人から「会ってお話ししたいです」と言われたときに会う基準

フリーランスはプライベートと仕事の境目が曖昧だからか、会う/会わないの判断が難しい。

Twitterのフォロワーが2300人もいれば、頻繁とは言わすとも定期的に「お話ししてみたいです」とメッセージが来る。会ったことがなく、相互フォローでもない人からメッセージが来るのだ。

共通の知り合いが何人かいる場合は「いいですよ」と言い、共通の知り合いもおらず素性が全く分からない場合は断ることが多い。

共通の知り合いが何人かいる場合は「いいですよ」と言うことが多いけど、なんで共通の知り合いがいれば「いいですよ」と言うのか、改めて考えると謎である。共通の知り合いがいるから怪しい人でない可能性が高い。会うことの危険度は低い。それは確かだ。でも、共通の知り合いがいるからといって、話が合うとは限らない。わたしがその人に対して興味を持つとも限らない。わたしは基本的に他人にあまり興味を持たない。自分と話してる方がよほど楽しい。

素性が分からなくとも、あきらかに人生きつそうな人だったり、学生っぽかったりする場合は会うこともある。なんか、少しでも力になれたらいいなと思うから。

この会う会わないの基準が曖昧で、毎回「どうしようかな～」とグルグル考えるので消耗する。

そもそもわたしは、人と直接会うことが好きではない。よほど興味がある人や仕事として一緒に活動する人ならまだしも、知らない人に対して興味を持てるはずがない。知らない人に対して興味を持てる人がいるなら教えてほしいくらいだ。興味を持てない人と会うのは謎である。　

他の人たちは、どんな基準で会う会わないを決めているのだろう。基準を決めないと今後も消耗しそうなので、基準を決めたいなぁとぼんやり思っている。

そもそも友達も少ないし、人と会うのがあまり好きではないし、友達がほしいとも思わない。だから、本当はもっと「すみません会うのは難しいです」と言うべきな気がする。割合として、断る回数を増やしてもいい気がする。

これと似た話で、無料の依頼をどこまで受けるか？も考えると消耗する。関係性として受けといた方が良さそうだな～とか、次に繋がりそうだな～と感じるときは無料でもやるけれど、なんか、無料な時点で最初からお断りしてもいい気もする。分からないけど。

無料なものほど企画書や指示書が曖昧で、工数がかかったりする。エネルギーを吸いとられる。逆に単価の高いものほど担当者がしっかりしてて、仕事を進めやすかったりする。

という個人的経験もあるので、やっぱり無料なものは断ってもいい気がする。

さらにこれに近い話で、無料でPRや感想ツイートのお願いをされることがある。これはほぼ99%断っている。理由はステマっぽくて法的に怪しいし、他人にわたしのツイッターを利用されて汚されるのが嫌いだからである。

PRや感想ツイートをお願いされても基本は断る。だって、広めたいと思うものならお願いされなくても自発的にツイートするからね。もしお願いする場合は、依頼の段階で料金を提示してほしい。

あとは、イベントへの参加の基準も明確にしておきたいよな。わたしは人が集まる空間がとても苦手だ。苦手というか、もはや嫌いや不快に近い。だから人の集まる空間に出向くことはかなり少ない。それでもたまに誘われたりして、嫌なことを忘れてしまって、出向くこともある。そして疲弊する。

イベントの参加不参加に関しては、原則不参加という基準でいい気がする。でもたまに、イベントで話したおかげで人生が好転することもあるので、全部カットするのもなんだかなぁと思う。いや、それでもイベント系は不参加でいいや。憂鬱度の方が高いから。

という感じで、わたしは無料の依頼やボランティア活動、メリットの分からない人間交流などは原則好きではない。基準を明確にして、もっと断る割合を増やしてもいい気がする。交流が好きではないし、人にそんな興味がないし、疲れてしまうから。

相手の性格ややり方を否定するのではなく、自分の快適さを保つために。

基準がほしいのである。原則断る、くらいの基準でよいだろうか。

または、会ってお話しするなら5,000円/hなど、料金を設定しようかな。やっぱりお金って便利。物々交換やスキル交換はわたしにはまず合わない。価値のすり合わせを簡単にできるお金、便利だね。

こういう感覚って、発信をしたりフォロワーがそれなりに多い人にしか分からない感覚なのかな。

わたしはキムタクと直接話せたら嬉しいけど、キムタクはわたしと話すメリットがない。わたしはキムタクの性格を知ってるからキムタクに興味があるかど、キムタクはわたしの性格を知らないので興味を持つわけがない。

そんな感じ。発信をする者と、それを見てる者は相互的な関係ではなく、ときには一方的な関係なんだと思う。

だからお金を挟んで価値を調整して交流する。