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エッセイ

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日常系エッセイです
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2023年7月の記事一覧

29歳という年齢

29歳という年齢

29歳になってから丸3ヶ月経った。年齢なんて関係ないと思いつつも、数字という分かりやすい指標が好きでもあるので、29歳という年齢について考えてみる。

29歳は、日本の女性の平均初婚年齢だ。わたしは2回目の結婚を28歳でしているから、初婚年齢について特に引っかかるところはない。焦るところもない。

結婚とセットでついてくるのは出産。初産の平均年齢は30.9歳らしい。初婚平均年齢は29歳、初産は30

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小さなマルシェの隅で、ヒッピー系アーティストの歌を最前列で聴きノッてる男に憧れる

小さめのマルシェの会場の隅で歌っているヒッピー系のアーティスト。

まともに聴いているのは3人。あとの人は「少しうるさいな」くらいの、やや冷ややかなオーラをだしている。

まともに聞いている3人のうちの1人。同じくヒッピー系の彼は目をつむり、上半身を揺らしながら、アクセントとなるリズムがきた時にだけ腰を落とす。

初見では腰を落とすタイミングまでは分からないだろうから、彼はおそらくアーティストの身

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自分のためのご自愛ごはん

自分のためのご自愛ごはん

家庭料理といえば、家族や友人のために作るイメージがある。家族の日常のため。友人をおもてなしするため。パートナーにちょっといいところを見せるため。

誰かのために作り、それが誰かの健康や喜びに繋がるのが家庭料理といったイメージがある。

だけど生まれてから死ぬまでずっと共に暮らすのは、家族でも友人でもパートナーでもなく、自分だ。自分からは逃れられない。

そんな特殊な関係にある、自分のためだけに作る

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【日記】短歌を書いたり読んだり

【日記】短歌を書いたり読んだり

夏になると短歌を書く、という癖が出てから6年目の29歳女です。

(書くじゃなくて詠むかもしれない。)

「今日は気が済むまで短歌にまみれて過ごそう」と決め、休日を過ごした。

夜中の3時まで短歌を書く

朝は11時に起きて歌集を読む

午後は樹の下で歌集を読む

空を見ながら気付いたことをメモする

夜は揚げ餃子を作って食べる

それだけのゆるやかな休日を過ごした。

敷地内にあるけやきの樹の下

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生きやすくなるための最初の一歩

生きやすくなるための最初の一歩

不登校や発達障害などを経由しながらも、とても生きやすい場所までたどり着いた29歳女です。

今日はTwitterのアカウントを開設してから6年。

このアカウントは大学4年生の頃に「就活せずにフリーランスとして活動するぞ」「来年からは田舎に住むぞ」と意気込んで、情報収集のために作ったものだ。

フリーランスとして収入を得たことはなく、住む田舎のメドも立っていなかった大学生のわたしと比べると、今は随

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人と関わろうと思ってるのに気付けば遠慮している

人と関わらなきゃ始まらん、楽しさも感じられん、人と関わっていこう!と思っているのに、何やかんや理由をつけて遠慮したり予定をとばしがちな29歳女です。

そういえば大学時代、月初に心がけたいことをノートに書いていたのだが、毎月毎月「人と関わる」と書いていた。

その頃とほとんど変わっていないというわけか。

これはもう意識するだけでは解決できないんだろう。

強制力の働く何かしらの機会を作らないと、

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お金をかけずに日々を楽しむ方法(つくる・受け継ぐ・自然と暮らす)

お金をかけずに日々を楽しむ方法(つくる・受け継ぐ・自然と暮らす)

千葉の田舎で家庭菜園をしたり、古民家の掃除をしたり、季節の手仕事を楽しんだりしている29歳女です。

旦那もわたしもお金をかけずに楽しむ才能があるように思う。

われわれ夫婦の休日は、だいたい畑の手入れや古民家の掃除、空き家の見学、楽器の演奏(旦那はギター、わたしはピアノ)。

わたし個人だと、季節の手仕事や料理、占い。

旦那個人だと、DIY。

どれも楽しいけれど、あまりお金がかからない。もし

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