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こむちゃ終了について

 先日、発表されたこむちゃっとカウントダウン終了のお知らせ。
 文化放送で、20年以上放送され続けて来た名物番組です。
 主にアニソンを軸に、視聴者や売り上げ等を換算したランキングを発表し、その時々のアニソントレンドがすぐにわかる内容となっています。

 前置きはこれ位にしておいて、僕自身、今回のことは、ショックも大きかったのですが、よくよく考えると自然なことであって、仕方ないことだと思います。
 その最大にして、唯一の理由。櫻井孝宏さんの不倫騒動。これに尽きるというか、これしかありません。全ての原因であり、これが無ければ、番組が終わることも無かったと思うとこの問題の大きさがよく分かると思います。
 PS元気です孝宏も、突然の終了。原因は、不倫でしたが、その相手が担当作家ってのが、本当に言葉に出来なかったというか。
 スポンサーも、出来れば、早く切りたかったと思います。本当、こむちゃという番組は、櫻井孝宏さんがずっと、続けていた番組であり、昨年は声優アワードにて、パーソナリティ賞を受賞する程の実力者だっただけに、その影響は余りにも、大きく、波紋は未だに燻ってます。

 故に、新規リニューアルで、番組を変えないとこの問題は一生、続くと思い、切られるのは、自然の摂理というか、何と言うか。
 本当に残念という気持ちとその番組を始め、番組を終わらせた櫻井孝宏さんの今の心境は、一体、どうなっているんでしょうか?

 皆さん、櫻井さんが憎いとか、櫻井の声聞きたくないとか、色々あるし、否定も肯定も致しません。それが普通で、それが自然だと思います。
 僕も、櫻井さんの大ファンなだけに、未だに気持ち悪さは払しょく出来てないのですが、だからと言って、櫻井さんの全てを否定するのも、間違っているような気がしてなりません。
 不倫をした所為で、降板が立て続けに起きるとか、その声を二度と聴きたくないとかという忌避反応は当然と思いますが、櫻井さんの演じて来たキャラが、変わるのは、素直に寂しい気持ちとだからって、その声をまた聴いたら、吐き気がするんじゃ?という気持ちに挟まれているのも、また事実なんですけれども。
 所詮、不倫もそういう話も、言ってしまえば、他人事であり、何の関係もない。あったことも無ければ、話したことも無い人に対して、そういう感情を考える方がおかしいというか。個人の自由ですけどね。
 それを加味した上で、櫻井さんは実力もキャリアもあって、何より、面白い。毒気があって、人の芯を突くのが、とても、上手。聞き心地がよく、ご意見番のような安心感もありました。社会に反し、自身のスタンスを崩さない所も好きでした。
 
 櫻井さんが降板してからのこむちゃは、本当に色々考えてしまいます。
 もしも、櫻井さんがいたら?あの鋭く、アーティストを貫くような話が聴けたならと。今のこむちゃは、言い方はよくないんですけど、どうしても、櫻井さんがいたら?とか、物足りないとか、優し過ぎて、ちょっと、辛いとか、考えてしまいます。悔しいんですけど、あの人は天才なんですよ。人間性は、ともかくとしても。
 それだけ、20年以上、1000回以上、やっていたことの重さは大きく、揺るがない程の正義だったと思えば思う程、今回のことが、残念で仕方なく、何よりも、辛いことかもしれません。
 櫻井さんの降板も、公式ツイッターのみで、放送内では一切触れないという徹底ぶりというのも、気持ち悪いけど、仕方ないですよね。

 それ以上に、一番酷なのは、白石晴香さんです。もしも、声優アワードで、パーソナリティー賞を来年受賞するなら、彼女しかいないだろうと思う程に(今年は無しでした。もしかしたら、もうないのかも)。
 代打の方と一緒に、番組を盛り立て、体を張って、サポートし続けた白石さんの努力には、形容出来ないものがあると思います。
 突然の休止からの降板。一切触れず、何事も無かったように、番組進行、何より、20年続いた番組の責任の重さ、どのアーティストさんも、真面目に楽曲を聴き、勉強した上でのゲストトークと本当に彼女が居なかったらと思うと本当に可哀想としか言えないです。


 この番組を初めて聴いたのは、МОB(DGSにて、結成されたエアバンド)回だったと思います。その回で、大爆笑したのは、いい思い出です。
 それから、2018年に聴き始め、サイン色紙もGETしたり、ラジオにて、採用されたりと楽しい思い出ばかりの番組でした。
 宮野真守さんが出てくる回は、必ず荒れ、滅茶苦茶なんですけど、それが楽しくて、笑いました。代打で鷲崎さんが来た時もありましたが、櫻井さんは扱いが分かっているだけに、物足りないというか、何かなぁと思ったり。
 坂本真綾さんゲスト回も、ビタミンМはおとなしいイメージの真綾さんが、凄くぶっちゃけて、ドSな感じがファン改め、信者には、ぶっ刺さりまくったのは、ありがとうございますというか。
 先ほども話したМОB回も、滅茶苦茶過ぎて、69だったと思います。本当に、ОNО‐Dさんを上手く使いこなす櫻井さんや、それに振り回される白石さん。裕香さんは、適当にあしらっていたけれど。
 こむちゃライブも、配信で観たりもしました。楽曲買わなかったのは、後悔ですけど、まぁいいか。色んな思い出をくれたこむちゃっとカウントダウン。
 
 今後、こむちゃっとカウントダウンは終了し、新しいランキング番組が始まると思います。まだ、確定ではないですが、そうなるとしか。それこそ、諸悪の根源たる櫻井孝宏を完全に廃する程の勢いで。
 白石さんも、切らないと櫻井さんを想起してしまうので、残念という気持ちとお疲れ様でしたという気持ちが強いですね。本当にずっと、頑張っていたことを、リスナーとして、知っているだけに。本当に白石さんはこれからも、応援していきたいですね。文化放送でハコ番組作ろう。

 それに限らず、佐倉としたい大西や、石川界人のとまどいイルカ等、A&G終了するんじゃないか?と思う程に、大刷新が続いているだけに、今回の件は凄く大きかったと思います。
 本当にこれから、どうなる文化放送。新しい番組って、そんなに作れるもんですかねぇ?

 とりあえず、こむちゃっとカウントダウンの最終回まで、見守る所存ですが、どんな最終回になるんでしょうね?皆さんも、文化放送で毎週土曜23時に放送中なので、是非とも、聴いてみて下さい。

追記 3月14日発表記事

 まさかの新番組。しかも、白石晴香さんは継続という。いいんだか、悪いんだか・・・・。
 櫻井さんの代わりは、安元洋貴さんとなり、番組もリニューアル。恐らく、ランキング要素を廃するのかな?
 実際、安元さんはここ最近、本人の出演する番組を卒業が目立っていただけに、この為の伏線だったということでしょうか?
 安元さんと言えば、業界屈指の名司会者声優。トーク回し、引き出しの多さ、ツッコミからボケに至るまでの安心感と芸人顔負けの司会者声優だと思います。
 こうなってくると代打パーソナリティーとして、こむちゃに出演していた声優さんは全て、オーディションだったということでしょうか?その中で、一番安心感があって、代わりを務められそうだったのが、安元さんだったということになるのかな?
 個人的に、古賀葵さんが出ていたので、彼女が選ばれるのかな?と思ってたんですけど、違うみたいですね。本当に何だったのか?

 ともあれ、安心感のある人なので、嬉しい反面、これでいいんか?という不安もありますが、白石さん降板しなくて、良かったということで。
 社長自身、櫻井さんには、感謝していると言ってますが、総合的な判断下されても、仕方ないよね。そりゃそうだと言わざるを得ません。
 とりあえず、こむちゃは終わり、新番組「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」が開始になるみたいなんで、その日を待ちましょう。

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