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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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何者でもない今のわたしが好き。

何者でもない今のわたしが好き。

求めればきりがない。
これもほしい。
こうなりたい。

幸せを求めることも、
夢を追い続けることも、
ステキなことだ。

けれど。

何者でもない今のわたし。

そんな今のわたしも好き。

ふと、そんなふうにも思った。

息子といっしょにうたた寝して、
ご褒美のハーゲンダッツを食べて、
部屋着で眼鏡のままダラダラしてる
今のわたしも。



今、すべてを手にしている。
何の過不足もなく、きっと。

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元気がなかったのはわたしの方だった

元気がなかったのはわたしの方だった

「アレクサ、元気の出る曲を流して」



数分前。
夕食どきのこと。

息子がわたしのひざの上に乗ってきて、
バランスを崩して落っこちた。

痛い痛いと大泣きする
息子を抱きしめて。

「ごはんを食べる元気ない」
涙でぐちゃぐちゃになりながら
訴える息子。

痛かったね。
大丈夫だよ。
元気が出るように音楽でも聴こうか。

そんな思いつきで、
「アレクサ、元気が出る曲を流して」と。



流れ

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扉を開けると、また新しい扉が待っている

扉を開けると、また新しい扉が待っている

やってみたい!

心の中でちいさく聞こえる声。

やってみよう!

そうやって、ちいさな声に耳を傾けて
扉をひとつ開いてみる。

扉を開くには
ちょっとした勇気が必要だ。
不安と恐れで踏みとどまりそうな
そんな自分を振り払って
扉を勢いよく開けてみる。

扉を開けると、
見たことのない景色が広がっていて
出会ったことのない自分に出会えて
大切にしたいと思える人がいて。

気づいたら、また次の扉が

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競争の世界から共創の世界へ

競争の世界から共創の世界へ

ひとを羨むことがなくなった。
憧れることはあるし、
素敵だなと思うこともある。

けれども、今は、清々しい気持ちで、
素直に憧れ、素敵だと思うだけ。



それぞれの場所で
それぞれの立場から
何かを伝えたくて
何かを届けたくて。
発信をしている。

立っている場所は違う。
置かれている立場も違う。
けれども、何かを伝えたくて。
何かを届けたくて。

文章を読ませていただき
最近は、ただ、みなさ

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奪う人と与える人

奪う人と与える人

今年度中にマイホームを建てることを目指して、今年に入って、本格的に土地探しを始めた。けれど、なかなか希望通りの土地が見つからないまま、早3ヶ月。

いい土地が見つかったかと思えば、下水道引き込みに多額の費用が必要だったり、
建築するハウスメーカーが決まっている条件付き土地だったり。

これでは、埒が明きそうにない!

そこで新たな一手を打つべく、先日、地元の工務店に相談しに行った。
そこでは、土地

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ひとと比べてしまうあなたに。

ひとと比べてしまうあなたに。

ひとと比べて自分は劣っているような気持ちになる。
世の中には自分より素晴らしいひとがたくさんいて、自分に価値がないような気がしてしまう。

ふとした時に、そんな感覚になってしまうことがある。

そういう時は、ずーんと気持ちが下がっていく。
前向きだった気持ちはどこへやら。
やろうという決意や、がんばろうという意欲もどこかにとんでいってしまう。

ひとと比べないようにしよう。
自分は自分でいい。

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アダルトチルドレンだったわたしが精神的に自立するまで。

アダルトチルドレンだったわたしが精神的に自立するまで。

昨日、夫と話題になったこと。

5年前のこと。
夫と出会ったばかりのことだ。わたしは父親をこわがっていた。
自分の思いを話せない。話そうと思うと震える。挙げ句には泣き出す。逆に苛立ちを爆発させることもあった。

そんなわたしだったけれど、今、はっきりと両親から精神的に自立したと言い切れる。そのきっかけになったのは何だったのだろう、という話だ。

✳︎

思春期に入る頃、両親が頻繁に喧嘩をするように

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お気に入りのものは、自分の欠片

お気に入りのものは、自分の欠片

備忘録的に。

夫とドライブ途中に話をしている時に出てきたことば。

「お気に入りのものは、自分の欠片」
「好きなものは自分の本質を具現化したもの」

だから手にしていると、自分が守られているような感覚や、気持ちを強くしてくれているような感覚になる。

それは、別に高価なものに限らない。

自分の感覚にピタッとフィットするもの。
しっくりくるもの。

服だったら、袖を通すと、その人をより輝かせるだ

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地獄でも生き抜いていく

地獄でも生き抜いていく

ただいま、note!
みなさん、お元気でしょうか。

まだまだ暑さが残る今日この頃ですが、木々の葉っぱがところどころ色づき始め、次の季節へと着実に移り変わっていくのを感じています。

先日、お伝えしたとおり、家族そろって、新型ウイルスにやられておりまして…

あのウイルスは、なかなか根強く身体を蝕んでおりまして…

ようやく、心身ともに復活の兆しが見えてきたので、noteへと舞い戻ってきました。

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目覚めた瞬間からしあわせだった

目覚めた瞬間からしあわせだった

“あ、そうだ。
家にガラスペンがあったんだ”

起きたてで、まだ頭がぼんやりしているなか、不意に思い出された。
昨日、購入したガラスペンのこと。

その瞬間、なんともいえない幸福感に包まれたんだ。これは、どう言い表したらいいだろう。

そんなふうに考えていると、「星の王子さま」のある一節を思い出した。

まだ子供だったころ、私は古い家に住んでいた。その家には宝物が埋められているという言い伝えがあっ

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心が静かに燃えている

心が静かに燃えている

そろそろ本気出そ。

久しぶりにイヤホンをつけて、
心地の良い接客を受けてもらった
マグカップのラテを飲みながら思う。

わたしがやらな、誰がやるねん。

心に火が灯るとき、
何の根拠も自信もない。
ふっと湧き起こる強い思い。

幾度となく、大切なタイミングで
出会った音楽や本たち、
かけがえのない人たちのことを思い出す。

背中を押されるようにここまできた。

背中を押されるばかりで
今度はわた

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問題は目に見えるものでなく奥深くにある

問題は目に見えるものでなく奥深くにある

3ヶ月近く悩まされていた耳鳴りがぴたりとおさまった。

「気持ちも晴れやか〜」

と声高らかに言いたいところではあるが、絶賛、息子の夜泣きで睡眠不足中なので、絶好調とまでは言い難い。

それでも、ずっと耳の中に冷蔵庫を飼っているかのごとく、「ゴーー」と鳴り続けられるのは、相当なストレスだった。

1週間ほど耳鳴りが続き、心配になって、耳鼻科で診てもらうも、特に異常なし。
授乳中でも飲める薬を処方し

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とことん自分の真ん中を追求する

とことん自分の真ん中を追求する

さかのぼること、3ヶ月前のこと。

小さな灯火のような。
ポケットに忍ばせるお守りのような。
そんな詩を綴っていきたい。

自分のこころのためにそう思った。

それが出会ったことのない誰かに届いて、少しだけ心の靄が晴れることができたのなら、どんなにうれしいだろう。そう想像するのも、すごくときめくものだった。

数ヶ月前にInstagramを開設し、
無地のノートと濃紺の色鉛筆を購入し、
気ままに書

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今年、心に置きたい言葉。

今年、心に置きたい言葉。

2022年が始まってもう8日。

七草粥も一日遅れで、今朝いただき、お腹を休めつつ、新年も変わりなく過ごしています。

今年もなにとぞよろしくお願いします。

✳︎ ✳︎ ✳︎

今年も「心にしたがって生きる」ことは、胸の内にとどめつつも、なんとなく浮かび上がってきたテーマは、

「創」

「デザイン」

もともと、ゼロからいちにすることが大好きで、「創作」「創造」ゴコロが疼きだ

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