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【七十二候】牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹は春の終わりをお知らせする花

こんにちは。佳輪(かりん)です。
贈り物向けに名入れのできる縁起物の包丁を販売しています。


七十二候の牡丹華(ぼたんはなさく)は、牡丹の花が咲き始める季節です。
牡丹は二十日草と呼ばれますが、たった三日ほどしか咲かない花なんです。季節は春の終わり。牡丹の花が散ると暦の上では夏がやってきます。


牡丹は中国発祥の植物です。その豊かな色、形、大きな花弁から「百花の王」とも呼ばれています。富や名誉の象徴として、多くの文学や作品にも描かれています。陶磁器などに描かれた牡丹の花を見たことがあるかもしれません。


日本には平安時代に伝わってきました。もともと薬用植物として入ってきた牡丹ですが、庭園文化と共に日本各地に広がっていきます。

牡丹は花が散るときに、頭からではなく、花びら一枚一枚が落ちていく様子から、縁起のいい花と言われています。また、牡丹には邪気を払う力があるとも考えらえています。


今の季節日本全国で牡丹祭りが開催されています。

北の方や南の方は気温の差で、まだだったり、もう終わってたりしますが…

ゴールデンウィークの人出も気になるところですが、ご近所の牡丹祭りを調べて訪れてみるのはいかがでしょう。


佳輪(KARIN)

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