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「児童の保護」に関して、踏み込んで考える。 ②

第1弾がそれなりに書けたので。今度は包括的性教育と子供の話。

第4章

包括的性教育の批判と社会の保守化について

「包括的」性教育(Comprehensive Sex Education)は、今やホットなテーマである。折角なので、ここでは私見と保守派とリベラル派双方への批判を述べる事に致す。

「包括的」としたのは英語の話なので日本語話者にはわかりにくいが、"Comprehensive (Sex Education) "と"Inclusive(以下略)"には微妙な違いがある。
英英辞典で調べてみると次のようにある。

Comprehensive
1.完全、または広範囲にカバーすること。

https://www.merriam-webster.com/dictionary/comprehensive

Inclusive
2.全員を包括する
歴史的に除外されてきた人々に寛容であったり、認めること(例えば人種、ジェンダー、セクシュアリティ、能力)

https://www.merriam-webster.com/dictionary/inclusive

簡単に言えば、Comprehensiveは全体をカバーすること、Inclusiveは歴史的に差別された人も含め包括することらしい。
この違いを自覚はあるにせよ意図的に混同しているのが昨今の活動家だが、改めて定義を確認するとまた違う視点が見えてくるのではないだろうか。

特に昨今は包括的性教育の行き過ぎで保守派が勢い付いているが、私はこの結果になった事は結果的に自由を奪っていると思う。
次から本題に入る。

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