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【詩】できるだけ綺麗な気持ちで、優しい気持ちで

綺麗でありたい。優しくありたい。

誰かに対してでも、性的にでもなく。

自分が自分として綺麗でありたい。

世界に対して優しい気持ちを感じて、そのことを自分の喜びだと思っていたい。自分が優しい気持ちを感じることに対して、幸せを感じていたい。

誰かのことを悪く言ったり、評価をくだしたり、したくない。

わたしはすでに完成しているし、みんなもすでに完成している。

1つも欠けてない丸を、足りない、良くない、だめ、などと区切ってばらばらにしたくないよ。

人を選ぶことはできない。誰かを選んでるつもりでも、誰かに選ばれてる気がしても、誰もそんなことなどできない。偉く見える人も、偉く見えるだけ。本当に偉い人なんかいない。

すべてはただの巡り合わせ。見えない力で決まってて、見えない力を与えられるだけ。

わたしたちができることは、ただ受け入れること。ただ諦めること。

世界に抗ったり、変えようとしたり、そんなことに意味はない。

ただあるものを眺めて、受け入れて、諦めることしかできない無力な存在だよ。

いつまでも、綺麗と思える気持ちで生きたい。

自分の心は綺麗だと、自信を持って言える自分でありたい。

優しい気持ちを感じる自分を幸せだと思いたい。

優しくされたいわけじゃない。優しくしたいわけでもない。

ただ、優しい気持ちを感じる自分を幸せだと思いたい。

希望を叶えるためにやらなきゃいけないことは、本当は何もない。

静かに、静かに、生きていようね。

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