職に切り替える、大きなきっかけだった。


それに、一個上の先輩が5人いたのだが、そのうち3人が学部卒で就職するという状況だった。
院進が当たり前だと思っていたが、意外とそういうわけでもないという可能性に気づかされた。
そこから、「自分は本当に院進していいのか?研究がやりたいのか?自分が本当にやりたいことは何なのか?どうやったら叶えられるのか?」と真剣に考えるようになった。

まず、自分のやりたいことを改めて詰めた。
当時の私がやりたかったことは揺るがず「食の面から人の健康に寄与すること」だ。
これには、印象深い原体験がある。大学に入学して一人暮らしを始めた頃、慣れない大学生活やアルバイトでストレスがたまり、過食症に陥った。その頃の私は自分の食欲をコントロールできなくなって、ハイカロで不健康な食ばかり好んでいた。そんな生活を続けていたからか、体調不良、やる気が出ない、自己肯定感が下がるといった最悪の心身の状態だった。(大学の授業も出席せず、必修の単位を落とした(笑))

だからこそ、普段何気なく口にするものは、生産性のある日々を過ごすためにとても重要なのだと実感した。そして、上記の想いが生まれた。

この思いの実現のため、当初は研究職として、毒性の高いコンビニ食品や加工食品を中心に、商品の改良もしくは代替品の開発がしたいと思っていた。


次に、本当にそれが実現可能なのか、食品メーカーの研究職の仕事を調べてみることにした。
結果、自分の理想と実際はかなり違うと感じた。
ギャップは以下の通りだ。
・いかに飲料の香りを嗜好性高いものにできるか、チョコレートを溶けにくくできるかなど、その多くの研究は健康に直接寄与するものではないと思った。
・もちろん、健康に寄与する研究ができる可能性もあるが、直感的に低いと思った。
・研究や商品開発にはかなりの時間がかかる。消費者との距離も遠く、誰かに役立っているという感覚は得られるのだろうか?と疑問に思った。
・嗜好性高い食を届けるのは、私が提供したい価値ではないと思った。


ここで研究職の道を完全に辞めたわけではないが、23卒としての就職が結構現実味を帯びてきた。



9月をもって所属していた学生団体を引退したので、そこから完全に就活に振り切ることになった。(大学の研究とも並行していた)

この時期は、大学のキャリセンに通い詰めていた。担当の方に自己PRやガクチカの添削をしてもらっていたのだ。
優柔不断な私は、「納得のいく」ESを書くことが苦手だった。
文章を書くことは得意だったが、自分の良さを伝えられているのか、相手に内容が伝わっているのか、心配で何度も添削していただいた。
添削はしてもらっていたが、実際にどこかの企業に提出しているわけではなく、添削してもらってるだけ。
今思うとどっかの企業に出せよ!って思う(笑)

インターンは振り返ると思ったより参加してなかった。コンビニ食や外食が健康被害が大きいという興味から、コンビニやフードサービス、小売りのインターン計4社に参加した。
後にこの中のフードサービス業2社は選考に進んだ。


また、中旬には初めて早期一次選考に参加した。前回話したフードサービス業の企業だ。
前半に説明会があり、後半に適性検査があった。今でも覚えているが、担当者の方は3年目の女性だった。本当に仕事ができそうな人で、憧れた。

自分のやりたいこととマッチしていたし、文化も合いそうと思ったが、なんと適性検査で落とされた。

ええー-!ってなった(笑)
適性で落とされることってあんの!?
当時、就活は初心者でよく知らなかったが、まさか序盤の適性検査で落とされるとは思わなかった。
ショックというか、ビックリだった。
これ以降適性検査(性格検査)を行う際は回答の一貫性を心掛けるようになった。


こうやって23卒としての就職に舵を切り始めた10月だった。

前回も書いたけど、改めて思う。この時期からもっといろんな企業幅広く見ておけばよかったな。その時のやりたいこと(実現したい社会)や、自分の狭い視野で思いついた解決方法(企業、仕事内容)にとらわれすぎて、見る業界、企業狭めすぎてたわ。


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