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卵とミディトマトを切らして困る外出嫌い(外出恐怖症)

なんとしても送料を払いたくないわたし。食料品の配達は、8,000円前後を送料無料ラインとするお店が多いようだ。7,560円や8,640円など。

うちの冷蔵庫は小さい。わたしは管理がへたなうえに買いだめに走るので、大容量の冷蔵庫に買い換えることが許されない。だから、なるべく高くてコンパクトな食料品を、少量ずつひんぱんに買いたい。宅配ではそういう物を選んで8,000円にせねばならない。

オンラインショッピングが発達したいま、
みなしゃんは送料問題をどうしているのだろう。いさぎよく余計な物を買わないか、目当ての商品以外に多少は加えるか。わたしみたいにむりするか。

わたしは気分屋で計画性がないため、卵が不足しがちである。200円の卵を20個買って、4,000円。これだけ配達してもらうのが理想だけれど、送料を出したくない。だから、500mlが486円もする牛乳をカートに2パック入れて、まだ5,000円。あと3,000円ある。250円のアメーラトマトを12個買っときますか(200円サイズで15個の場合あり)。

わたしの好きなオンラインストアで、ホテルオークラの冷凍ビーフカレーは2,160円。肉が柔らかいっていうからやめておこう。これを2人前買えば、卵20個と合わせて8,000円に達するのになァ。

わたしが食費を節約しないで済む原因の1つは牛肉にある。わたしは硬い食べ物が好きだ。牛肉といえばすね肉をステーキで食べている。バキバキとかみ砕くさ。すね肉は国産牛の中で1番安い。これなら夕ごはんに週に2回出すことができる。

昨今は物価高騰がひどいと聞く。しかしながら、わたしは前の値段を忘れた。なるべく高い物を買うようにしてきたからだ。かごに入れてしまえば値段を思いだすことはない。かくして値上げは何ともない。もし今の4倍にもなれば節約を始めるだろう。また、商品のサイズが小さくなれば、ストックとむだが減るので心理的にいい。ただし送料無料ラインの引き上げだけはこわい。

そう懸念していた矢先、送料無料ラインを7,560円としていたオンラインストアが、5月29日付けで8,640円に値上げしてきた。つまりその分、商品一点一点の値段を14.3パーセントずつ値上げしてもらわにゃ困る。

ありがたいことです。目に留めてくださった あなたの心にも喜びを。