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帰省の道のりだけでも楽しめる

秋田に帰省した29歳女です。

東京駅から新幹線に乗り4時間ほど揺られて秋田駅に辿り着くわけだが、ただ新幹線に乗るだけでも楽しい。

だだっ広い田んぼの中にポツーンと家があると、絶対農家さんだろうなぁ、代々ここに住んでるんだろうなぁ、農地改革のあとに家を建てたのかなぁなどと妄想が進んで楽しい。米農家さんは米の炊き方に工夫があるのかなぁ、それとも普通に炊飯器で炊くのかなぁ、三世代で暮らしてたらいいなぁ、と知らない家族に思い巡らす。

岩手〜秋田あたりで流れの激しい川を見つけると、こういう大自然の中の川に落ちて死ぬなら気分としては悪くないかもなぁと思ったりする。

うしろの席の二人組が英語と中国語MIXで話していて、どういう状況なら英語と中国語MIXで話すんだろう?と不思議に思ったりするだけでも楽しい。

秋田新幹線こまちは窓際にしかコンセントが無いので、今回窓際席だったわたしは隣の席の人に「もしコンセント使うようでしたらどうぞ」と声をかけた。そしたらちょうどスマホの充電がピンチだったようで早速コンセントを使ってた。こういう声かけがプラスに働くと嬉しくなる。

こんな感じだから、旅行というかただ移動するだけでも楽しめる。

何の役に立つわけでもない日常の面白さを感じることをずっとやっていたいから、だから短歌やエッセイを書く人でありたい。感じることを自分の活動のメインだと言っていたい。

最近のわたしは以前に比べると少しだけ行動量が多いから、自分のことを信じられるようになってきた。自分のことを信じられるように、最低限の行動量を保っていたい。

楽しくありたい。幸せでありたい。どうでもいいことに気付いてそれを意味のあるものに変えていく人でありたい。自分はすごく生きている!って思っていたい。

毎日投稿267日目。

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