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批判と承認の、おはなし。


こんばんは。

早いもので、2021年上半期が今日で終わってしまいますね。

怒涛の、という言葉がしっくりきています。

行きたいところに行けない。会いたい人には会えない。そんな中で、自分と向き合う時間が自然と増え、考えることも増えました。

いつだって手探りで、それでも少しでも自分をよりよくしようと向き合ってきた上半期でした。


みなさんにとっての、2021年上半期はどんなものだったでしょうか。

下半期をよりよくスタートするために、ふと、考えてみるのもありかもしれません。



そんな今日は、批判と承認のおはなしをしたいと思います。


批判と承認って対義語ではないけど、意味合いとしては反対にいるものだと思っていて。


というのも私の中の批判は、拒否という意味も兼ねているからなのですが。


最近では、批判してくる人のことをアンチと呼んだり、SNSを通して傷つく人が増えてきていると感じます。便利が故の弊害と言いますか、SNSの急速な普及がもたらした現代の新たな課題とも言えます。



それに対して、承認という言葉に対して良い印象を持っている人は多いのではないでしょうか。

そこが恐ろしいところで、私からすると批判と承認は紙一重だと思っています。そこで二つの質問に一緒に考えて欲しいのです。


まず、一つめ。

Q.  批判してくる人はなぜしてくるのでしょうか?




A.  自分の都合が悪くなるからしてくる。


どんな場合と心理状況によって批判するかを考えると、わかりやすいと思います。例えば、自分が相手より何かしらで劣っていると感じた時に、そんな自分を受け入れたくなくて相手より上だということを批判することで脳内の自己嫌悪を補いたいし、伝えたいからだと思っています。



次に、二つめ。

Q.  承認してくる人はなぜしてくるのでしょうか?




A.  自分の都合が良くなるからしてくる。


例えば、上司が自分を褒めてくれた時。褒めたことで私のモチベーションが上がり、仕事の効率が格段に上がった場合上司にとっては好都合。


もちろん、承認には様々な背景が見え隠れしていて、本質を捉えるのが難しいと言えますし、大前提すべてが全て自分の都合の良いように相手が承認しているとは限りません。時に素直な心を持って喜ぶのも得策ですが、一概に鵜呑みにしてはいけないと思っているのです。


肯定的に、承認されたり褒められたりすると、目先のことだけ考えれば嬉しいものですし、素直に喜ぶのは構いません。けれど、長い目で見た時にそれが本当に自分のためを思って言ってくれていることなのか、一旦冷静になって考える必要があると思うのです。



というのも、その “ 言葉の背景にはきまって背景が存在している ” から。


例えば、私がこうしてつらつらと紡いでいるnote. にも一言一句背景があるのです。この言葉をこのように伝えたら、伝わりやすいかな.. とか。この言葉をもっと誰かの心に届くようにするにはどうしたらいいかな.. とか。



ここで大切なのは、相手がどんな背景をもって伝えてくれているのか、背景を考えることがいかに重要かということ。



批判的な人はとても分かりやすいです。批判が、嫉妬からきているから。恐ろしいのが、肯定的な人の背景は分かりづらいということ。


承認された場合は、承認されたり褒められたりすることを分類するのをお勧めします。


これは、こういう背景かな。これは、こういう意図かな、と。



そうすることで、人に流されずにしっかりと言葉を見極め、思考することができ、自分で選択した道を堂々と歩むことができると思っています。


私もまだまだですが、一緒に最善の選択ができたら。そう、思います。



最後に、だいすきな言葉を。


「 人に求められものはあげるな!自分のやりたいことをやれ。」- Will Smith



たまには自分のために、少し強気に。




それでは、また。


06/30/2021 (wed.)

chiho.




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