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地方クラブの魅力

直球で地方クラブの魅力を伝えたいと思います。B.LEAGUEでは、この数年でM&Aによるオーナーチェンジが加速しています。将来性への期待を感じていただいていることへの証なのでありがたく思っています。日頃から資本参画を検討する企業と接触することがありますが、大きなテーマになるのが、首都圏クラブと地方クラブのどちらが良いのか。

とは言え、B.LEAGUEのクラブへの資本参画をしたくても選択肢が限られてきています。どちらが良いかどうかは、企業の考う方ひとつなので、本日は地方クラブの魅力のみをお伝えしてクラブへの資本参画を検討する企業のヒントになればと思います。

これからは、地方の時代だと言われています。地方が輝かない日本には、未来が無いと言っても過言ではないのではないかと私も思っています。地方には、地方の人には気づかない魅力がたくさんあります。素晴らしい自然、文化、温泉、歴史建造物などの観光資源や海、山の幸、ビール、お酒などの食文化もあります。美しく、美味しい、安心、安全、清潔で人もやさしい。

旅人の私が断言します笑 こんな国は世界中探してもありません。今後は、インバウンド需要も増えるでしょう。地方の魅力と相性の良いコラボ可能なコンテンツの代表格がスポーツであり、B.LEAGUE、Bクラブ(以下、クラブ)だと確信しています。

クラブのコンテンツ価値を磨くことで地方創生に貢献できます。クラブ、アリーナを介して地域の皆さまを元気にすることができます。アウェーチームのファンが来訪することで公共交通機関、飲食含めて経済効果に貢献できます。バスケ以外にもアリーナを利活用する用途はたくさんあります。

シニア層の皆様には、試合会場で応援して興奮することで心身ともに健康に繋がります。結果として、健康寿命への貢献と社会保障費の削減にも繋がるかもしれません。若者たちが首都圏に出ていき戻らないという社会課題を抱えている地方に対してもクラブ、アリーナの魅力でUターンさせることが出来るかもしれません。シティプライドにも繋がり街の活気にも好影響を与えることが出来ると思います。SDGs、SRなど社会への貢献という観点からもプレゼンスを発揮しやすいのは地方クラブの強みでないでしょうか。

ビジネスとしての採算性や成長性への懸念を持たれる企業もあります。しかし、地方はテレビ、ラジオ、新聞などの地方局がありますので、首都圏に比べて圧倒的にメディアに乗りやすいのです。この破壊力はまだまだ凄いことなんです。B.LEAGUEでも県内クラブ認知率にとなれば圧倒的に地方クラブが上です。

首都圏では自分たちの存在をアピールすることが難しいですが、地方はこの点においては圧倒的に優位です。その優位性を利活用して、大企業の数が少なくても中小企業の支援を積み上げることで集客含め応援体制を確固たるものにできる可能性があります。

B.LEAGUEで言えは、秋田ノーザンハピネッツや宇都宮ブレックスや琉球ゴールデンキングスなどは象徴的な存在であり、地方においても圧倒的な結果を出しているクラブだと思います。

B.LEAGUEのクラブに資本参加を検討している企業がございましたらぜひ、この機会に地方クラブをご検討してみてはいかがでしょうか。地方の時代、B.LEAGUEは地方創生を目指しているリーグです。地方から投資対効果の高いクラブを作り上げることは可能だと信じています。ぜひ、よろしくお願いします。




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