山県市、鳥羽川のさくら並木を歩いた日
先週、岐阜市内では桜の満開が宣言されたので、岐阜市に隣接する山県市(やまがたし)の桜はどうなんだい!ということで、先週末に母とワンコを連れてお花見に出かけてきました。
今シーズンのお花見では、まだ愛用の一眼を持参することをしておらず・・・というのも、一眼使用後は、カメラのレンズについたホコリの掃除などをするのですが、今年は花粉や黄砂などの大量飛散もあり、なんとなく一眼使用を躊躇してしまっております!(言い訳、言って言いわけ!ではないw)
そこで、今回もスマホカメラで桜の撮影をしてまいりましたので、皆さまにお裾分けできたらと思います♡
それではよろぴくです♡
自宅から車で約25分で到着した山県市の鳥羽川。
鳥羽川の桜はほぼ満開でした。
こちらの鳥羽川の桜並木は片道約3kmになり570本もの桜の木が植えられているようです。
去年もお花見をしに鳥羽川に訪れたのですが、その時は桜も散り始め最盛期も過ぎていました。
桜並みの横で流れる鳥羽川は、標高330mの平井坂峠という峠が水源のようなのですが、水量が多かったので雪融け水や雨水が流れてきているのでしょうね。
山県市は、豊富な水の影響もあって田んぼが多い地域です。
この日の気温が25℃の夏日予想だったので、いつもより早く、朝7時半に自宅を出発しました。
また、この日は日曜日。本来ならまだ布団の中なので、ワンコもビックリとワクワクが混在していました。w
川の中の植物は水草って言うんですかね?
水草が川の流れに身を任せて、ゆったりと優雅に泳いでいる様を眺めるのが好きなんですよね~。
このような素晴らしい景観を堪能することができ、570本もの桜の木を植樹された先人の皆様に感謝です。
この場所は、元々「鳥羽川サイクリングロード」と名付けられており、近くの施設においてレンタサイクルも可能とのことです。
この日も家族でサイクリングを楽しむ人たちを大勢拝見しました。
桜と芝桜の共演。くぅー!なんということでしょう~!
おそらく地元住民の皆さんの手によって演出されていると思われます。
今回は、母とワンコを連れて、山県市は鳥羽川サイクリングロードの桜並木を堪能することができました。
ちょうど見頃を迎えていた桜の下を歩いていると、時折すーっと爽やかな風が吹き心地よかったです。また、満開の桜の下にいると、心も落ち着くのがなんだか不思議な気持ちにもなりました。
そして、桜の時期に日本人が楽しむ「お花見」という文化の始まりは平安時代まで遡り、当時の貴族が桜を見ながら歌を詠んだり、蹴鞠をした行事が始まりで、次第に農民の間でその年の豊作を願って、桜の木の下で宴会をするようになったと言われています。(さくらは、農耕の神様が居る場所という意味があります)
そのような日本の桜は、外国人の中でも人気のようで、日本の桜を見るためにわざわざ来日する人もいますし、桜の経済効果に関しても1兆円を超す規模となっているようです。今やお花見文化は、日本人だけではなく世界中の人たちも虜にしている文化となっています。
(ここからはわたくしの考察です)
今から1380年ほど前の西暦645年の大化の改新以降に始まった日本をユートピアの国にしよう!作戦。そして、そこから大宝律令が始まり現代の官僚制へと繋がっていくことを考えると、「ユートピアの国」というのは一体誰にとっての「理想郷」だったのか?と、皮肉を込めて問いただしたくもなるわけなのですが、そこは一旦冷静になって、今年も満開の桜の美しさに見惚れることができ感謝の気持ちに満たされました。
桜が満開になったと思ったら、散ってしまうまでも一瞬で…その一瞬の時をできる限り楽しみたいと思います。
本日は、お立ち寄りいただきありがとうございました。
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