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ゴールデンウィークも後半。日本は世界でもトップクラスに祝日の多い国

こんにちは。佳輪(かりん)です。
贈り物向けに名入れのできる縁起物の包丁を販売しています。


ゴールデンウィークも明日から後半です。

今までゴールデンウィークといえば
"連休で嬉しい!でもどこも混んでるしどうしよう…"
くらいの感覚しかなかったのですが、祝日が4日と週末が組み合わさった大型連休です。

この祝日4日の名前はご存知ですか?
4月29日が昭和の日
5月3日が憲法記念日
5月4日がみどりの日
5月5日がこどもの日
です。

"それくらい知ってる"という声が聞こえてきそうですが、こんな祝日が集まるタイミングで祝日について調べてみました。


祝日について

日本の祝日は法律で決められています。

「国民の祝日」は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)により、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために定められた「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」です。 国民の祝日に関する法律では、年間に計16の日が「国民の祝日」とされ、それぞれの日の趣旨が定められています。

国民の祝日について(内閣府ホームページより)


祝日は「日本人がより豊かに、暮らしやすい社会を目指して、みんなでお祝いしましょう」という日ですね。

今は様々な働き方があるので祝日は誰もがお休みの日ではありませんが、祝日の意味とそれが制定された背景を知ると、一日の過ごし方が変わるかもしれません。

年間に16日も祝日がある日本は、世界でもトップクラスに祝日が多い国です。欧米諸国の祝日は10日程度なんです。


祭日とは

休みの日を「祝日」と呼んだり、「祭日」と呼んだり、「祝祭日」と呼んだりしませんか?

実際「祝日」、「祭日」、「祝祭日」はどう違うんでしょうか?

答えからいいますと、現在は法律で定める休日は「祝日」しかありません。「祭日」、「祝祭日」はないんです。

ではなぜ「祭日」というかいうと、文字通りお祭りの日のことをかつては「祭日」と呼んでいました

このお祭りの日とは、皇室の祭典や神社のお祭りなど重要な宗教儀礼を行う日のことです。「祭日」自体がなくなったわけでなく今でも行事が執り行われていますが、「祭日」を休みとする制度は1947年に廃止され、先述の「国民の祝日に関する法律」が新たに制定されたのです。

かつての「祭日」の中には、現在の「祝日」に受け継がれた日もあります。

2月11日 建国記念の日(紀元節)
3月20日頃 春分の日(春季皇霊祭)
9月23日頃 秋分の日(秋季皇霊祭)
11月3日 文化の日(明治節)
11月23日 勤労感謝の日(新嘗祭)

カッコ内が、かつての祭日の呼び方です。

まとめ

改めて「祝日」と「祭日」の違いを調べてみました。いかがでしょうか?日本人はお祭り好きですが、そのお祭りがなぜ行われているか知っている人はあまり多くありません。お祭りはイベントを見たり、出店の食べ物を楽しむ日ではありません。そのようなことも楽しみの一つですが、祝日などお休みの日にお祭りのルーツを辿ってみるのもいいかもしれません。


佳輪のブログでは今後も日本の気になることを発信していきます。また覗きにきてください。


佳輪(KARIN)


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