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タスク管理にも、人間味を

僕は、タスクシュート認定トレーナーを目指すくらいタスク管理にはこだわりをもっています。
(※タスクシュートとは、最高のタスク管理メソッドのこと)

タスク管理を追求するくらいだから、効率的で合理的な仕事術だけをひたすら追い求めていると思われるかもしれません。



しかし僕が、「ああいいな、人間らしいなぁ」と思うのは、
非効率的で、非論理的で、不合理的なものが多いのです。

言い換えると、「社会性から外れたもの」と言ってもいいかもしれません。



たとえば、僕が大学時代からハマり続けてる障害福祉には、社会性から外れている要素が多くあります。面白いのです。人間の多様さに、社会の豊かさを感じます。

また、無い用事をあるかのように思い込んで、外を延々と歩き回る認知症のおじいちゃん。そのおじいちゃんに対して「徘徊」と呼んで行動制限するのではなく、「お散歩」と表現して一緒に歩き続ける。甘いものが好きな90歳のおばあちゃんに、「健康のため」とあんこを食べさせないのではなく、「おいしいね」と一緒に楽しむ。そのような認知症ケアが、好きです。

それと、邪(よこしま)な心なく、無邪気な好奇心に動かされて飛び回る幼児さん。かわいいです。


無邪気な子供は、社会性を身につけながら大人になります。
就職する頃には、立派に社会性を身につけて、さらに社会性に磨きをかけて、社会人として生活します。

社会性という服を着て、立派に社会人をしているふりをします。



社会性が要らないとは思っていません。
ただ、つまらないんですよね。社会性に固まった人って。
社会人を演じるための衣装が、鎧になってるみたいです。
重そう。動きも悪い。個性が埋没してる。


先日、僕が編集担当をしているラジオ番組で、座談会をしました。
社会性という面から言えば、あまりにも突拍子もない発言の連続。
打ち合わせしてたことと、全然違うじゃん!!
だからこそ、めちゃくちゃ面白かったです。久しぶりに、のけぞりながら笑いました。


人間味の溢れる、人間味のにじみ出るタスク管理をしていきたいものです。


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