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家事で消耗しないための3つのアイデア

この記事は2024年4月21日に更新されました。

フルタイムで働く私、子育てのために専業主婦となった妻、そして2歳になる息子。初夏のころにはカエルの大合唱が聞こえる。小さなアパートの一室で、親子3人つつましく暮らしている。


子どもが生まれる前、妻と二人でなんなくこなしていた家事。ささいな問題はあれど、都度の話し合いで解決できた。だが、だんだんと暴れまわるようになる息子。まさに大怪獣。

そんな息子を見つつ、以前と同じように家事をこなすのは不可能となっていった。


思うように家事がすすまない、イライラする。家庭の雰囲気が悪くなる。


そこで気づいた。「これ、あかんやつや」と。そして考えた。「どうすれば消耗しないで家事をこなせるのか」と。


「このままでは家庭にも子どもにも悪影響や…」

「それはまずい」と、眼の前に赤信号が点灯する。そして、全身全霊で、家事で消耗しないよう試行錯誤を繰り返した。



そして、子どもが生まれる前の、心の平穏を取り戻すことができた


今回の記事では、家事で消耗している方に向けて、我が家で実践している『家事で消耗しないための3つのアイデア』を紹介していく。
消耗しない家事の、参考になれば幸いだ。





1.やるべき家事を減らす


「家事がなければ、する必要すらない」


やるべき家事はできるだけ減らすべきだ。

減らすことで時間が浮く。すなわち、精神的にも肉体的にも余裕が生まれるということだ。


具体例として、我が家で実践している主な工夫を3つ挙げる。

  • 洗い物が増えないように使う食器を少なくする

  • 干した洗濯物はできるだけ畳まないでそのまま着る

  • 管理の手間が発生しないように家の中にある物を最低限にする


設置できるのであれば、食洗機やドラム型洗濯機などの時短家電も揃えたいところだ。時短家電は、文字通り家事の時間を短くしてくれる。

次に引っ越す際は、時短家電をおけるアパートに引っ越すと心に決めている。これだけは譲れない。絶対である。


なお、これらの考え方は『引き算の美学』によるものが大きい。
気になる方は、以下の記事を参照してみてほしい。



2.できる時にできる家事をする


「どうしてもできないタイミングがある」


掃除は私、料理は妻。我が家ではざっくりとではあるが、家事の担当大臣が決まっている。細かなタスクをこなすのが得意な私、味付けがうまく管理栄養士の資格を持っている妻。適材適所で配置しているのだ。

だが、私が休日出勤をするのであれば妻が、妻から子どもが離れなければ私が、家事をどうにかしなければならない。


家事は滞らせると山のように積み重なっていく。それも異常なスピードで。

だからこそ、どちらかができないときはもう一方がこなせた方が絶対にいい。家事が終わらないイライラを軽減することができるからだ。

そのため、我が家ではお互いの家事のやり方を共有している。十二分にこなせるわけではないが、誰でも家事をこなせるようなシステムを作っているのだ。


このシステムをうまく動かすにはコツがいる。それは、やってくれた人に対して『最初に感謝を述べる』ことだ。

まずは「ありがとう」。もし不足している点があれば、お礼のあとに伝える。

先に文句を伝えてしまうと、やった側が「せっかくやったのにコレかい…もうやらんわ」となってしまうからだ。



3.家事の状況を共有する


「報告・連絡・相談は基本のキ」


会社では、『報告・連絡・相談』は基本中の基本だ。

会社はチーム、家庭も一つのチームである。そのため、家庭においても『報告・連絡・相談』をすべきだといえよう。


「今日いないの?もう料理作っちゃったわ…」

「えっ…掃除してないと思ったから掃除しちゃったよ…」


まさに二度手間三度手間。無駄に消耗するだけだ。『報告・連絡・相談』がしっかり行われていないと、このようなことになってしまう可能性がある。一人ひとりが自律的に、効率よく動くために、情報の共有やすり合わせは必須なのだ。


夫婦は常に二人三脚。うまく動けば1+1を2より大きくなるが、下手に動けば2よりも小さくなる。無駄に消耗しないように、チームワークを高めていきたい。

そのためには、家庭というチームが目指す『ゴール』を設定する必要がある。目的についてまとめた記事は以下に置いておく。気になる方は参照してほしい。



まとめ


これまで、我が家で実践している『家事で消耗しないためのアイデア』を3つ紹介してきた。

  1. やるべき家事を減らす

  2. できる時にできる家事をする

  3. 家事の状況を共有する


我が家ではこれらを実践することで、家事による消耗が少なくなったと実感している。家事で消耗している人の参考になれば幸いだ。



山が赤や黄色に染まる、いろどり鮮やかな紅葉の時期。我が家は4人暮らしになる予定だ。

子どもが2人いる環境はとても慌ただしいものになるであろうと、そんな予感がしている。いや、そうなることは間違いないのだろう。


今の家事のやり方も、改めて見直す必要があるはずだ。その前段として、私が所有するモノやコトを減らし、できるだけ時間的な余白を作っておきたいと考えている。これは、前述した『引き算の美学』の考え方だ。


あらかじめ多くの余裕を確保する。

4人暮らしになったときに辛くならないよう、その時を楽しめるよう、今日も何かを削っていく。



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