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なんとな〜く育児で心がけていること

普段、気にも留めていないような
小さな小さな心がけ。

1歳1ヶ月になった息子との生活の中で、
なんとなく、わたしが意識していることを
今日はご紹介できたらと思う。



子育ての方法は千差万別。
どれがいい、悪いかなんて決められないし、
さまざまな考え方がある。

自分らしいあり方
その子にあった方法
日々向き合う中で、
見つけていくものだと思う。

今回紹介する
なんとなく心がけていることたちは、
その奥に自分の大切にしたい価値観が
多分、潜んでいたりする。

うまくいかないこともたくさんあるけど
少しだけでも自分らしく、
その子らしくあれるように、
自分にも家族にもやさしいあり方を
見つけられたらと思っています。


1 感情を代弁する

最近は少し減ってきたけど、一歳になる前は、ほんとによく頭をぶつけていた。
お座りができるようになった頃とか、ハイハイし出した頃とか、一日に何度ぶつけて泣きわめいたことか。

ぶつけた時に、どう声をかけるか。

わたしは、
「痛かったね」
「つらいね」
「悲しいね」
と声をかけてきた。

痛いときには痛い。
つらいときにはつらい。

ネガティブな感情も出してほしいと思うからだ。我慢することも時には必要かもしれないけど、家族の中では自分の感情を吐き出せる関係でありたい。

以前、予防接種の際に、注射後、大泣きして泣き止まない息子に、看護師さんがかけてくれた言葉に癒された。

「もう思う存分泣いたらいいよ」
「痛いもんね」

外では泣き止ませないと、
と焦っていたわたしだったが、それを聞いて、「そりゃ痛いよな」「泣きたいよな」と息子の気持ちに寄り添えた。


痛かった時だけでなく、
嬉しそうな時、
素敵な出来事があった時なども、
「嬉しいね」「よかったね」など、
代弁するようにしている。

2 約束を守る

息子と接していると、どうしても、
「あとでしようね」と言うことが多くある。

まだ1歳。

「あとで絵本を読もうね」
「あとでいっしょに遊ぼう」
と言われたところで、本人は覚えているかわからない。

でも、何か特別なことがない限り、わたしは約束を守るようにしている。


これは教師時代の痛い経験がきっかけかもしれない。

小学5年生の担任をしていた時、
ある男の子に、
「先生、約束したのに守らんやん」
と言われたことがある。

何気なく発した約束だった。

でも、その子はしっかり覚えていて、すごく大事にしていたのだった。それから、その子はかなり荒れてしまい、学級運営も大変だった。
きっと、荒れた原因は約束を守らなかったことだけではないけれど、わたし自身とても反省した。

約束を守ることは、その子のことを大事にするということでもある。もちろんどの子も大切にしていたつもりだった。しかし、行動で示さないと伝わらないこともある。

そんな痛い経験があるから、息子との約束は小さなことでも、できる限り守りたい。

3 息子の今を大事にする

「なんでそのタイミングで?」
ということがよくある。

昨日はお風呂上がり、裸で絵本を持ってきては、読んでほしいとせがんできた。

「あとでね」
と言うこともできるかもしれないけれど、もう裸で(笑)一冊だけ読んでしまう。

息子にとっては、
「今、それが一番」なのだ。

今、一番夢中になれることを大切にしたい。
だから、できる限り、息子の要求に応える。

4 次のお知らせをする

離乳食の時に、よく言っているのが、大好物のごはん系のものを食べたあとすぐさま、
「次はお味噌汁だよ」
など、次のお知らせを言うようにしている。

嫌いではないけど、あまり進まないメニューを食べさせたいときは、あらかじめ、
「次はこれ!」
と言っておいた方が食べてくれることが多い。

「歯磨きしたらねんねだよ」
「ねんねのお部屋に行くよ」

など、事前に言っておくことで、ぐずらずに次の行動に移せることが多いので、直前に声かけすることは欠かせない。

5 褒め方に気をつける

驚かれるかもしれないけど、あまり褒めることをしない。

「上手だね」
「えらいね」
「かしこいね」
という言葉の代わりに、

「すごい!」
「がんばったね」
「ありがとう」
「助かったよ」
の言葉を選ぶようにしている。

子どもは褒められるのが好きだ。
親の喜ぶ顔を見たいから、その行動をしようとする。反面、褒められないとその行動をしなくなる。(親にかまってもらいたいから、良くない行動を起こすこともある)

行動の理由が「親が褒めてくれるから」になってしまうと、行動そのものの良さに気づきにくい。

行動する過程で成長したり、行動することによって誰かの役に立ったりすることの方に気づいてもらいたい。

褒め方次第では、行動をコントロールすることも可能なほど、影響力の強いもの。だからこそ、褒める時には注意深く、言葉を選びたい。

6 否定の注意をなるべくしない

これは、キャストとして参加させていただいていたasobi基地で学ばせてもらったこと。

asobi基地webサイトより

それまでは意識することもなく、
「〜してはダメ!」「〜やめなさい」の否定言葉を乱用していた。

大人側もキツい言葉しか言えず、キリキリしてくるし、言われた子どももあまりいい思いはしない。キツく言われることにどんどん慣れてきて、厳しく言われても効かなくなってしまう。

「〜登ったらダメ!」を「ここで座って遊ぼうね」とか、登った先に触りたいものがあることに気づいて、「これがほしかったんだね」と取ってあげるようにしている。

余裕がなければ、否定の言葉は、つい出てきてしまいがち。

そういう時には危険信号。
少し休憩するなど、息子と離れる時間も取るようにしている。



なんとな〜く書いてみたけど、結構あった!

専門家でも何でもありませんが、教育関係でさまざまな分野、立場で携わってきて培った経験を生かしながら子育てをしています。

結構、こだわりいろいろある。(笑)

でも、基本がママが笑っていれば万事オッケーと思ってます◎

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。