見出し画像

佐々木の真ん中とかくかく

どうぞよろしく、そう、佐々木の真ん中です。かくかくしてるようでしていない、佐々木の真ん中です。ぼく自身に気持ちはないよ。挟まれただけの佐々木の真ん中。ただそれだけの存在として、居場所を与えられたのです。

これからどうするんですか?と聞かれても、佐々木の真ん中をやるより他にありません。意味あるの?ぼく意味あるの?と聞いたって、佐々木はただただ微笑むだけだ。

意味あるの?意味ないの?意味あるものはないんだと。命を伝えることに意味はないんだと。勘付いたのは10歳の夕方。どうせ死ぬくせして、永遠に生きるかのような悩みを吐き出して、意味あるの?佐々木の真ん中に意味あるの?誰がわかるの、読者、本人、クライアント。誰が喜ぶの、誰が得するの、どこに流れるの、消えるの消えないの。

いなくなるの、だけど消えてくれないの、それは嫌だって叫んでみても、佐々木の真ん中に人権はない。

サポートはお菓子代になる予定です