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2023年春、保護猫に出会った①媒体選び・家チェック

先日、保護猫の里親になりたいことをシェルターの方とお話して、結論保護猫カフェで探すのが良いかもねという話になりました。

それがいいと思ったのですが、保護猫カフェに行くと「皆可愛い!猫最高!この空間最高!」という気持ちに溢れて、なかなか「この子」という単体で捉えることに時間がかかり…苦笑

もう1回訪れようと思ってる間に、トライアルが決まってしまって会えなくなることも。(嬉しいけど!幸せになってね!)

面白いほどやたらと猫さんにモテる夫

また、複数猫さんでの譲渡を希望されたり、先住猫がいる家優先のケースもあったり。年齢の幅広い猫さんがいるため、仲良くなれても自分たちの希望条件と合わない事もありました。

なので、先日は一番ハードルが高いと感じていた、1:1で最初から会える「お見合い」も活用してみたいなとなったのです。(1匹を好む猫さんかどうかや年齢を紹介文で最初からスクリーニングできるし。)

まずは媒体選びから

ジモティーを今回は使ってみました。「ペットのおうち」や「OMUSUBI」や「ネコジルシ」や「ハグー」なども並行して見ていました。

何故ジモティーで問い合せたかと言うと
・譲渡会への誘導ではなく個別お見合いも多い
・色んな人が登録しやすいので猫の母数も多い気がする
・1-3歳くらいの子や元野良の子もたくさん載っている
・どこに保護されてるのか、現在の居場所がわかりやすい(最寄り駅が一覧で見れる)
・登録すれば問い合せにお金がかからない
という理由からでした。

サイトによって、載ってる猫さんの特徴(年齢や保護経緯や保護場所や猫種や会い方など)が違うので、自分が探している子が多く載っているものを見つけるのがいいと思います。

どんな子に会いたいか

私は「近くで生まれたり保護されてる子がいい(ご縁を感じるので)」「出来たら子猫すぎず1歳から3歳くらいがいい」「一匹を好む子がいい」「とにかく健康で、血統書のない雑種の元野良(短毛)がいい」と、わりと希望が明確だったので、その条件で毎日家の周辺の情報が更新されていないかチェックしていました。

血統書のない雑種がいい理由は、実家の雑種わんこがとにかく可愛くて仕方ないので、私が雑種の大ファンだからです。血統書がある子ももちろん可愛いんだけど人気もあるし、うちじゃなくても幸せになれるかなと。また、元野良が良いのは、人間と過ごす楽しさや喜びを味合わせてあげたいという私のエゴです。笑

そして、たまたまとても近くの動物病院に保護されている猫さんを見つけました。目が止まるほどに物凄く可愛く、ご縁も感じるし、場所的に夫も誘いやすいし、どうしても会ってみたくて問い合わせました。

※ジモティーは登録者が、個人だったり団体だったり色々ですが、私は実績が沢山あり動物病院と連携している、野良猫の保護主さん(個人)に連絡しました。「捨てたい」「引き取って欲しい」と思っている本人とのやりとりになると、トライアルやアフターケアも期待出来ないですし、押し付けられたみたいでなんだか悲しくなってしまいそうだったので避けていました。保護団体だとルールが厳しかったりすることもあると聞いてたので、結果的に柔軟に対応してもらえる個人のやり取りで私は良かったです。

保護主さん、家に来る。

保護猫の里親希望になると、色々プライベートなことも深堀して質問されると聞いていたので身構えていました。また飼育歴がないため、複数応募があった場合優先順位は下がるかなと思っていました。

ですが、花丸に目が止まった理由や、いずれは保護猫をお迎えしたいと思っていたことを丁寧にお伝えすると、保護主さんは「ご縁があるかもしれませんね」とスルリと受け入れて下さりました。

また、預かられている病院の方も「飼育歴が無くても我々がサポートしますので、お話進めて下さい」と、これまたスルリと受け入れて下さりました。

(後日談ですが、実は花丸への希望者は複数名いて、我々以外の方は断ったとの事でした。我々が選ばれたのだ…!)

お見合いの前に保護主さんが家を訪れてくださり、脱走防止のこととか観葉植物のこととかを色々教えてくれました。

猫ヲタクのおじさんで、保護猫を幸せにすることに物凄いこだわりと熱量がある方でした。

一方で、あんまり厳しいことはおっしゃらず
「100点満点の飼い主さんなんていませんから」
「会ってみて一緒に住みたいと思えるかが大事だから、そんなに重く考えすぎなくて大丈夫」
「違うな〜となる事も、猫も人間もお互いあるからその時はその時」
と柔軟な考えの人だったので安心しました。

脱走防止を気にされるあまりお風呂や寝室まで見られたとか、源泉徴収票を見せろと言われたとか、万が一の時の保証人を用意しろと言われたとか、怖い噂も沢山聞いていましたが、おじさんはプライバシーにも配慮して下さり、サラッと帰ってくださりました。

会いたいと思った猫さん


何百匹も毎日猫さんに媒体上で出会いましたが、唯一問い合せて会うところまで進んだ子。名前は「花丸君」💮

棒立ちの花丸。おりこうさん?ぼーっとしてる子?笑

まず、名前がいい。気分が上がるし、縁起がいい感じだし、毎日「花丸」な気分で過ごせるんじゃないかと、単純な私は思いました。笑

そして紹介文にはこう書いてありました。

性格は温厚で甘えん坊。広い空間でフリーにしてしまうと怖くて逃げたり隠れたりしてしまいますが、ケージの中ではゴロスリで、撫でられるのが大好きです。(⋯中略⋯) 他の猫とケンカはしませんが、猫は余り好きではないらしく、1匹で行動することを好みます。先住猫さんのいないお家が向いています。

ジモティーの紹介文

1匹でのびのび暮らしたい花丸。色んな猫さんがいる病院より、うちの家の方が心地よいかな、なんて思いました。

撫でられて舌ペロり。

しかも去年の年末に仲間達は全員保護されたと言うのに、この子だけ急に3月になってその現場にフラッと現れたとか。私たちとのご縁を待ってたんじゃないの!?(おバカ)

写真を見れば見るほど、この子が1番可愛くて可愛くて、たまらなくなってました。毎日写真を見てました。他の子は写真に撮られていることにハッとしてる表情や、動いてるものが多かったのに、花丸はぽやんと座ったり寝てるものも多く。

夫を何とか説得し、会いに行くことにしました。
念の為何枚か他の猫さんも夫に見せましたが「花丸が1番親しみやすそう」とのことでした。笑

ご対面が待ち遠しい!

この子が私達を待ってるせいでご縁を逃してしまったらと思うと可哀想すぎて、トライアルになるにしろ、ならないにしろ、早く会おうと思いました。

なでなで好きそう。可愛すぎる。

1週間後の日曜日。もともと花見ドライブの予定の日でしたが、夕方にお見合いをねじこむ。

そしたら、なんとその日は雨。晴れ夫婦の我々にとって、雨で予定が無くなることは珍しい。

花丸君に会うためなのかしらと妄想が膨らみました。花見の日に花丸に会いに行くなんてなんかいいじゃん。

対面後のお話は次に続きます。

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