私が「進路未定」に焦らない理由

私が進路に対して焦ってないのは二つの理由があるからだと思う。

一つは、新卒で企業に入らなくても生きてる大人たち、無職だけど生きてる人、何度も転職をしている大人たちに出会う機会が絶対的に多いこと。
これは、ネットでもたくさん出会った。れいほくを始め、田舎を巡っててもたくさん出会った。
生きるには、なにも「雇われる」必要はない。ということを身をもって知った。

無職の人は、あたかも「社会から外れたヤバイ人」のようにイメージされる。
非正規雇用の人は、「正規雇用になれない人」と思われがち。
でも、違う。
あえて無職でいる人、あえて非正規雇用でいる人がたくさんいるのだと、身をもって感じている。

そして、そういった「正規雇用じゃない人たち」は正規雇用にならなきゃいけないのかと言えば、絶対にそんなことはない。

「働かなければいけない」なんて幻想。
働かなければ価値がないのか?そんなことはない。
働いたって、働かなくたって、その人はそこに存在している。存在してよいのだ。
誰かに「そんなのだめだよ」って、言われる筋合いはない。
誰に許可されなくても、その人はそこにいてよいのだ。よいわるいではなく、そこにいるのだから、それを認めないなどということは不可能。許可なしで存在している。

二つ目は、生きるためにお金がかかるのは気のせいだと言うこと。
人間、衣食住があればとりあえずは死なない。この「とりあえず死なない」感覚って大きいと思う。
めちゃくちゃ金のない苦学生。けっこういるだろう。でも、貧乏すぎて死んだっていう話は聞かない。貧乏でも死なないのだよ、人間は。
食料が無かったら死ぬけど、貧乏では死なない。誰かがどこかで拾ってくれる。多分、そういう風に出来ている。

色んな大人に出会ったこと、人間は貧乏でも死なないと気づけたことは大きい励みになる。視野が嫌でも広がる。

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