MOTHER2 プレイ日記#1 オネット
『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』にて『MOTHER3』が配信開始した喜びで、MOTHERシリーズを1から順番に振り返りプレイしている人間のプレイ記録です。
前作『MOTHER』のプレイ日記も良ければお楽しみください。
今回は『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』で配信されている『MOTHER2 ギーグの逆襲』のプレイ日記です。
スーパーファミコン版は既プレイ・クリア済み。小学生時代から何度も遊び、攻略本も何度も読んできたので、既プレイの方向けの内容です。
スクリーンショット込み。核心的なネタバレや攻略の明記は避けますが、プレイ前の方はご注意ください。なお、巻き戻し機能も活用しています。
MOTHER2に関しては、全てのテキストが面白い。大好きなゲームです。
少しでも面白さを伝えたいな……と思って始めたプレイ日記ですが、スクリーンショットではMOTHER2の面白さを100%伝えることができません。メッセージ送りの緩急があってこそ最高に面白い。ちょっとでもMOTHER2をやってみたいと思っている方、迷ってるなら今すぐ始めてほしいです。
前置きが長くなりましたが、この記事を読んでる方とMOTHER2面白いよね!という気持ちが共有できれば幸いです。よろしくお願いします。
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MOTHER2
前作はGBA版『MOTHER1+2』で初見プレイをしたのですが、GBA版の2は遊びませんでした。モノラル音源になっていたのが物足りなくて……。
SFC版は何度も遊んだといっても、さすがに最後にプレイしたのは20年以上前なので、とってもワクワク!楽しみ!フゥ~!
ああ~~~~!!!!この!!!!ピコピコ音!!!!最高!!!!ドット絵もフォントも最高!!!!何もかも最高!!!!神ゲー!!!!
ってマジでゲームしながら言ってました。この初期設定画面だけで神ゲー認定。カーソルの縦移動と横移動でSE変えたの本当に大天才。
古のゲーマーなので、スーファミの音とドット絵はすごく体に馴染みます。もうスクショ見るだけで幸せになれる。嬉しい。一生喜べる。
名前はデフォルト派なので、好きな食べ物とカッコイイものだけは自分仕様にしてます。とはいえ、ほぼデフォルトです。入力欄には「おまかせ」もあるのですが、これもまた面白い。デフォルト派の人も一通りは見てほしい。
オネット
舞台は199X年、イーグルランドにある小さな町、オネットから物語は始まります。夜中に突然、轟音が響き渡ります。
1番目の町だからオネット、ONE……ということに気付いたのは、学校で英語を学び始めてからでした。ハァ~ン、おもしろ。
ママに話し掛けずに外に出ることもできるので、昔遊んだ時はパジャマのままよく行動してました。今考えたら、パジャマはさすがにね。
崖の上で隕石がチラッと見えますね。これ以上は何もできないので、大人しくママの待つ家に帰り、もう一度寝ましょう。今度こそおやすみなさい。
……と思いきや、今度は下品な爆裂ノックが聞こえてきます。
ドンドドドンドン、ドンドン。のリズム、結構好きです。そのあとドゴドゴドゴゴバキドコくらい猛連打されますが。
下品なノックの正体はポーキーでした。隕石を一緒に見に行った彼の弟、ピッキーが迷子になってしまったそうです。父親からのお仕置きケツ叩き100回を回避するため、ネスに助けを求めに来ました。
ちなみにポーキーの両親は、子供を置いて美味しいものを食べに行って真夜中まで帰ってこないような奴ら。クソ親ですわ~!
さあ出発!という瞬間に電話が鳴ります。
電話の相手はパパ。今回も、パパに電話をすることでセーブできます。
チビはデフォルト名なんですけど、きっと子犬の頃から飼っていて、すくすくと大きくなったからもうチビじゃないチビなんだろうな。かわいい。
外に出ると、犬やらカラスやらヘビが襲ってきます。野生こわい。
それなりに戦ってくれるチビと、全く役に立たないポーキーを連れて、先ほどの隕石まで辿り着きました。座り込んでる男の子がピッキーです。
ピッキーも無事に見つかり、さあ帰ろうという瞬間。
どこからかブーンブーンと虫の飛ぶ音が聞こえます。やだな、ハエかな。
カブトむし!……ではない!ブンブーンと名乗る虫は、10年後の未来からやってきたそうです。昔はなぜか100年後くらいのイメージでいました。はっきりと10年って言ってるのにね。結構近い未来だな……。
10年後の未来は、ギーグという銀河宇宙最大の破壊主が、何もかもを地獄の暗闇に叩き込んでしまったという。ギーグと言えば、前作のラスボスです。前作では終盤まで名前が出てきませんでしたが、今回はゲームのサブタイトルになっていることもあり、早々に悪名を轟かせております。
「少年がそこに辿り着くならば、正しきものは光を見つける。」
「時の流れは悪夢の大岩を砕き、光の道ができる。」
「3人の少年と1人の少女がギーグを倒す。」
という未来の言い伝えに基づき、ブンブーンはギーグの悪の計画を早い段階で阻止しに来ました。ブンブーンの鋭い直感により、その少年とはネス!あんたのことじゃ!と断言されてしまった。大変なことになっちまったぞ!
未来からブンブーンを追ってきた刺客を退け、ようやくピッキーを家に連れて帰ることができました。が、既に両親は帰宅済みだったので、家を抜け出していたことがバレています。あーあ。
スターマンの息子を難なく蹴散らしたブンブーン。なんと、ポーキーママに叩き潰されてしまいました……いくらPSIや体当たりが強くても、不意打ちとサイズ不利には敵いません。今までありがとう……ブンブーン……。
ブンブーンの最後の遺言により、ネスがこれからやるべきことを教えてもらいます。地球とネスの力を一つにするため、世界8か所にある「おまえだけのばしょ」に訪れ、「おとのいし」にその場所の音を染み込ませる。一つはオネットの「ジャイアントステップ」と呼ばれる場所にあるらしい。
私にとっての「おまえだけのばしょ」も勝手に決めたくなりますね。力を強めたい時に訪れたい場所……うーん……温泉かな。
突然現れ、すぐさま写真を撮り、すぐさま帰っていく天才写真家。
こういう遊び心が本当に楽しい、MOTHER2は。
ひと休みしたので、いよいよジャイアントステップを目指す!前に、一人で来いと言っていたライヤー・ホーランドさんに会いに行きます。
怪しい黄金像を掘り当てたライヤーさん。どうしても誰かに言いたかったんだろうか。こういうことは黙ってた方が……と思う私は、宝くじで一攫千金が当たっても誰にも言わない派。宝くじ買ったこともないけど。
気を取り直して、ジャイアントステップを目指しましょう。
MOTHER2は、何度も話し掛けると台詞が変わる人が結構たくさんいます。
そういう人が大事な情報を言ったり、何かをくれたり、ただただ面白いだけだったり。とにかく話し掛けることが重要!と町の人も言ってる。何しろイベント後に話し掛けると内容が変わる人もめちゃめちゃ多いです。
あと町の中には、入ることができない家も多いのですが、そういう家はドドドン!という一般的とは思えないノックをして、ドアの向こう側にいる人と会話できます。この会話がまた面白いんだ。くだらないものが多いけど。
もうとにかく小ネタがすっごい多くて、一つ一つ言及したいくらい面白いですが、記事を50個書いても語り尽くせないと思うので、ぜひ実際にゲームの中で色々な人に話し掛けてほしいです。
でもせっかくなので、私が好きな小ネタを紹介します。有名なやつですが。
そろそろ本題に戻ります。ジャイアントステップには旅芸人の小屋から行けるのですが、入口にはカギが掛かっていて入ることができませんでした。
市役所がカギを掛けたとのこと。しかし役所は隕石やら、町の不良集団やら、忙しさそうで相手にしてくれない。このままでは世界を救うことができないので、町を困らせているシャーク団を黙らせに行きます。
ゲーセンの薄暗い感じ、懐かしい。まだこういうゲーセン生き残ってる?
ではシャーク団のボス、フランク様にご挨拶をしに行きましょう。
フランク様に勝利したら、フランク様やシャーク団の人達がフレンドリーになりました。昨日の敵は今日の友!今日の友は明日も友達!
旅芸人の小屋のカギは市長が持っているそうなので、役所に行きましょう。
なんだか調子の良いことを言われましたが、カギは無事に貰えました。やったね!いよいよジャイアントステップに向かいます。
ジャイアントステップの洞窟にはアリやらナメクジやらネズミがいっぱいウヨウヨしています。ジメジメしてるな……。このネズミに昔はすごく苦戦した記憶がありますが、しっかりレベル上げをしたので今は大丈夫です。
レベル10で挑みましたが、もっと簡単に倒せるかな〜と思ったら結構危なかったです。やっぱりパワースポットを占領した奴は強い。回復用に残しておいたオレンジジュースがわずかにしか回復してくれなかった時は絶望しながら巻き戻して大人しくライフアップαしました。
無事にアリも駆逐して、いよいよジャイアントステップに到着です!
結局怒られるんかい!無視しようにも、次の町に行く道は例によって道路封鎖されているので、大人しく警察署に行くしかないようです。
その前に、家に帰ってハンバーグを食べて寝ましょう。オネットにいる時は、めちゃめちゃホテル代をケチりました。昔は気にせずガンガン泊まってた気がしますが……今は遠い家に帰るくらいの労力は惜しみません。
寝てる間、女の子の声が聞こえました。
まだ会ったことのない友達、ポーラのテレパシー。この呼び掛けでは名前しかわかりませんでしたが、どこかでポーラが呼んでいるようです。
早く会いに行かなければ!道路封鎖なんてされてる場合じゃないぜ!
おまわりさん!次の町、ツーソンまで行けるようにしてください!
ということで、いきなり始まる警察官5人抜き戦。
12歳の少年を相手に……と思いつつ、それだけ強いと証明できないなら次の町に行ってもただ傷付くだけ……という優しさなのかもしれない。
5人抜きのラストはストロング署長、自らのお出ましです。スーパーウルトラサンボマンボマーシャルアーツ!なんて?こういう適当そうな必殺技、子供の時に言っていましたね。私はよく「スーーパーーウルトラデリシャスワンダフルボンバー!」って言ってました。おいしいのか?
運良く強攻撃が来なかったので、署長とのバトルもすんなり終わりました。署長が連絡してくれたおかげで、ツーソンへの道の道路封鎖も解除。
いよいよツーソンに出発です!
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いや長い。文字数やスクショを結構削ったはずなんだけど。長い。
でも伝えたいことがいっぱいあるんだ……。
ゲームの楽しみ方・面白さが減ってしまうのは避けたいので、これからも核心的なネタバレは避けつつ、懐かしい思い出メモにしたいと思います。
▼ プレイ日記#2