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kenohiの「いま」と「これから」(2020年3月)

<小さな喫茶食堂kenohiの収支記録>
kenohiの「いま」と「これから」シリーズでは、下記について書いています。

・毎月(収支確定時期の関係で前月)の収支状況について
・実施したことについて
・これからやることについて
・1ヶ月振り返っての所感

※kenohiについてはこちら

3月の収支が確定したので、更新します。
(kenohiの裏側とか知りたくないよ!という方は下記の目次から2へ飛んでください)
※また、後日、1年間の振り返りを書く予定です

※サムネイル画像は、最近開始した珈琲の豆販売。このステッカーを貼るだけでkenohiとわかる...いいアイコンを作っていただいたなあ。

1. 収支

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○収支:+82,879円

 ・売上:799,008円
 ・費用:716,129円

3月も黒字でした。
昨年9月からの連続黒字、継続となりました。

単価は平均的ですが、客数が多かったです。

3月中旬までは、予防対策なくお客さんを受け入れていました。
住宅街のため、在宅ワーク等の影響でお客さんが増えていました。
手放しに喜ぶことは、できません。

売上の割に利益が少ない要因としては、消耗品費が高くなったためです。
1周年用にオリジナルTシャツやオリジナル栞を発注したり、
お弁当販売実施のための資材購入、そして浄水器の交換など...
これらを購入したために、高くなりました。必要経費です。

[日別売上]

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[新規/既存]
初回来店か否かを会計時に計測しています。
・新規:25%
・既存:75%

[番外:4月直近]

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火曜定休から土日定休に変更し、営業日数が減り、
そして客席もほぼ半減しましたが、黒字ペースで進捗しています。

テイクアウト販売の売上はおよそ3割。
実施していなければ確実に赤字ペースでした。

とはいえ、いつガクンと下がるかは分からないので(社会情勢によっては、住宅街といえどもゴーストタウンのように、誰も出歩かない、出歩けなくなる可能性もあります)、安心は全くできません。

2. 3月にやったコト

・3/1 第1回読書会

10名の方に参加いただきました。
ゆったりと、みんなで静かに各々、本を読む時間。
これからもやりたいなあ...。オンラインでも、できるはず。

・3/4 カーヌーン体験会

kenohiお客さんでもある、音楽家のみちこさんがカーヌーン体験会を実施してくださいました。
世の中が落ち着いた際には、またやりたいなあ...。

・3/23-4/26 展示【My sketch book】

圧巻です。独創的な展示方法、色使い、表現...。
これまでにないユニークさです。
春から高校1年生の方がお一人での企画ですから、驚きです。

どこか温かみのあるイラストたちが、kenohiを明るくしてくれています。

・3/29 第2回読書会

この数日前から感染拡大が本格化してきて、実施を迷いました。
当時の判断が良かったのか、悪かったのかはわかりません。
人数制限をかけて、雪の中でしたが、窓全開で実施しました。


3.世の中の変化に適応するためにやったコト

この1ヶ月、怒涛の忙しさでした。

本当にありがたいことに、お客さんが増え続ける中
世の中の変化に対応する必要が出てきました。
時系列順で、書きます。

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3/25:土日の外出自粛要請が出る
3/26:お弁当資材発注、営業方法について告知
3/28(土):お弁当販売開始、入店者制限や換気など、対策実施本格化
3/29(日):キャッシュフローの確認、これからの方針検討

4/1:お菓子を、お持ち帰りいただきやすいマフィン中心に変更
これからの方針決定。(営業日変更、支援方法決定)

4/12:小池都知事の要請を受け、営業時間変更

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一番良かったのは、3/25の会見を受けてすぐにお弁当資材を発注したこと。
これによって、すぐにお弁当販売開始できました。
売上減少を防ぐことができましたし、今もできています。

また、noteのサークルも始めてよかったです。
今起きていることは、短期的なものではないと思っています。

継続的に収益化できて、そしてもちろんお客さんに
価値を返せるものの1つとして始めてよかったです。

4. いま考えていること(&雑記)

今後の方針はもう決めました。

1. 店舗営業は自粛要請に従いつつ、可能な限りの対策を実施しながら続ける

2. noteサークル、オンラインショップをやりっぱなしにせず、質を高めていく(1に変わる収益の柱として育てていく)

3. インスタライブや本の貸し出しなど、収益にならなくても、1,2以外でお客さんに提供できる価値を模索し、提供することを辞めない

4. デリバリーは極力やらない。僕がひたすら「料理をする機械」になるのは精神的に苦しいから。最終手段。

5. 条件を満たした(一定の売上減少)瞬間に、即座に1年分の運転資金を無金利で借りる。

4月は、直近始めた色々なことを、きちんと形にしていきます。

以上です。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

kenohiという小さな喫茶食堂を運営する中で思うことや考えていることを書きます。もし、万が一、応援したいと思ってもらえましたら、サポートいただけると嬉しいです。