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「自分みたいな人」を探さなくても平気になった
学生の頃は「自分みたいな人」を探していた気がする。友達も、恋愛関係になる人も、歌詞も、本も、どれも「自分みたいな人」を探していた。共感というか、共鳴や同化するための対象を探していたというか。
浜崎あゆみの歌詞に共感して写経したり。ショーペンハウアーの本に書き込みをしながら読んだり。
浜崎あゆみは、あんまり詳しくない人からすると「ギャル」のイメージが強いかもしれない。でも浜崎あゆみのすごさはギャ
短歌を読んだり詠んだりしながら心の安寧を保つ
定期的に短歌にハマる30歳女です。最近いい感じに気分が落ち気味で、そういうときは短歌に浸れるから意外と悪くない。
先日図書館で俵万智さんの「チョコレート革命」を借りてきた。俵万智さんが1997年に出した歌集だ。恋愛、とくに妻子のいる男性との不倫を描いた刺激的な作品。
俵万智さんの歌は、使っている言葉は普通だし、上の句と下の句の飛躍もそんなに無いのに、「この視点でものを見るのか〜」という斬新さは