on the wall

むなしい壁を乗り壊して
突き進んで破裂する
音のする方へ駆けていったら
街の美味しいパン屋さん
二度「ありがとう」とたしなめる

消え入る時の鳴き声が
夕陽から射してきた
幸福に付随したむなしさを
川原からあっちの方へ投げ捨てていた
だから悲しみで十分だったのに
ズルいから嫌いってわたし
どうすることが正解だった
楽しいだけのアップロードに
なりたくないけど引っ込み思案で
憧れの花も
ドライフラワーじゃ意味が無い

サポートはお菓子代になる予定です