ガストとの思い出

ガストのモーニングをよく利用している29歳女です。

ガストはもっとも利用するチェーン店。今は「長居して作業しても許されるスペース」として使わせてもらってるけど、振り返ればガストとの思い出は3章にわたる。

第1章は、小学校3〜4年生の頃。父が仕事で当直の日に、当時34歳くらいのギャルっぽい母と、わたしと、幼稚園児の妹の3人で夕食を食べに行ってた。

飲食店があまりない住宅街に新しくレストランができたから、輝いていた。ドリンクバーがあって、子供用メニューが豊富で、唐揚げがすごく美味しい店。そういうイメージだから、みんなで喜んで唐揚げを頼んだ。お子様ランチの辛くないカレーが好きだった。

今思えば、母は父が不在の日くらいは夕飯を簡単に済ませたかったんだろう。3人で外食しても2,000円くらいだったんじゃないかな。子連れの普段遣いに優しい価格だ。輝くレストラン、ガスト。

第2章は、中学3年生の頃。長期休みは図書館で勉強をして、お昼ご飯は母に作ってもらった弁当を食べて……というのがお決まりパターンだったけど、たまに弁当のない日があった。図書館から徒歩で行ける唯一の飲食店がガストだったから、昼食を求めて一人ガストへ行く。

日替わりランチ500円。今とはメニューが微妙に違って、カニクリームコロッケの日があったような気がする。フォークとナイフがセットされているので、それを使ってカニクリームコロッケを食べる。まわりには一人で来ている中学生はいない。一人で外食して、フォークとナイフを使う自分の大人っぽさに満足していた。大人気分を味わった、ガスト。

第3章は、現在。会社員を辞めて、フリーランスに移行しつつある無職期。あまりお金を使いたくない。でも家にずっといると気が滅入る。そんな時に便利なのがガストである。

モーニングがあり、ランチがあり、ドリンクバーがあり、アプリで大量のクーポンがもらえる。モーニングなら最安450円でご飯とドリンクバーがついてくるし、ランチは10時半〜17時までの長い時間提供されているし、コンセントもWi-Fiもある。長居しても「ごゆっくり」としか言われない。お金を使いたくないけど家にいたくない時に便利なガスト。サードプレイス。

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