占いの当たる当たらないの話

占い師を名乗ってから早5ヶ月。特にタロットカードを扱う中で、ピンポイントで意味深なカードが出るようになってきた。

「好きな人に恋人はいるか?」という質問に対して、好きな人の状態をあらわす箇所に「恋人」のカードが出てきたり。

仕事の相談でソード6(船のカード)が出たときは「実は船に乗って漁師をしてます」と言われたり。

相談のテーマや状況とリンクしたカードが出ることが増えてきた。えらいピンポイント。

占いの「当たる」って何だろう?占いをやってる身でありながら盲信しているわけでもないので、本を読んだり、調べたり、経験から考えたりしている。

占いには理論や伝統はあっても、科学的根拠はない。占いをあまり知らない人は「統計だよね」と励ましてくれる(?)けど、統計でもない。 

霊視できる人はいるかもしれないけど、それは占いというより霊視であり、占い師というよりは霊能力者だ。

占いは何なのか?を自分なりに考えると、こんな感じ。

心の置き場所を自分で決めて、偶然性に意味を見出すこと

プラスの評価もマイナスの評価もしない場合、こんなものだろう。

プラスの意味合いを強めると、こうなるかな。

心の置き場所を自分で決めて、偶然性に意味を見出し、現実世界で役立てること

「心の置き場所を自分で決める」というのは、占い自体を信じることや、占い師を信じること、未知のものを面白がること、何でもいいから外から風を吹かせること、などを含めた自分のスタンス。

占いは信じてもいいし、信じなくてもいいし、「何でもないもの」のように思う。

物でいえば、水のゼリーやオブラートに近い。あるけど、同時にないというか。「何でもないもの」だと思う。

「偶然性に意味を見出すこと」について。科学的根拠は説明できないけど当たることも多いので、それはもう、「見えない力」と「人間が意味を見出している」の合わさったやつだと思う。

カードや星が象徴していることをなるべく具体的に表現して、引っかかるフックをお客さんに探してもらうというか。

意味を感じたワードを拾ったり、自分のものにしたり、信じたり。そこはお客さんに委ねられている。

実際にはないもので、打ち返すだけの壁で、でも自分で心の置き場所を決められて、偶然の一致感に意味を見出す。

対面鑑定の経路を増やしたいところだ。

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