保健室が好きだった
保健室が好きだったから、っていう単純な理由で養護教諭(=保健室の先生)を目指した。
だけど、気づいた。
「保健室は好きだけど、学校は嫌いなんだった」
なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだか、笑える。
学校という空間しか知らない視野の狭い高校生だったので、まぁ仕方ない。
今は主に「学校という空間が嫌」「養護教諭って結局何者なのか分からない」「狭苦しい立場に縛られて仕事をしたくない」「朝から夜まで週5で働く勤務スタイルが嫌」「そもそも対人援助を本業にしたくない」等の理由で、養護教諭にはなりたくない。
教員採用試験も受けなかった。
学校は嫌だから学校の養護教諭にはなりたくないけどね、
「社会の中の保健室」みたいなもの、空間を作りたいって思う。
社会の中の保健室ってなんだろね。
皆がほっとできて、
社会のしがらみ、喧騒から一時的にでも逃れられて、
エネルギーを補充できて、
疲れたらかけこめて、
心身をケアしてもらえて、
いつも環境がととのってて、
いつも人がいる空間…。
家庭かな?専業主婦かな?風俗かな?
分からない。
「社会の保健室」が「家庭にいる専業主婦」なんだったら、私は専業主婦になって、好きな人のことをサポートしていたい。
でももっと、多くの人がかけこめる、社会の保健室を作りたいな。
セーフティネットととらえると、「社会の保健室」は「福祉の何か」に相当するのかな?分からない。
そもそも保健室、養護教諭の定義が分からないから、なんとも言えないか…。
「社会の保健室」という自分でもよく分からないものの実現を目指したい。
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