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発達障害

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発達障害グレーゾーン人間として、教育学部生として、発達障害っぽい有名人が好きな人間として、広い意味で発達の偏りについて書いています。 発達障害を「普通」に近づける社会ではなく、発… もっと読む
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記事一覧

役に立たないこだわりの多さ

「こだわり」は、仕事の上では良い意味で使われることが多い。クオリティが高い、心がこもっている、といった意味合いで出てくる言葉だ。

一方で発達障害系の文脈では、生きづらさに結びつく特徴として挙げられることが多い。

決めた順番通りにこなしたい、好きな感触の素材しか受け付けない、など。わたしはこの手のこだわりが多い。一向に慣れる気配もなくて、ただ疲れるという。

とくに自分で決めていたスケジュールが

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明らかに苦手なことメモ

たぶん発達障害由来の、圧倒的に苦手なことメモ。

ちなみにASDとADHDミックスなので、どっちの特性なのか正確には分からん。

論理的思考
分岐のある物事を考えること
長期的に考えること(2〜3ヶ月が限度)
理科の仕組み(化学・物理)
球技
DIY
現場系の仕事の指示(例:そっちを下にして)
興味ないことに取り組む
興味ないことを覚える
教える
身内以外とのコミュニケーション全般
交渉(オフィシ

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発達障害という開き直り

発達障害という開き直り

大学生の頃に医者から「ASDとADHDの併発だと思います」と言われて8年ほど経つ28歳女です。

生きていると定期的に「いやぁ自分、やばいわぁ」と思う瞬間が何度も訪れる。主に「当たり前のことができないなぁ」という気持ち。

コミュニケーションとか交流とか、いい感じに調整するとか、いい感じに処理するとか、そういうのがやはりどうもできない。

基本的には工夫しようとするし、何とかしようと試みるわけだが

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タスクが積もるとフリーズする

タスクが積もるとフリーズする

働きたくない人間の働き方研究をテーマにnoteを書いている28歳女です。

今回は発達障害の特性のせいか日常生活で脳みそが混乱しやすいという話です。

仕事かプライベートかにかかわらず、タスクが積もり気味な現在。

一個一個片付けるしかないのは分かっているけれど、少しでも積もり始めると脳みそがキャパオーバーしてフリーズする。

発達障害度数の高い人には、特にあるあるなんじゃないだろうか。

一個一

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口頭で込み入った話をする難しさとワーキングメモリ

口頭で難しい話をすることが無理すぎることに改めて直面したので、頭の整理のためにメモする。

まず、わたしは口頭で難しい話をするのが相当困難である。理由はおそらく聴覚情報処理障害的なものと、ワーキングメモリの弱さ。難しい話というのは、例えば人間関係のこじれの解決方法を導き出すとか、長期のキャリア的計画を話すとか、何らかの作戦を人と考えるとか、そういうもの。

条件で言うのであれば、
・前提の情報がそ

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家庭菜園ができなくなっても別にいい/自己理解より発達検査したい

家庭菜園ができなくなっても別にいい/自己理解より発達検査したい

珍しく3時すぎまで眠れず、寝不足気味。PMSで腹痛だったのもある。

家庭菜園が楽しいけれど、この土地はわたしの土地ではない。つまりいずれ急に何らかのきっかけで失う可能性もあるわけだ。そしたら今のような大きめの家庭菜園はできなくなる。その時わたしは手足をもがれたような感覚になるだろうか。趣味がなくなったと思うだろうか。おそらく家庭菜園をやれてた時期があったことをすぐに忘れてケロッとしているだろう。

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エネルギー不足/やりたいことが無いことが平気になった

ここ最近エネルギー不足である。ちょっと前までは「片付けはだるいけど畑作業はやりたい」とか「仕事モードではないけど料理はしたい」のように、たとえAのモチベが低くともBのモチベは高い、という状態が多かった。

ここ最近はAもBもCもエネルギー不足であまりやる気がわかない、そういう感じ。平気でやれるのは、YouTubeを観ること、横になること、食べること。(とはいえ仕事もしてるし自炊もしてるんだけどね。

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ラッキーなわけじゃない。そろそろ幸せにならないと帳尻が合わないだけ

今はだいぶ生きやすいけど、決してただラッキーなわけじゃない。物心ついたころからストレスフルMAXだったし、不登校の時期もあったし、年齢にあわず人の世話で終わってしまった時期もあるし、発達障害の傾向が分かってからはそのままの進路を諦めたし、気合いで新卒フリーランスとしてご飯を食べてきたし、死んでしまいそうな間際で、気合いで何とかやってきたから今があるだけ。背負ってきたものから徐々に解放されかけてるだ

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大丈夫な予定の変更と、大丈夫じゃない予定の変更

発達障害、とくにASD系の特徴の一つに「急な予定の変更が苦手」というものがある。わたしもこの通りで、予定の変更がとても苦手だ。わたしの状態が発達障害由来なのか、ただの性格なのかは分からないけども。

「大丈夫な予定の変更」と「大丈夫じゃない予定の変更」があることに気付いた。

わたしは「自分の時間が奪われる系」の予定の変更が無理なのである。

逆に、「自分の時間は奪われない系」の予定の変更はまった

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発達障害と感情の薄さ

発達障害マンが自己理解をするとき、発達障害であるという特徴は無視できない。なのにわたしは発達障害であるということを忘れがちだった。忘れられるくらいだから、現実が恵まれているし、発達障害度数も低めなのだろう。

わたしは感情が薄い方かもしれない。快不快はあるけど、感情のバリエーションが少ない気がする。

特に他人と一緒にいることで生まれそうな感情が薄い。一緒に何かをやる喜びとか、心が通う感じとかは、

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自分にとっての良い生き方。自然農をお手本に人付き合いする。

とにかく自然に根ざした暮らし。野菜や穀物はほぼ100%自給がいい。木を植えたい。コンポストトイレを作りたい。服も綿の栽培からしたら楽しそう。とにかく生活を自分で作って、「生きるってこういうことだよね!」と思っていたい。

その第一歩として家庭菜園をしている。家庭菜園といってもプランターではなく、畑。15品目くらい。トマトの株は13株くらい。まぁまぁの規模だ。

この生活にとても大きな納得感がある。

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社会に出ようとすると発達障害の傾向が顔を出す

それが疲れる、というだけの独り言。

普段は田舎にひきこもってリモートワークをしてるので、人との関わりが少ない。人との関わりが少ないのはストレスがたまらなくて快適だ。だけど人との関わりが少なすぎると、情報が入ってこなかったり、楽しさは薄かったり、偶然による何かが起こらなかったりと、人生の発展が期待できない。人間なのだから、人との関わりはある程度あったほうがよいのだろう。

そう思って人に会う約束を

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過敏なのでかなり気を付けて生きないと生きられない

わたしは人に共感しないこと、暗いニュースは見ないことを心がけている。理由は想像力がはたらきすぎて自分が具合悪くなるから。共感し始めると、全部自分の身に起こったことと同じになるので持たない。

少し話は違うけど、きのう彼氏が寝ている間にムカデに噛まれた。とても痛そうで飛び起きていた。別の体調不良(うつるわけではない)も抱えているので本当にかわいそうだ。

ムカデという情報が入ってくるだけで、全身の変

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「何もできない」と「できることはある」の間

「わたしは何もできないなぁ」と思うときもあれば、「できることは意外とある」と思うときもある。

勉強はできる系ポンコツマンにありがちな考えなのだろうか。知能は平均以上な発達障害マンに多いのだろうか。なんとなく、そんな気がしている。

なんかこう、勉強とか特定の仕事とかは問題なくできるんだけど、その他の「子供でもできそうなこと」に難があったりする。

当たり前なのだけど、できることもあれば、できない

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