見出し画像

今井俊輔ソロリサイタル

 チケット頂いたご縁で、今井俊輔氏のソロリサイタル聴きに行きました。初でしたが、感動!やはり音楽の持つ力、詩の力、声の美しさ、力強さに圧倒されました。

日本人でここまで歌える人は少ないんじゃないかしら、と思えるほど声量が素晴らしく、魂が震えました。BS日本での日本の心の楽曲から、カンツオーネまで、全17曲を熱唱。そして、アンコールには「ニューシネマ・パラダイス」「オペラ座の怪人」といった大好きな映画音楽と「グラナダ」の4曲も歌ってくれました。MCも面白く、観客サービスで場内を移動して歌ったり、握手したりと。

映画「マチネの終わりに」で、主人公が意中の女性洋子さんとその同僚を励ますのに、人間が元気になるのは1、美味しいものを食べたとき、2、素敵な音楽を聴いたとき、といった台詞を言って、料理して、ギター弾いて励ますシーンがあるのですが、まさしく、料理、音楽は癒し励ましになると改めて認識しました。音楽は、文学、絵画、映画などの芸術全般に置き換えられますが。

今井氏の歌うカンツオーネはイタリアを旅行したときにローマで聴いた曲「サンタ・ルチア」なども歌われ、日本人でも本場と変わらない声量に打ちのめされた感がありました。とにかく、素晴らしかったです。音痴なわたしからしたら、才能の凄さに圧倒され、降臨といった感じでした。理不尽でどうにもならないことの多い人生ですが、こんな時間を過ごすこともできたのは嬉しい日でした。また、明日から、ゆっくりがんばっていこう、生きていこう、と元気をもらって会場をあとにしました。 #オペラ #カンツオーネ #今井俊輔


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?