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行くぞ!はじめての児童館。

児童館へ行ってきた。

帰り道。なんとか無事にやり終えた、自分へのプチご褒美にと、コンビニに寄って、アイスカフェラテを買う。カフェインレスじゃないけど、一日一杯なら大丈夫だろう。今日は許してくれ。

はじめての場所。
はじめての人。
はじめてのこと。

アイスカフェラテで、どうにか心を保たなくてはならないくらいに、気持ちがざわついていた。

「人見知り」「緊張しぃ」「ビビり」
どれも、そうであるとも思えるし、そうでないとも思える。

自己分析をするのだとしたら、「馴染む」というのが苦手なのかもしれないと思った。
(多分、最近よく耳にする「繊細さん(HSP)」ってやつだと思う)

いい塩梅に馴染まなくてはいけない状況、環境が苦手なの、かな?

にこやかに挨拶して。
みんなと同じように動いて。
ぐずらないように配慮して。

ひとつひとつの懸念が、軽いジャブを打たれ続けられるかのように、蓄積していく心身へのダメージ。

そんな人もいるのかな。
もしいたら、友だちになれそうだ。
その時は、いっしょに帰りがけに、好き好きに飲み物を買って、心を癒しつつ話せたらいいな。

そんなわたしの児童館デビューのレポート。
誰かの参考になれば幸いです。



1 おはなし会だったらいけるかな

児童館に行こう行こうと思って、数ヶ月。

感染が心配だとか、余裕がないとか、そんなことを言い訳にして、行くのを先送りにしていた。別に、無理して行く必要はないっちゃないんだけどね。

生後9ヶ月を過ぎ、息子が夢中になっている絵本。

登録している児童館のお知らせメールに、「おはなし会」の開催予定の連絡があり、
「これならいけそう!」
と、少し前向きに…

0歳児からも参加できる。
息子は絵本大好き。
参加者と無理して話さなくてもよさそう。
おもちゃを口に入れる可能性があるから、フリーの時間よりは決まったイベントがある方が安心。

よし、そうと決まれば、次の「おはなし会」の日に行ってみよう!

2 行こうと思ったが…

当日。

申し込みは不要で、10時半からスタートだった。

その日はバタバタで。

離乳食を食べる→授乳→おむつ替え→洗濯物を干す→息子眠たくなってぐずり始める→洗濯物を干し切れず、息子を寝かしつけ→息子寝る→置くことに成功→洗濯物を干す→時刻は10時半

・・・はい、行けず。

洗濯がある日は無理、ということが判明。
あと、息子が眠くなるのがいつになるかわからないから、行けるか行けないかはその日次第。

絶対行かなくてはならないものでもないので、まあ、行けたらいいやくらいの感覚で、気楽に考えようと思った。

3 翌日、再チャレンジ!

翌日。
「おはなし会」ではなく、「0歳児のひろば」があるとのことで、再チャレンジしてみることに。

出発前に30分でも寝ておいてくれると、行ってから眠くてぐずることはそうそうないはずなので、寝ておいてくれたらなぁ。だけど、それも賭け。

9時過ぎくらいから、眠そうな素振りがあったので寝かしつけに入ったが、なかなか寝ず。
今日も無理かなぁ、まあ、それでもいいかと思っていたら、9時40分ごろに寝てくれた!

10時15分ごろに出発したらいいから、30分くらい寝れるぞ!!

予定の時間に出発できた。

4 ドキドキしながら到着

どのくらいの人が集まってるのかな、とドキドキしていたら、児童館の窓から中に人がいるのが見えた。10組くらいの親子たち。

結構、人いるな。
しかも、仲良さそうに話してる…
大丈夫かな、あそこに混じれるかな。

ちょっと、気が弱りそうになったけど、
「別にママ友を作るためにきたわけじゃないし」
と拗ね気味に(笑)、気持ちを盛り立てて、中に入った。

児童館のスタッフさんが、あたたかく出迎えてくださる。

部屋に入ると、
「おはようございまーす!」
と笑顔であいさつしてくださるママさんもいて、大丈夫かも…と思えてきた。

5 初手、息子泣く

場所見知り、人見知りがちょっとだけある息子。
部屋に入った時は大丈夫だったが、抱っこ紐を外すために床に座らせた途端、泣き始めてしまう。

慌てて抱っこしたらすぐに落ち着いた。

ちなみに、周り、誰も泣いてない。

みんな慣れてるのかな。すごいな。

6 ふれあい遊びが楽しい

すぐに開始時間になり、ふれあい遊びから始まった。

「はじめての人〜?」
と聞かれたので、手を挙げた。

周りを見渡したけど、わたしだけみたいだった。

驚愕!!!

はじめての人(わたし)のために、ふれあい遊びの仕方をていねいに教えてくださった。

抱っこしながら、お座りしながら、お歌をうたいながら、くすぐったり触ったり、高い高いしたり、息子も上機嫌に。

息子はお歌大好きくんなので、ふれあい遊び中は、落ち着いていた。
わたしも緊張がほぐれ、楽しい気分に。

楽しいお歌をたくさん教えてもらったけれど、一度では覚え切れなかった。またお家でもやりたいなぁ。

7 グループになって歓談

ふれあい遊びが終わったら、グループに分かれた。

グループに分かれる時に、昨日寝た時間で順番に並ぶように指示され、はじめて参加者さんと話をすることに。

自分から話すことにはあまり緊張しないのだけど、周りの様子を見て、なるべく馴染むように気を遣いすぎるので疲れてしまう。

ちなみに、昨晩は10時半ごろに寝て、いつもよりだいぶ遅かった。いつも、大体、9時〜9時半に寝るので。

あ〜、きっと遅い方だろうなと思っていたら、実は早い方で、12時を過ぎている子も結構いて驚いた。

そして、グループに分かれて、自己紹介、テーマごとに歓談。お座りできる以上の月齢の子が多かった。

「どうですか?」
と話題を振ってくださり、話しやすかった。

悩みを共有したり、心配ごとを共感しあったり、ママってこうやって話ができる場所を必要としているんだなと思った。

ちなみにわたしは移住してきて、地域に話せる友だちがおらず。かといって、悩みを人に話す方でもないので、別段支障なく。その分、夫にめちゃくちゃ話している、と思われる。

8 制作づくり

話がひとしきり盛り上がったところで、制作物作りへ。

季節に合った制作物で、参加者さんと交流しながら作っていく。

わたし以外は、慣れた様子で次々と準備物を用意したり、制作を進めたり。わたしはあたふたと何もできないまま、息子がグズグズし始めたので相手をしていた。

そんな中、息子がご機嫌斜めでも、あたたかく声をかけてくださる参加者さんがいてありがたかった。スタッフさんも時々手伝いにきてくださって安心できた。

9 終了、そして思うところは

制作が終えたら、絵本の読み聞かせ、最後のお歌をうたって終了!

1時間ほどのプログラムなのに、充実感がすごかった。保育園もこんな感じなのかな。

家にいると、家事に追われて、息子に構ってあげられない時間が多いので、保育園や幼稚園でさまざまな体験ができるのは大きなメリットのように思える。だけど、一緒にいられる時間は限りがあるものだから、小さいうちは一緒にいたいな。わたしが。

終了して、まずは、ホッとした。

ホッとしたのは、
息子がそれほど大泣きせずに過ごせたこと。
あたたかく迎えてくださる方が多かったこと。

こう書くと、すごく人の目や周りの態度を気にしていたのだと思い知る。

わたしは、他の赤ちゃんが大泣きしたって気にならないし、ママだって周りに合わせようとせず自分らしくあれたらいいのになって思ってる。
そんな社会になったらいいのにな。そうでなくても、そうあれる場所が一つでも増えたらいいのにな。わたしみたいな繊細さんのためにも。

また行きたいかと問われると、時々は行けたらいいなという気持ち。

もうちょっと気軽に行ける場所や、イベントを開拓できたらいいな。
あとは、先にも書いたけど、ちょっと疲れたなって言い合える似た感覚のママさんと巡りあえたら最高にうれしい。

息子は疲れたのか、帰ってきてから爆睡中。
もう2時間も寝てる。

そのおかげで、note書けました!

息子よ、お疲れさん。
わたしも、お疲れさん。

 

 

 

 





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