福島とみお(脳卒中当事者:脳卒中リハビリ研究所)

片麻痺は不自由だけれども不幸じゃない! 2002年 脳内出血で6ヵ月半入院。後遺症に右…

福島とみお(脳卒中当事者:脳卒中リハビリ研究所)

片麻痺は不自由だけれども不幸じゃない! 2002年 脳内出血で6ヵ月半入院。後遺症に右片麻痺と失語症が残る。 2013年 高知県リハビリテーション研究会理事(現副会長) 2014年 高知県脳卒中ピアサポート協議会 会長 2019年 香美市身体障害者連盟会長

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脳卒中リハビリ闘病記 -   「Reborn」-①

本日より、自分の倒れた時のことやリハビリのことを不定期で書いていきます。 あまり読んで面白い内容ではないと思いますが、もし御用とお急ぎでない方は一読していただければ幸いです。 『脳卒中リハビリ闘病記-「Reborn」-』です。 ☆。.::・ ゜★。.::・ ゜☆。.::・ ゜★。.::・ ゜☆。  菜の花が満開で、優しく明るい陽射しが窓の外いっぱいに広がっている。 私はベッドに横たわり、身体を動かしてみた。 全く手足が動かず、頭が動くだけである。まるで縛り付けられ

    • 幸せのヒント:どちらの『窓』を選びますか?

      以前に書いてた文章です! TBSで「アシタスイッチ」という番組が放送された。 その中で精神科医の和田秀樹さんが話してました。 「アメリカ人は相手の良いところがあったらすごく褒める。日本人はダメなところがあったら、そこを直さなきゃいけないと思ってしまう。 ところがアメリカ人は自分の取り柄があったらそこを見せようとする。だから、自分の良いところを発見する、そこを伸ばしていく生き方の方が全然面白いんじゃないか。」 日本人は減点主義で、100点から何ができなかったと点数を引

      • 幸せのヒント: 『当たり前』ばかり?

        「捨てる」をキーワードにして考えていて、朝の洗顔の時に、ふと、『当たり前』の言葉が出てきた。 顔を洗う時に両手で洗うことは以前の私であれば『当たり前』 歯磨きは右手に歯ブラシを持ち左手に歯磨き粉を持って絞り出し右手で磨くのが『当たり前』   T字のヒゲソリを右手で構えて左手で剃り跡を確認しながら進むのが『当たり前』 タオルを両手で顔を拭くのが『当たり前』 『当たり前』ばかりでした。というか、そんなことは思いもしませんでした。 この『当たり前』を捨てると、 『感謝』

        • タウンモビリティ:9周年を迎えて・・・!

          4月29日(月・祝)タウンモビリティステーションふくねこ開所9周年記念イベントに参加してきました。 タウンモビリティとは、簡単に言うと「障害者や高齢者が一人で街に出掛けることを手助けする」です。 私はタウンモビリティには、10年前の2月頃から毎月関わらせていただいておりました。 この頃は高知市帯屋町土佐セレクトショップてんこす前(大丸の南)で11時から16時まで車椅子、シルバーカー、ベビーカーの無料貸し出しと、ボランティアの付き添いを500円で行っていました。 ま、お

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          西内隠れ家の食卓:思い出話と新鮮なカツオで盛り上がる

          4月21日(日)西内隠れ家 「漁師仲間の中澤さんが釣ってきたき、ご馳走する」とお誘いが。 すると、土佐山田ライオンズクラブでお世話になった高瀬明さん(元ホームセンタータカセ社長)も、中澤さんと同じ船で仲間3人で釣りに行ってたそうです。 漁の話が一段落した頃に「ライオンズクラブのあの頃は面白かったねぇ」と思い出話に花が咲いた。 ライオンズクラブが落ち込みつつあった時に、私を含めて新人がどんどん増え始めて華やぎ始めた時だった。 私が脳卒中で倒れご迷惑をお掛けしました<(

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          脳卒中後の挑戦と笑い!コミュ・カフェ「YES ☆ 脳!」エピソード

          4月27日(土)コミュ・カフェ「Yes ☆ 脳!」例会 今回の例会に高知県立大学看護学部3回生のKさんが参加してくれました。 コロナ前に学生の卒業論文作成のために脳卒中当事者5名位の個別インタビュー調査をするために、事前に例会に参加していただいたりした看護学部地域看護学領域の小澤先生にご連絡をいただいてました。 例会が始まる時間が来ても、いつものボケとツッコミのような会話というか雑談をみんなで楽しみながらゆるく始まりました。 でも、この時にふっと会話にでてくる体調の不

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          「ロービジョン当事者の視点から見た  病院内の課題と改善点」

          4月24日(水)18:30からオーテピア高知声と点字の図書館で開かれた第19回高知家ロービジョンケアネットワーク勉強会に行ってきました。 何で参加をしたかというと以前から知り合いで現在は東京在住の吉野由美子さん(高知家ロービジョンケアネットワーク世話人/元高知県立女子大学教授)が、講師で来られたからです。 吉野さんは、私たちのやってる高知県リハビリテーション研究会(以下リハ研)何でも言って委員会(仮称)にも参加されてて、いつもリモートでお話させていただいています。 今回

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          高知のリハビリテーションの未来を切り開く:リハ研会長・副会長の熱い対話

          4月22日(月)19時からオンラインで高知県リハビリテーション研究会(以下リハ研)の会長・副会長会を行った。 リハ研は、医療・介護・福祉・教育の従事者・専門家、また、私のような当事者など、様々な立場や職種の方々がリハビリテーションに関する活動をしている団体です。 この会の事務局を永年お願いしております高知県社会福祉協議会も事務が多忙となり、私たちの自主運営が必要となりました。 そこで今年より、会長・副会長会を理事会の事前に開き、内容を詰めることになりました。 会 長 

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          絆と友情:幹事の苦労と喜び

          先日昭和46年度鏡野中学校同窓会の今回の6組幹事からLINEがきました。 コロナで延期となってました同窓会を年内に実施したい!ので各クラス幹事の意見を聞きたいということでした。 私は同窓会を定期的に開くようになって毎回段取りをさせていただいていました! 私が脳卒中で倒れて入院した時に、中学校の同窓会の幹事をしてる友人が見舞いに来てくれてました。 遅くなったけれど翌夏に自家用車を運転してお礼に行った時に、随分喜んでくれました。 その時に「ふくし(その時代のあだな)来年

          高知新聞社会面「出放題」に今月3回目が掲載されました\(^o^)/

          「出放題」とは、高知新聞が昭和35年から社会風刺等の作品を一般の人々から募集し掲載されるものです。 1ヶ月で3回の掲載は昨年の2月以来です(^-^; 梼原の桜 膨らむ夢 「SAKURA club」に新加工所 スイーツに「春」封入 高知県梼原町川井で地元の八重桜を使ったコンフィチュール(砂糖漬け)や、桜餅などに添える若葉の塩漬けを手作りしている「SAKURA club」が今春も大忙しだ。3月末には桜畑のそばに念願の加工所が完成。ふわふわの花を一つ一つ手洗いし、華やかな春の

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          幸せに気付くヒント・・・!

          私はここのところ「こころ」の持ちかたについて考えます。 あ、別に新しい宗教に入った訳ではないですよ。 あああああ、別に古い宗教にも入ってません。 自分の離婚や父の亡くなったとき、私が病気で倒れたときなど・・・どこで調べたんだろうと思うくらい凄いです。 普段は声も掛けない近所や同級生などなどを初め、次々現れる・・・・ 先祖の霊を大事にしないからは、ま、まだ分かる。 先祖と縁を切ることが大事・・・ 訳分からんです。 父が亡くなった時も様々な宗教団体から、こちらにす

          北海道からのお客さん寒がりエピソード!

          先日の4月18日に『障がいについて話そう!ランチ交流会』でお会いしたゲストの上田健介さんが北海道へ移住された方だとお聞きして思い出してお話したことです。 30代の頃に畜産の仕事をしてまして、北海道十勝から来た家畜人工授精所のセールスと同行し、田野町の酪農家を訪問した時に、牛舎で話しているといつの間にか居なくなり、車に戻るとヒーターをがんがん掛けて暖をとってました。 「寒い!」「あんたは、北海道から来たんやろう。」「北海道はこんなに寒くない。」酪農家と2人で大笑い。 また

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          奇跡の連鎖-感謝の旅-

          私が30歳過ぎに離婚した時に青年団時代を知ってる隣町の後輩が、「福島さんは本当に波乱万丈の人生やね!」と言ってたらしい。 その後に家畜人工授精師として開業、牛乳販売店「宅配のたんぽぽ」の開業、病気で倒れる。 その時は波乱万丈の入り口だった。  44歳で脳卒中発症で倒れたときに2週間意識不明! 今、生きていることが『奇跡』だと考えていた。 しかし、こんな私にも先祖があり、父と母で計2名、2代前には祖父母計4名。 3代前には曽祖父母で計8名合計14名・・・・・ 先祖

          リハビリ散歩 -昨日にちょっと積み重ね-

          先週より朝6時過ぎに1日おきにリハビリ散歩を始めました。 6時を過ぎると明るくうっすら汗をかくぐらいです。 昨年秋ごろに足を鍛えるために母のための浴槽台(約20㎝)を昇り降りを30回から初めて段々回数を多くし70回になった頃に、腰が痛くなり中断した。 リハビリ散歩と浴槽台を昇り降りを日を変えて順繰りに無理をしないようにしてたのだが、やはり始めると無理をしてしまう(^-^; また、リハビリ散歩を短い距離を40分ぐらいからのんびり始めます。 何かの記事にで30分連続の歩

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          『脳卒中リハビリ闘病記 -本当にドジです・・・-「Reborn」-』

          牛乳販売店を経営してた頃(2006年頃)7時30分頃に事務所に出社したらあまりに日差しが強くジリジリと暑いので、玄関先と倉庫入口にしつ(水)をまこうと思いつき、いつもは短いホースで地味に放水してましたが、身体の調子もいいし夕方には友人との楽しい会食もあるしと、朝から気合が入り、ルンルン気分でした。 裏の倉庫からホースを準備して水道につなぎ、放水するとホースがねじれて度々中断。 「これはいかん!」一度きちんとホースをまっすぐにしようと、歩き出した途端に右足がもつれその場に右

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          西内隠れ家&「出放題」2回目掲載  4月の報告【中旬】

          4月11日(木)西内隠れ家 「福島も知っちゅうTさんに魚貰うたき一杯やらんかぇ」とのお誘いにまたまた参戦(^-^; いつもの漁師仲間の中澤さん、西村さんも顔をそろえた。 Tさんは22年前の脳卒中に倒れたときに所属していたライオンズクラブでお世話になった方です。お宅に数人でお邪魔してワイワイにぎやかにふざけながら痛飲したことを思い出します! あの頃は、まだ街が明るく元気だったと懐かしく・・・ 今回も新鮮で美味しい肴を贅沢にいただきました。 宴を終える頃で二人になった

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