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【研究】オリジナルはローボードでCBしちゃう?

キャプチャ1

上記はCOがTTでオープンレイズした後、SBがコール。フロップでSBがチェック後のCOアクション。GTOの正解は、結構な頻度でオーバーポットベットとなっている。

キャプチャ2

アクションの分布をみると、オーバーポットorチェックにわかれるようだ。たしかに、今回はローボードで、オリジナルがヒットしていなさそうなボード。オリジナルの全レンジ1/3ポットベットだと、レイズを返されて行き詰まりがちだ。

そんな場合は、ポットベット以上orチェックの二極化にするのが良い、とのこと。私はチェックを好んで用いるが、フロップのオーバーポットはあまり使わないため、詳細を見ていきたい。

見た感じ、現状強いものとしては、ポケットやトップヒットが主なようだ。一方で現状弱いものとしては、バックドアフラッシュ系が多い。Axsについては、結構な割合でポットオーバーが許される。

ただし、AKsやAQs、AJsあたりでポットオーバーするため、ハイカードで中途半端かつヒットしていないATs、A9sあたりは、ポットオーバーのコンボ数から減らしているのかもしれない。A8sとA7sには、バックドアストレートも存在している。

キャプチャ3

K5sは、クローバーだとバックドアフラッシュが存在しないため、他のスートよりもポットオーバー頻度が多めとなっている。

キャプチャ4

QJsをみると、全然頻度が違う。クローバーはバックドアフラッシュがついていないため、諦めのチェックを推奨するようだ。ヒット系のドローだけだと、アウツが足りないということね。

キャプチャ6

A8oでも、マークによって挙動が異なる様子。

キャプチャ5

よく見ると、Aがクローバーだとチェック多めのようだ。違いがあるとすると、バックドアフラッシュができるシチュエーションで、ナッツフラッシュをブロックしている。そのため、ブラフベットが機能する。

キャプチャ7

上記はフロップ時点のSBレンジだ。

キャプチャ8

ポットオーバーベットを受けると、結構な割合でフォールドとなる。ポケットとAxsの一部、KQsがわずかに残るのみとなる。

オリジナル側からすると、相手のレンジを絞れるため、ターン以降の主導権を握れる。適切なポットオーバーベットをマスターすると、実力は間違いなく向上するだろう。

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