小さなマルシェの隅で、ヒッピー系アーティストの歌を最前列で聴きノッてる男に憧れる
小さめのマルシェの会場の隅で歌っているヒッピー系のアーティスト。
まともに聴いているのは3人。あとの人は「少しうるさいな」くらいの、やや冷ややかなオーラをだしている。
まともに聞いている3人のうちの1人。同じくヒッピー系の彼は目をつむり、上半身を揺らしながら、アクセントとなるリズムがきた時にだけ腰を落とす。
初見では腰を落とすタイミングまでは分からないだろうから、彼はおそらくアーティストの身内でありファンでもある、そういう立ち位置の人間だろう。
わたしは彼が羨ましかった。人目を気にせずにノれる性格や、名の知れないアーティストのことを好きだと表現する強さ。己の感覚を大事にして、他者の目を気にしないこと。
ぜひ彼のような心で生きたい。好きなものを好きと表現し、他者の目を気にせず、ご機嫌にノっていたい。
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