【研究】オリジナルはローボードでCBしちゃう?
上記はCOがTTでオープンレイズした後、SBがコール。フロップでSBがチェック後のCOアクション。GTOの正解は、結構な頻度でオーバーポットベットとなっている。
アクションの分布をみると、オーバーポットorチェックにわかれるようだ。たしかに、今回はローボードで、オリジナルがヒットしていなさそうなボード。オリジナルの全レンジ1/3ポットベットだと、レイズを返されて行き詰まりがちだ。
そんな場合は、ポットベット以上orチェックの二極化にするのが良い、とのこと。私はチェックを好んで用いるが、フロップのオーバーポットはあまり使わないため、詳細を見ていきたい。
見た感じ、現状強いものとしては、ポケットやトップヒットが主なようだ。一方で現状弱いものとしては、バックドアフラッシュ系が多い。Axsについては、結構な割合でポットオーバーが許される。
ただし、AKsやAQs、AJsあたりでポットオーバーするため、ハイカードで中途半端かつヒットしていないATs、A9sあたりは、ポットオーバーのコンボ数から減らしているのかもしれない。A8sとA7sには、バックドアストレートも存在している。
K5sは、クローバーだとバックドアフラッシュが存在しないため、他のスートよりもポットオーバー頻度が多めとなっている。
QJsをみると、全然頻度が違う。クローバーはバックドアフラッシュがついていないため、諦めのチェックを推奨するようだ。ヒット系のドローだけだと、アウツが足りないということね。
A8oでも、マークによって挙動が異なる様子。
よく見ると、Aがクローバーだとチェック多めのようだ。違いがあるとすると、バックドアフラッシュができるシチュエーションで、ナッツフラッシュをブロックしている。そのため、ブラフベットが機能する。
上記はフロップ時点のSBレンジだ。
ポットオーバーベットを受けると、結構な割合でフォールドとなる。ポケットとAxsの一部、KQsがわずかに残るのみとなる。
オリジナル側からすると、相手のレンジを絞れるため、ターン以降の主導権を握れる。適切なポットオーバーベットをマスターすると、実力は間違いなく向上するだろう。
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